【試験本番で緊張に押し潰されないためにやるべきたった1つのこと】
こんにちは!ポラリスアカデミア代表の吉村です。
今日は『試験本番で緊張に押し潰されないためにやるべきたった1つのこと』というテーマでお話していきたいと思います。
中学受験、高校受験、大学受験共に入学試験日が近づいてきましたね…
・まだ緊張の実感が湧かない人
・既に不安でいっぱいな人
・ちょっと緊張してきたかな…という人
様々だとは思いますが、第一志望校の入試本番は全員もれなく緊張します。
「本番緊張したらどうしよう…」って方に向けてもう一度言いますと、【試験本番は”全員もれなく”緊張します】。
これが事実なので、受け入れた方が良いです。人生をかけた大勝負なので緊張しないわけがないですよね。
でも実は、緊張って全然悪いことじゃないんですよ!
緊張=ガチガチに固まって上手くいかない、と思っている人が多いですが適度な緊張はパフォーマンスを上げるっていう法則もあるんです(ヤーキーズ・ドットソンの法則っていうので気になる人は調べて見てください)。
じゃあこの適度な緊張を実現するためには何をすればよいのでしょうか?
本番で緊張をほぐしてリラックスしたり、集中力を高めたりするテクニックは沢山ありますが、ここでは今からできて効果絶大の最適な緊張実現法をお話します。
試験本番で緊張に押し潰されないためにやるべきたった1つのこと、それは
『緊張する自分をメタ認知し、本番だと思って過去問演習に取り組むこと』
です。
たった1つといいつつ2つ要素が入ったような中身になりましたが許してください。では説明していきます。
まず、メタ認知って何かご存じですか?定義は「認知していることを認知していること」。今回の意味で言うと、緊張している自分を客観視して、「自分今緊張しているな」と見れることです。
緊張した時って目の前のことにガーっとなってしまうので冷静になれないんですが、緊張している自分をメタ認知できると落ち着くことができます。
これを実現するには冒頭で申し上げた【試験本番は”全員もれなく”緊張します】ということを受け入れることが必須です。
もう一度言っておきます。【試験本番は”全員もれなく”緊張します】
さて、もう一つの「本番だと思って過去問演習に取り組むこと」ですが、これは日々の勉強でのお話ですね。
本番通りに過去問演習を行ってください。机の上や周りの環境、静かさ、時間帯など、全てを本番に限りなく近づけて下さい。
オススメは土日に1日使ってどこかの自習室や図書館に行き、机の上は問題用紙と紙とシャーペン、消しゴム、時計だけにして試験時間割通りに過去問を解きましょう。
起床時間も本番を想定したもので。
この練習を本番までに何度繰り返せるかによって、本番でどれだけのパフォーマンスを発揮できるのかが決まります!
毎週末この訓練をしてきた人とそうでない人で、どれだけの差がつくのかは簡単に想像できますよね…
試験本番をなるべく”いつも通り”の状態に近づけることが鍵になります。
こうすることで緊張の平均値が下がり、かつ緊張している自分をメタ認知することで急な緊張にも対応できます。
ここまでやって初めて、準備万端と言えるんじゃないかなと思いますので是非今週末から実践してみてくださいね。
今回のコラムは以上になります!
次回もお楽しみに~!