勉強は気合じゃないくテクニック!?効率的暗記術
こんにちは!ポラリスアカデミアの矢野です!
今回は効率的に暗記するために知っておくと便利な情報をご紹介したいと思います!
「勉強は気合じゃないくテクニック!?効率的暗記術」
暗記、勉強では必須になってきますが苦手な人も多いのではないでしょうか?苦手でなくてももっと効率よく覚えられたらいいのになと思っている人も多いと思います。
今回は心理学から導き出された効果的な勉強方法をご紹介いたします!
・徹夜は絶対NG
定期テスト前など徹夜で勉強しているそこの君!定期テストの勉強をコツコツ行ってきた人たちと比べて受験勉強で苦労することが多くなること間違いなしです。なぜなら動物は寝ることによって記憶の定着をしているからです。
睡眠の中でもREM睡眠が、記憶の定着に大変大事な役割を果たしていることが知られています。
動物実験で、REM睡眠だけ阻害した(邪魔をした)ラットは、迷路の順路を記憶するなど新しい学習が全くできなくなるという結果が得られています。人間の場合も、昼の間経験した様々な事柄を、REM睡眠期間中に整理して記憶として定着させることがわかっています。夜の方が集中出来るから夜勉強をしたいと思っているのならまず生活習慣の改善から必要と言えるでしょう!
・暗記には場所が関係している!?
結論、暗記をするならテストと同じ環境下で勉強しろ!
心理学の研究で水中もしくは陸上で同じ単語学習をさせた後、同じく水中もしくは陸上でそのテストを行った結果、水中で学習した単語は、陸上でテストするよりも水中でテストした方が、陸上で学習した単語は、水中よりも陸上の方が、成績が良くなりました。すなわち、学習した環境とテストする環境とが一致した場合に、より成績が良くなったのです。
そう!つまりその事柄に直接関係のないことでも思い出させるのに役立つのです!
受験本番と全く同じ環境を作るのはなかなか難しいですが、筆箱や消しゴム、シャーペンなど普段の勉強と試験本番で使うものを同じにすると効果があるかも?
・エビングハウスの忘却曲線
テストの前からしっかりスケジュールを立てて勉強してきたのに、前に覚えたことを忘れてしまってテストで答えられなかった、こんな経験は誰にでもあるかと思います。
現在の心理学を作った研究者の一人とも言っていいエビングハウスは、自らが実験台となって、人間の記憶がどのくらいのスピードで失われるのかを調べました。
20分後 42%
1時間後 56%
1日後 67%
6日後 75%
31日後 79%
こんなにも早く記憶は消え去ってしまうのです。ではどうすればいいのか?
適切なタイミングで復習をする。たったこれだけでいいのです。
まずは急激な忘却が生じる1日後、さらには1週間後、1か月後など間隔をあけて復習をすれば,記憶は定着していきます。記憶は薄れることを前提に学習計画を作っていきましょう!
・試験中に焦らないために頭をリセット
試験の問題に回答していて、絶対に覚えているはずなのに、それを思い出せないという経験をしたことはありませんか?この現象、心理学の世界では、Tip of the Tongue(舌先)現象と呼ばれています。
日本語でいう、「喉まで出かかっている」状態ですよね。試験本番の時にこんな状態になったらパニックになるかもしれません。でも落ち着いてください。あなたの頭の中に必ず答えはあります。この現象の背後には、記憶の中を探していて、最初に見つかった候補に固執してしまい、そのほかの答えの候補を探せなくなっている可能性が高いです。クイズ番組とかで、「あ」から始まる都道府県名をすべて答えよ、という問題が出たときに、最初に「青森」をおもいだしてしまい、それ以外が思いつかなくなってしまった状態と同じです。
こんな状態になってしまったら、一回最初の検索をリセットする意味でも、ほかの問題を解いてみて、しばらくたってから落ち着いてその問題に戻った方が得策です。
まとめ
いかがだったでしょうか?上記のことを気を付けて勉強するだけで成績が上がるわけではないですが、効率的に勉強したいと思っているのであればぜひこちらを参考にしてみてください。
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