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【確実】共通テスト数学で高得点をとる勉強法

この記事の対象:共通テスト数学で伸び悩んでいる・点数が安定しない受験生

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共通テスト数学の概要

共通テスト数学の形式は第一問+第二問+第三問から第五問で二問選択の合計4問を解くというものになっており、制限時間は70分に設定されています。センター試験の数学の制限時間は60分でしたが、10分長くなった理由としては問題の導入文や登場人物の会話文が追加されたからだと考えられます。求められる数学的能力のレベルはそこまで高くありませんが、共通テスト特有の形式に沿った対策を行っていなければ高得点を取ることはできません。

共通テスト数学には以下のような制限があります。

◎立式や考え方を書くためのスペースが制限されている

◎解答時間に制限がある

今回はこれらの制限に着目して、共通テスト数学で高得点を取る勉強法を紹介していきます!

 

①余白に立式を収める練習をする

普段数学の勉強をするときは、B5のノートを広々と使い立式や論述をしていると思いますが、共通テスト本番ではそこまで十分な余白はありません。小問の変わり目などに1ページまるごと余白がある場合もありますが、そこに立式をまとめていこうとするとページをまたぐことになり、逐一ページをめくりながら立式をしていかなければいけないことになります。ですので、問題を効率的に解いていくためには問題のすぐそばにある余白を使って立式をしていかなければならないのです。

普段広々としたスペースで立式をしていると、いきなり狭いスペースで立式するというのは難しいものですし戸惑いを生みます。そこからケアレスミスを誘発し、最悪の場合雪なだれ式に点数を落とすことになります。共通テストの演習をするときは必ず狭いスペースで立式をして答えを出すようにしましょう。

具体的な方法としては、B5のノートを縦長に三分割して一つの区画のなかに大問一個の立式を収めるという練習をしましょう。どうしてもスペースが足りなくなったら次の区画に移っても構いませんが、できるだけ一つの区画に収めるようにしましょう。

実戦形式の問題集を解くときは余白に立式を収めることだけでなく、どこにどの問題の立式をしたのかをわかりやすくしておく練習を必要になってきます。

立式を問題の通りに順序良く、なおかつ丁寧に残すことで、計算ミスの箇所を特定しやすくなったり、見直しがしやすくなったり、途中で詰まってしまった問題を後から解き直すときにすぐに思考を思い出せたりと得点を伸ばすチャンスを大幅に増やすことができます。

以下、良い具体例と悪い具体例です。

良い例

この例のように、「途中式はどれでどのような考えのもと立てられているのか」「解答がどれで、その解答はどこの解答なのか」をはっきりさせることが重要です。このように解答していくことで見直しやケアレスミスの特定や途中からの再開の効率が格段に向上します。次に悪い例です。

悪い例

このように、「途中式がどのような考えに基づいているのか後で見た時にすぐにわからない」「途中式がどれで解答がどれなのかぱっと見てわからない」「どの解答がどの問題の解答なのかがぱっと見てわからない」というような解き方は点数の伸びの妨げになるので絶対にしないようにしましょう。

②普段から時間制限を意識する

①で紹介した「スペースの制限」に加えて、共通テストの特徴のもう一つに「時間の制限」があります。ここの対策も行っていかなければ高得点を取ることはできません。それでは早速、時間制限対策の方法を紹介していきましょう。

共通テスト数学は1Aが大問4つで70分、2Bが大問4つで60分という時間制限が設けられています。そこで普段の演習では数学1Aは60分、数学2Bは50分で解くということを意識して取り組みましょう。

10分短い制限時間の中で解くことに慣れておけば、本番での不測の事態に対処する余裕が生まれたり、見直しをする時間を十分に取れたりと大きなアドバンテージを得ることができます。

さて、実際に問題を解くとき、一般的な受験生は大問1つを解く間にも何回も時計を確認する動作を無意識のうちにやってしまうと思います。実はこの行為自体がかなりの無駄を生んでいます。

「現時点で残り何分なのか知りたい」という気持ちはわかりますが、時計に目をやる動作、あと何分かを考える思考時間、そのことによる一時的な問題を解く思考の中断、これらの要素が含まれており得点という点に関してマイナスな面が目立ちます。普段の演習から大問一個解いている間は残り時間の確認はせず、途中で詰まって次の大問に行くときか、解き終わって次の大問に行くときのみ残り時間を確認するという練習をしておきましょう。

ここで、「時間を見る回数を減らすとペース配分に不安が残る」と思った受験生は多いと思います。「ペースが乱れる」というのは「問題の途中でどのように考えたらいいかわからなかったり、どう計算したらいいかわからなかったりする」というのが原因です。

ですので、基本的には「時間をこまめに確認していないからペースが乱れる」のではなく「問題をスムーズに解く能力が足りていないからペースが乱れる」のです。

(ここで「基本的には」と述べたのは、「解き方と計算の方法まではわかったが、計算が複雑そうだから後回しにして次の大問の簡単な問題をまず解きに行こう」という場合は戦略的に時間配分を調節する必要があります。このような戦略を実行する場合は、その時に残り時間を確認し次の大問に行くようにしましょう。)

それでは問題をスムーズに解く力を身に着けるためにはどうすればいいのでしょうか?

それを解決する勉強法を次の③で紹介します。

③問題を解くときに詰まった箇所をストックする

共通テスト数学において、解き方がぱっと出てこないという事態は致命的です。このような事態を本番で防ぐために、普段の演習においては「すぐに解法が思いつかなかった問題をノートにメモするなどしてストックしておく」ことを必ずしましょう。また、演習の中でやってしまったミスも必ずストックするようにしましょう。このような「ミスノート」を作っておくことで

◎詰まった問題を残すことで自分に足りない考え方や数学的操作を明らかにすることができる

◎自分のミスのパターンを把握することができる

という絶大なアドバンテージを得ることができます。必ず「ミスノート」を作るようにしましょう。

ミスといっても共通テストレベルだとケアレスミスがほとんどだと思いますが、計算ミス一つでも自分がよくやりやすい勘違いのパターンがあったりします。ただの計算ミスだと言って流さずに、どう勘違いして計算ミスをしてしまったのかを明確にしたうえでミスノートにメモしておくようにしましょう。