過去問演習は復習がすべて!?効果的な復習方法とは??
皆さんこんにちは!
ポラリスアカデミア大宮校の橋本です!!
いよいよ受験直前!
過去問に取り組んでいる人も多いのではないでしょうか。
もちろん問題を解くこと自体にも大きな価値がある過去問演習ですが、
それと同じくらい、
いや場合によってはそれ以上に大事なのが、
その復習です。
これを間違ってしまっては、
せっかく取り組んだ過去問演習の効果も半減します。
ということで、
本日は過去問の復習方法について、解説をしていきます!
過去問の基本的な使い方については、
こちらの記事で解説していますので、
まだ読んでない方は合わせて読んでみてください。
【過去問はどうやって使えばいいの?】
https://polaris-academia.co.jp/blog/study/post_5860/
では、本題に入っていきましょう。
結論から言ってしまうと、
過去問の復習において私が最も大切だと思っているのが「一般化」です。
「一般化…??何それ…??」
という人もご安心ください。
これから丁寧に説明していきますね!!
一般化とは、
一言で言うと「具体的な物事から普遍的な法則や考えを導くこと」です。
まだまだ、わかりづらいですよね。
ではもう少し具体的に見ていきましょう。
例えば、英語の過去問演習をしていたとしましょう。
復習の段階になると、なぜその問題で間違えたのか、
理由を探していくことになりますね。
例えば、
過去問演習の振り返りをした結果、
次のような間違いの理由が判明したとします。
大問1(4)diabetes の意味がわからなくて、本文の意味を取り間違えた。
大問1(7)chronic の意味がわからなくて、選択肢の文の意味がわからなかった。
大問3(1)bug の意味がわからなくて、和訳ができなかった。
このとき、皆さんはどう思いますか??
「やべ、英単語覚えてないから勉強しないと…」
そう思いませんか??
…それはもう「一般化」と言っていいと
私は思っています。
「diabetes」「chronic」「bug」
それぞれの単語の意味がわからなかったということから、
自身の単語力の欠如という、
より抽象的な事実に気づいたということになります。
こうすることで、
過去問演習を過去問演習として終えるのではなく、
さらにその先の弱点補強にまで活かすことができますよね。
だから、この「一般化」を大切にしてほしいと思っています。
ここまで読むと、
思ったより簡単だと思う方も少なくないと思います。
ただ、本当にできる人はさらに少し先に進みます。
先ほどの例を使って話を進めてみましょう。
例で使った単語は、それぞれ以下の意味です。
「diabetes」⇒糖尿病
「chronic」⇒慢性的な
「bug」⇒病原菌
これらの単語に共通していること、
それはいずれも医療系の文章に出がちということです。
ですから、一般化がうまい人は、
先ほどの気づきに加え、
特に自身が医療系の単語に弱いことに気づき、
そこをピンポイントで学習することができます。
さらに優秀な生徒であれば、
「自分は分野ごとに英単語の得意不得意があるのでは?」
「他にも苦手なジャンルがないか、見直した方がいいのでは?」
などと考える生徒もいるでしょう。
これもすべて「一般化」という作業によるものです。
これを受験という観点で言い換えると、
1回の演習から自分の弱みややるべきことを
適切に洗い出すことができる能力、
と言えるかもしれません。
同じ過去問演習から、
たくさん吸収して自分の弱点を補強し続けられる人と、
ただ作業的に解き直しを行いそのまま終わってしまう人、
どちらが最後で成績が伸びるか、
わかりますよね。
受験生にとって、
残された期間は決して多くありません。
であれば、限られた時間で少しでも多くのことを学ぶ、
少しでも質を上げるということを意識しなければならない時期に
差し掛かっていると思います。
是非、このあたり意識して、
過去問演習に取り組んでみてください!!
本日は過去問演習について解説をしましたが、
他にも受験直前期、いろいろと悩みは尽きないと思います。
…ということで、
皆さまお一人お一人のお悩みにお応えするべく
ポラリスアカデミア大宮校では、無料の受験相談を受け付けています!
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