勉強が上手くいかないのは記録を付けていないから
こんにちは!ポラリスアカデミア代表の吉村です。
今回のコラムは【記録】についてのお話です。
勉強でも仕事でもいいんですけど、せっかく丁寧に計画を立ててもその通りに上手くいかなくてストレス溜まることってありませんか?
明日は6時に起きて学校行って1時間勉強して…なんて決めていても、結局予定通りに行った試しが無いよって人、多いと思います。
そういう人に体験して欲しいのが記録の魔力です。予定通り・想定通りにいかない物事の大半は記録を付けることで解決できます。
「記録って何を記録するの?」「記録したらどんないいことがあるの?」これから解説していきますね。
《勉強を計画通りに進めるための学習記録のやり方》
①夜、勉強終わりに翌日のタイムスケジュールを立てる。
②翌日、そのスケジュールに沿って勉強や日常生活を送る。
③12時、16時、20時、勉強終わりのタイミングで計画に対する実際の勉強・行動の記録を付ける。
④これを毎日繰り返す。
これだけです。要は計画を立てて終わりではなく、実際の行動結果も記録しようというものです。
これをするだけで勝手に計画崩れが無くなっていきます。ではそれはなぜなのか?
答えは”メタ認知”にあります。
メタ認知とは認知していることを認知する、といったもので、簡単に言うと客観視をしましょうね、ということです。
多くの人は計画を立てたら立てっぱなしで記録をつけることをしません。ここに大きな落とし穴があるんです。
毎日計画と結果(理想と現実)の差異を視覚的に認識することでスケジュールのズレを日々目の当たりにすることとなり、「意外と数学に時間かかるんだな自分って…」とか「お昼ご飯を食べた後は怠けてしまう傾向にあるな」といったメタ認知をすることができるんです。
このズレや自分の学習傾向を客観的に認知できるようになるととても強いです。
認知的不協和といって、人は自分の思考や行動に矛盾があると不快感やストレスを感じ、それを解消する方向に思考や行動を変えていきます。
これにより自然と実現可能性の高い計画を立てられるようになったり、サボらないようになったりするんですよね。
だから記録は最強なんです。大抵のことは記録を付けると上手くいくっていうのはこのメタ認知&認知的不協和の合わせ技によるものです。
「ただ記録するだけ?」と思うかもしれませんが、記録の魔力を舐めてはいけません。騙されたと思って一回やってみてください!
今日のコラムは以上です。来週もお楽しみに!