青山学院大学の総合問題を徹底分析【2026年度】出題傾向・難易度・対策を解説
今回は、2026年度の青山学院大学「総合問題」について徹底分析します。
青山学院大学では、全学部方式とは別でA方式とB方式は学部・学科や入試方式によって、総合問題の出題内容が大きく異なります。
「総合問題」と聞くと、
- どんな問題が出るの?
- どの科目を勉強すればいい?
- 英語だけ対策すればいい?
- 過去問はどう分析すればいい?
と疑問に感じる受験生も多いのではないでしょうか。
実際、青山学院大学の総合問題は、英語・国語・政治経済・歴史・数学的処理・資料読解・記述・論述など、学部・学科によって求められる力が大きく異なります。
そこで大学受験予備校ポラリスアカデミア横浜校・町田校では、2026年度入試の問題をもとに、
- 出題分野
- 出題形式
- 難易度
- 求められる力
- 今後の対策
という観点から詳しく解説していきます。
今回は特に、国際政治経済学部と法学部を取り上げます。
国際政治経済学部
青山学院大学の国際政治経済学部には、
- 国際政治学科
- 国際経済学科
- 国際コミュニケーション学科
の3学科があります。
2026年度は、最初の大問Ⅰ・Ⅱが3学科共通問題として出題され、その後は学科ごとに異なる問題が出題されました。
つまり、志望学科によって必要な対策が大きく変わる点に注意しましょう。
3学科共通問題
出題分野
中心となるのは英語です。
大問Ⅰ・Ⅱともに英語長文が出題され、国際社会・経済・社会問題などをテーマとした英文を正確に読み取る力が求められました。
出題形式
大問Ⅰでは、
- 冷戦期の国際社会の分類
- AIとアメリカ経済
- コロナ禍後の心身への影響
という3つの文章が出題されました。
大問Ⅱでは、アジアの高齢化に関する英文が出題されています。
いずれも選択問題が中心です。
難易度
標準レベルです。
英文そのものは極端に難しいわけではありません。
ただし、設問まで含めると分量はやや多く、短時間で英文の内容を正確に把握する力が必要です。
特に大問Ⅱでは10問の正誤判定が出題されており、本文と選択肢の細かな違いを見抜く必要があります。
したがって、「なんとなく本文の内容が分かった」
という状態ではなく、選択肢の根拠を本文中から正確に探す力が重要になります。
国際コミュニケーション学科
出題分野
英語を中心とした出題です。
ただし、単純な英文読解だけではありません。
日本語要約と英作文も出題されるため、
- 英文を読む力
- 要点を整理する力
- 日本語でまとめる力
- 英語で自分の意見を表現する力
が必要です。
出題形式
大問1題の英文が出題され、テーマは子どものSNS利用規制でした。
設問は、
- 英文のタイトル作成
- 英文の要旨を150~200字の日本語で要約
- 80語以内の意見英作文
という構成でした。
難易度
標準~やや難レベルです。
英文自体は比較的読みやすいものの、設問が特徴的です。
特に注意したいのが、「英文を読める」だけでは得点につながらないという点です。
英文全体の主張を整理し、それを日本語で簡潔にまとめる。
さらに、自分の意見を英語で論理的に表現する。
この2つの力が必要になります。
対策
日頃から、
- 英文を100~200字程度で日本語要約する
- 段落ごとの要点をまとめる
- 英文を読んだ後に自分の意見を英語で書く
- 「主張→理由→具体例」の形で英作文を書く
といった練習をしておくとよいでしょう。
国際政治学科
出題分野
政治・経済を中心に、世界史の知識も問われる構成でした。
さらに、文章だけではなく表やグラフも登場するため、
「知識+資料読解」
が重要です。
出題形式
大問2題構成で、
- 新興国・新興工業国・新興市場
- グローバル化における勝者と敗者
などをテーマとした文章・資料が出題されました。
南北問題、従属論、石油危機、NICsなどに関する問題も出題されています。
選択問題が中心ですが、40字以内の記述問題も含まれていました。
難易度
標準~やや難レベルです。
政治・経済や世界史の基礎知識があれば対応しやすい一方、後半では資料を比較して情報を読み取る必要があります。
ここで重要なのは、
「知識を知っている」
↓
「資料から必要な情報を取り出す」
↓
「それを文章として説明する」
という3段階の力です。
単純な一問一答形式の勉強だけでは対応しにくいため、資料問題・記述問題にも慣れておきましょう。
国際経済学科
出題分野
数学的処理と資料読解が中心です。
割合や一次方程式などの基本的な数学に加えて、表やグラフから経済的な意味を読み取り、それを文章で説明する力が求められます。
出題形式
大問は2題。
大問Ⅰでは、農地の所有と貸借に関する表・グラフが出題され、40字以内・200字以内の記述問題などが出題されました。
大問Ⅱでは、若年女性の就業率をテーマに、2014年と2024年のデータを比較。
割合や一次方程式を用いて、変化の要因を考える問題が出題されました。
難易度
標準~やや難レベルです。
計算そのものは複雑ではありません。
しかし、
「この数字は何を意味しているのか?」
を正確に理解する必要があります。
そのため、数学が得意だからといって必ずしも有利とは限りません。
資料を読み、その意味を言葉で説明する力が重要です。
法学部
法学部では、A方式とB方式で出題内容が大きく異なります。
そのため、自分がどちらの方式で受験するのかを確認したうえで対策を行いましょう。
法学部A方式
出題分野
世界史・日本史、政治・経済を中心とした出題です。
歴史的出来事だけでなく、
- 金融
- 貿易
- 国際収支
- 労働問題
など、政治・経済に関する知識も問われます。
出題形式
大問3題構成。
主なテーマは、
- 近代世界経済と信用・帝国主義
- 1930年代の世界経済
- 戦後日本の政治・経済や日米関係
でした。
選択問題が中心ですが、用語問題や記述問題もあります。
さらに、
- 25字以内
- 75字以内
- 100字程度
などの字数制限付き記述も出題されています。
難易度
標準~やや難レベルです。
幅広い知識が必要になるため、単純に歴史用語を暗記するだけでは不十分です。
例えば、
「この出来事がなぜ起こったのか」
「その結果、社会や経済にどのような影響があったのか」
まで説明できるようにしておきましょう。
法学部B方式
出題分野
英語・現代文を中心に、日本史・政治経済の知識も問われる構成です。
さらに英作文・論述もあるため、総合的なアウトプット能力が求められます。
出題形式
前半では英語。
- 日本の共同親権に関する長文読解
- アメリカにおける職場での逆差別
- 空所補充
- 文法・語彙問題
などが出題されました。
さらに、AIの導入が私たちの生活に与える影響をテーマとした50語程度の英作文も出題されています。
後半では、
- 治安維持法
- 現代における知性
- プラットフォーム労働
などをテーマとした日本語の文章が出題されました。
最後には300字以内の論述問題も出題されています。
難易度
やや難レベルです。
英語では、
読解+語彙・文法+英作文
が求められます。
さらに国語では、
読解+日本史・政治経済の知識+論述
が必要です。
特に300字論述では、本文を理解するだけではなく、具体例を挙げながら自分の考えを説明する必要があります。
青山学院大学の総合問題で重要な3つの力
2026年度の問題を分析すると、学部・学科によって出題内容は異なるものの、共通して重要な力が見えてきます。
① 知識を「使う」力
単純な暗記だけではなく、
覚えた知識を文章・資料・グラフの中で使う力
が重要です。
② 資料を読み取る力
特に国際政治学科・国際経済学科では、表やグラフから情報を読み取る力が重要でした。
数字を見て終わりではなく、
「この数字から何が分かるのか」
まで考える習慣をつけましょう。
③ 自分の言葉で説明する力
要約、記述、英作文、論述など、アウトプットを求める問題が多く見られます。
そのため、
インプットする
↓
問題を解く
↓
自分の言葉で説明する
という学習サイクルを作ることが重要です。
まとめ|青学の総合問題は「過去問分析」が重要
2026年度の青山学院大学の総合問題は、学部・学科・入試方式によって求められる能力が大きく異なることが分かります。
国際政治経済学部では、
- 3学科共通:英語長文読解
- 国際コミュニケーション学科:要約・英作文
- 国際政治学科:政治経済・世界史+資料読解
- 国際経済学科:数学的処理+資料読解
が重要です。
一方、法学部では、
- A方式:世界史・日本史・政治経済+記述
- B方式:英語・現代文+日本史・政治経済+英作文・論述
というように、方式によって大きく異なります。
したがって、青山学院大学の総合問題を対策する際には、「総合問題だから幅広く勉強する」のではなく、自分の志望学部・学科・方式の過去問を分析することが重要です。
特に、
「何が出たか」だけではなく、「どのような能力を求められているのか」
まで分析してください。
ポラリスアカデミアでは、志望校や現在の学力だけでなく、一人ひとりの学習状況に合わせて、毎日の勉強内容まで具体的に管理しながら大学受験をサポートしています。
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