選択ミスで浪人も!? 物理vs生物、後悔しない選び方【久留米・大学受験専門塾発】

はじめに:その選択、後悔しない自信ありますか?
高校1年生の理系選択者にとって最初に考えないといけないこと…
それは、「物理」と「生物」のどちらを選択するか、です。
大学受験において、「物理」と「生物」の選択は理系の高校生にとって大きな分岐点です。
この選択ひとつで、志望校の幅が狭まったり、現役合格が遠のくケースも…。
久留米で大学受験専門の塾を運営してきた私たちが、
実際の生徒の例も交えて「選んで後悔しないためのポイント」をお伝えします!
物理と生物、選ぶと何が変わるの?
✅ 共通テスト・2次試験の科目要件が違う
多くの国公立大では「物理+化学」または「生物+化学」の選択制になっています。
ただし、医学部・薬学部・工学部など、大学や学部によって指定があることも。
佐賀大学医学部医学科(2次試験は物・化のみ)
熊本大学医学部医学科(2次試験は物・化・生から選択可能)
第一志望校だけでなく、第5志望校あたりまでの大学の受験科目を調べておく必要があります。
生物選択者だと佐賀大学医学部を受験できない(もしくは物理を独学でしないといけない)
という状況になってしまいます。
そのため、国立医学部の多くは「物理+化学」が有利、あるいは必須ということが多いです。
一方で、看護学部や農学系などは「生物+化学」で十分な場合もあります。
✅ 問題のタイプ:理解型vs暗記型
物理:論理思考力と計算力が問われる。
物理で扱う問題は力・波動など目には見えない現象について考えることが多いです。
そのため、最初は理解しにくい部分もあります。
ただ、理解することが出来れば、応用は効きやすいので、点数も伸びてきます。
また、計算力は問われ、数学の力も必要になりますので、数学が苦手な人はかなり大変です。
高得点を取れる人は取りやすいが、点数が取れない人はほとんどとれない
生物:暗記量・論述力が問われる。
暗記をすれば解ける問題もあります。
そのため、平均点を取ることはそんなに難しいことではありません。
が、以前に比べそのような問題は少なくなってきました。
実験考察など覚えただけでは答えられないような問題を出題する傾向にあります。
そのため、高得点を取ることは至難の業です。
共通テストの過去5年間(2021~2025)の平均点の推移
(赤字:5年間での最高平均点、青字:5年間での最低平均点)
よくある失敗例:「生物にしとけばよかった…」は本当?
塾でよく聞くのが、以下のような後悔エピソード。
📉 失敗例①:物理を選んだが、数学が苦手で撃沈
「物理は点が取りやすい」と聞いて選んだが、計算問題で苦戦し、伸び悩み。
結果、2次試験で失点が続き、志望校を下げることに…。
📉 失敗例②:生物を選んだが、志望学部に物理が必要だった
受験直前になって「物理必須」と気づき、急遽変更 → 演習不足で撃沈。
「最初から知っていれば…」という声、少なくありません!
📉 失敗例③:生物を選んだが、進路を変更して、物理が必要になった
看護学科を志望していたものの、途中で放射線技師に興味を持った
それに伴い、物理が必要だということが分かり、独学で進めるも思うように伸びず…
自分に合うのはどっち?簡単セルフ診断
✅ 数学が得意 or 好き → 物理向き!
計算や公式の活用に抵抗がない人は、物理で得点源にしやすいです。
✅ 暗記が得意 → 生物が合うかも?
でも注意!生物は「量が多いだけ」ではなく、正確な理解も問われます。
✅ 進路別チェック
志望分野 おすすめ科目
医学部・歯学部 物理+化学(ほぼ必須)
看護・栄養系 生物でもOK
薬学・農学系 どちらでも可(要確認)
工学・理学系 物理必須が多い(生物系の学科であれば、生物もOK)
久留米の大学受験専門塾からアドバイス
私が指導してきた生徒の中には、
「科目選択で悩んでいたけど、早めに相談して方向性が固まった」という声も多くあります。
✨ アドバイス①:得意不得意より「志望校に必要かどうか」で考える
科目が得意でも、志望校で使えないなら意味がありません!
第一志望校だけでなく、進学する可能性が低い大学の同じ学部まで受験科目を調べておきましょう。
高1の時点では視野になくても、高3になった時点では変わることは大いにあります。
✨ アドバイス②:苦手でも克服できるサポートがあれば怖くない
当塾では、物理・生物どちらも基礎から徹底的にサポート。
「物理アレルギーだった子が共通テスト8割超え」なんて例もあります!
✨ アドバイス③:好き・嫌いで考える
受験科目として、物理・生物どちらでも良いとなった場合は、好き嫌いで決めるのも一つの手段です。
「おもしろい!」と思える科目だとどんどん勉強を進めることが出来ます。
✨ アドバイス④:それでも迷ったら、物理を選べ!
ここまでの内容を見て、それでも甲乙つけがたい…と思っているであれば、
「物理」を選択しましょう。
物理選択の方が、受験できる志望校の選択の幅は広がりやすいですし、
後々、生物に変更することもできなくはないです。
(後々、物理に変更する方が大変です💦)
なので、受験校の科目・得意不得意・好き嫌いで決めれない、という人は
一旦、物理を選択して勉強していきましょう!
まとめ:選択で迷ったら、今すぐ相談を!
物理と生物は、ただの「好き嫌い」では決められない!
高1で、はっきりと進路が固まっていない人も多いと思います。
ですが、決して安易に物理・生物の選択を決めないようにしましょう!
人によって志望校・進路・学力は異なりますので、自分に合った“戦略的な選択”が必要です。
後悔しないためには、受験のプロに早めに相談して、正確な情報とアドバイスを受けよう!
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