令和の大学入試は年内入試が主流なの!?
皆さんこんにちは!ポラリスアカデミア御茶ノ水校です。
ここ近年、入試が2月・3月に行われる一般選抜から、年内で合否が決まる年内入試が主流であると言われるようになりました。
保護者様の世代では、年内で入試が終わるような学生は少なく、年末年始も机に向かう受験生活を送られてた方も多かったかと思います。 御茶ノ水校でも「年内に決める!」といった推薦を視野に入れている高校生も多いので、改めて現代の入試の実態はどのようになっているか数値で解説していきます!
【現在はどれくらいが年内入試で決まっているの?】
前提として、国公立、私立でこの割合は大きく違います。 年内入試、つまり学校型推薦・総合型選抜での入学者が
○国公立 約20%
○私立 約60%弱
なんと私立は60%の入学者が年内で入試を終えているという結果です。 全体で見ても2022年度からは入学者の半分以上が年内入試において入学を決めたというデータも出ております。
昨今の少子化に伴い、子どもの数が減っているということもあり、
○大学側
・入学者を早めに確保したい
・多様な個性を持った学生を集めたい
○学生側
・早く進学先を決めたい
・経済的な負担を減らしたい などの様々な理由から双方のメリットが大きいものになっております。 国公立大学に関しては、年内入試の入学者割合は増えていても、多様な学生を受け入れるために、私立に比べるとまだまだ一般選抜がメインとなります。
【難関大はどうなってるの?】
さて、ここで気になるのは難関大の年内入試比率はどうなっているかです。 学校群で解説します。
○早慶上理
・一般選抜60%
・学校型推薦・総合型推薦40%
○MARCH
・一般選抜67%
・学校型推薦・総合型推薦33%
○日東駒専
・一般選抜59%
・学校型推薦・総合型推薦41%
○関関同立
・一般選抜59%
・学校型推薦・総合型推薦41%
○産近甲龍
・一般選抜59%
・学校型推薦・総合型推薦41%
私立全体で見ると60%弱が年内入試で入学者を確保しておりましたが、首都圏・関西で難関大と言われる大学群は約60%が一般選抜となっており、年内入試が増えていると言っても、一般選抜がメインとなっております。
偏差値が高い大学ほど、入学者の定員は一般選抜に軍配が上がる結果となりました。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。昨今、年内入試の増加が話題として取り上げられます。
また御茶ノ水校で面談をしていても、新課程で入試の中身が変わり、新しい入試への対応の不安から年内入試を検討している高校生も増えている感触があります。
ただ国公立や私立の難関大学を志望している方にとってはまだまだ一般選抜は、入試の主流となっているので、この時期は志望校に向けて、受験勉強を進めていく必要があると考えます。
ただし、自分の受けたい学校で学校型推薦や総合型選抜があるならば、チャレンジすることも視野に入れて、情報収集を同時に進めていくことがオススメです! 志望校合格に向けて、どの入試制度を使うといいのか、今からどのように勉強して志望校合格を勝ち取れるのか、悩みや不安がつきまとう時期でもあるので、是非一度御茶ノ水校で「受験相談」にお越しください!
志望校合格に向けて、今から何を頑張っていく必要があるのか、どういう動きをしていかなければいけないかなど無料で相談にのります。是非お気軽にお問い合わせくださいませ。