【脱・E判定!】模試の正しい復習方法とは?
こんにちは!
枚方市で大学受験専門の個別指導塾
ポラリスアカデミア枚方校 校舎長の奥山です!
成績を伸ばすために大切なのは、模試の点数や判定だけを見て終わらせないことです。
模試は、「今の自分の弱点を発見し、これからの勉強内容を修正する」ために受けるものです。
- なぜその問題を間違えたのか
- どの知識が不足していたのか
- 時間配分に問題はなかったか
- 次に同じ問題が出たら正解できるか
- 今後、何を優先して勉強するべきか
以上を整理することで、模試を本当の意味で受験勉強に生かせます。
今回の内容をポラリスアカデミア枚方校の生徒が実践したところ、
・医学部の偏差値がE→C判定へ!
・数学の成績が10以上アップ!
・英語の成績が学年600人中15位!
などなど、多くの結果が出ました!
この記事を参考に、次の模試へ向けて復習を始めましょう!
模試は「受けた後」が一番重要

模試を受け終わると、それだけで勉強した気持ちになってしまうことがあります。
しかし、模試は受けただけでは成績アップにつながりません。
模試の結果から弱点を見つけ、普段の勉強へ反映させるところまでが一つのセットです。
1回目|模試を受けた当日

模試を受けた当日は、記憶が残っているうちに簡単な振り返りを行います。
当日に確認すること
- 時間が足りなかった科目
- 解く順番に問題がなかったか
- 迷った問題
- 全く分からなかった問題
- ケアレスミスをした可能性がある問題
- 集中力が切れた時間帯
- 本番を想定した行動ができたか
この段階で、すべての問題を詳しく解き直す必要はありません。
問題用紙に印をつけたり、スマートフォンのメモへ残したりして、受験中の感覚を忘れないようにしましょう。
2回目|解答・解説が公開された日

解答・解説を確認できるようになったら、自己採点と本格的な復習を行います。
この段階で行うこと
- 自己採点する
- 間違えた問題を分類する
- 正解の根拠を確認する
- 解説を読んで解き直す
- 今後復習する単元を決める
- 学習計画へ反映する
自己採点の結果だけを見て終わらず、間違えた理由を一問ずつ確認しましょう。
3回目|成績表が返ってきた日

成績表が返ってきたら、全体の位置や志望校との差を確認します。
成績表で確認すること
- 総合点
- 科目別の得点
- 偏差値
- 志望校判定
- 設問別の正答率
- 分野別の成績
- 受験者全体の中での位置
- 前回の模試からの変化
特に注目したいのが、設問別の正答率です。
正答率が高い問題を間違えている場合、基礎知識の不足やケアレスミスが考えられます。
反対に、正答率が非常に低い難問は、現時点では優先して復習しなくてもよい場合があります。
4回目|1週間後から1か月後

復習した問題は、時間を空けてもう一度解きましょう。
解説を読んだ直後に解けるのは当然です。本当に理解できたかどうかは、数日後に解いて確認します。
解き直しのおすすめ時期
- 最初の復習から3日後
- 1週間後
- 2週間後
- 次回の模試前
同じ問題を繰り返し間違える場合は、問題の解き方だけでなく、前提となる知識から復習する必要があります。
模試の正しい復習方法を5つの手順で解説
手順1.自己採点をする
解答が公開されたら、できるだけ早く自己採点します。
記述問題は、解答例と完全に同じでなくても得点できる場合があります。しかし、自分に都合よく採点すると正確な分析ができません。
判断が難しい答案は、学校や塾の先生に確認してもらいましょう。
自己採点で記録したいこと
- 正解した問題
- 間違えた問題
- 偶然正解した問題
- 迷って正解した問題
- 時間がなくて解けなかった問題
- 全く手をつけられなかった問題
正解した問題も、根拠が曖昧だった場合は復習の対象です。
選択問題で偶然正解しただけなら、本番では同じように正解できるとは限りません。
手順2.間違えた問題を原因別に分ける
模試復習で最も重要なのが、失点原因の分類です。
間違えた問題を、次のように分けてみましょう。
知識不足
- 英単語を知らなかった
- 数学の公式を覚えていなかった
- 古文単語を忘れていた
- 歴史用語の知識が不足していた
- 理科の現象を理解していなかった
知識不足の場合は、該当範囲を参考書や教科書で復習します。
理解不足
- 文法事項を正しく理解していなかった
- 公式の使い方が分からなかった
- 資料やグラフを読み取れなかった
- 解説を読んでも途中式を理解できなかった
- 複数の知識を組み合わせられなかった
理解不足の場合は、問題だけを暗記せず、基本事項から学び直す必要があります。
演習不足
- 知識はあったが問題で使えなかった
- 見たことのない形式で対応できなかった
- 記述方法が分からなかった
- 計算に時間がかかった
- 長文を読む速度が遅かった
演習不足の場合は、同じ分野の類題に取り組みましょう。
時間配分の失敗
- 一つの問題に時間を使いすぎた
- 後半の問題に手をつけられなかった
- 見直し時間を確保できなかった
- 英作文や記述問題を書き切れなかった
- 難問にこだわってしまった
時間不足の場合は、単純に解く速度を上げるだけでなく、問題を解く順番や見切る基準も見直します。
ケアレスミス
- 問題文を読み間違えた
- 符号を間違えた
- 単位を書き忘れた
- マークする位置を間違えた
- スペルを間違えた
- 条件を見落とした
ケアレスミスを「気をつける」で終わらせてはいけません。
なぜミスをしたのかを確認し、具体的な対策を決めましょう。
例えば、問題文の条件を丸で囲む、計算後に符号を確認する、ページごとにマーク位置を確認する、といった行動へ変える必要があります。
手順3.解説を読んで解き直す
失点原因を分類したら、解説を読みながら問題を解き直します。
ただ答えを書き写すだけでは、復習になりません。
解き直しの手順
- 解説を読まずにもう一度考える
- 分からなければ教科書や参考書を確認する
- 解説を読んで考え方を理解する
- 解説を閉じて自力で解く
- 自分の言葉で解き方を説明する
- 数日後にもう一度解く
記述問題の場合は、模範解答を読むだけでなく、自分で答案を書き直しましょう。
手順4.類題を解く
模試の問題を一度解き直しただけでは、本当に理解できたか判断できません。
同じ単元・形式の類題にも取り組みましょう。
例えば、数学の確率で間違えた場合、模試の問題だけを覚えるのではなく、使用している問題集の確率分野へ戻ります。
英語の関係詞で間違えた場合は、文法問題集から関係詞の問題を数題解きます。
類題を解く目的
- 別の問題でも知識を使えるか確認する
- 解き方を暗記しただけになっていないか確かめる
- 苦手な単元をまとめて補強する
- 同じ失点を防ぐ
類題でも間違える場合は、その単元の理解が十分ではありません。基礎教材まで戻りましょう。
手順5.今後の学習計画を修正する
模試復習の最後は、見つかった課題を普段の学習計画へ反映します。
「英語を頑張る」「数学を復習する」といった曖昧な計画では、行動に移しにくくなります。
具体的な計画の例
- 毎朝、英単語を100語確認する
- 今週中に英文法問題集の関係詞を解き直す
- 数学の確率を1日5題ずつ進める
- 古文単語を1週間で200語復習する
- 日本史の近世を教科書と一問一答で確認する
- 毎週日曜日に共通テスト形式の英語長文を解く
- 次の模試までにリスニングを毎日15分行う
教材名、範囲、期限、1日あたりの量まで決めると、行動しやすくなります。
科目別の模試復習方法
英語の復習方法

英語は、単語・文法・構文・読解・リスニングなど、失点原因を細かく分けることが重要です。
リーディング
- 知らなかった単語・熟語を確認する
- 読めなかった英文の主語と動詞を見つける
- 正解の根拠となる部分に線を引く
- 不正解の選択肢が違う理由を確認する
- 長文を音読する
- 数日後にもう一度読む
長文をすべて日本語へ訳す必要はありません。
理解できなかった文や、正解の根拠となった部分を重点的に確認しましょう。
文法・語法
- 正解になる理由を説明する
- 他の選択肢が間違いである理由を確認する
- 文法問題集の同じ単元へ戻る
- 間違えた問題を数日後に解き直す
リスニング
- 音声をもう一度聞く
- スクリプトを確認する
- 聞き取れなかった原因を分析する
- 音声に合わせて音読する
- スクリプトを見ずに再度聞く
数学の復習方法

数学は、答えだけでなく、どの段階で考え方を間違えたかを確認します。
- 公式を覚えていたか
- 問題文の条件を整理できたか
- 解法を思いつけたか
- 計算ミスをしていないか
- より短い解き方がなかったか
- 時間を使いすぎていないか
解説を読んだ後は、途中式も含めて自力で再現しましょう。
国語の復習方法

国語は「感覚で解いた」で終わらせず、本文中の根拠を確認します。
現代文
- 設問が何を求めているか確認する
- 正解の根拠を本文から探す
- 不正解の選択肢が違う理由を説明する
- 接続詞や指示語の内容を確認する
- 記述問題は必要な要素を整理して書き直す
古文・漢文
- 古文単語を確認する
- 助動詞・敬語・識別を復習する
- 主語を確認する
- 漢文句法を覚え直す
- 書き下し文と現代語訳を確認する
理科・社会の復習方法
理科・社会は、知識不足と理解不足を分けることが重要です。
- 用語を知らなかったのか
- 知識はあったが資料を読み取れなかったのか
- 原理や因果関係を理解していなかったのか
- 複数の知識を結びつけられなかったのか
- 計算方法を間違えたのか
一問一答だけで終わらず、教科書や資料集を使って周辺知識も確認しましょう。
模試復習ノートは作るべき?

模試復習ノートは、目的が明確であれば効果的です。
ただし、問題文や解説をきれいに書き写すだけのノートにならないように注意しましょう。
復習ノートに書く内容
- 模試名と受験日
- 問題番号
- 間違えた原因
- 正しい考え方
- 覚え直す知識
- 次回気をつけること
- 解き直す日
- 関連する参考書のページ
復習ノートを作る時間がない場合
すべてをノートにまとめる必要はありません。
問題冊子へ直接書き込んだり、間違えた問題のページに付箋を貼ったりしても構いません。
大切なのはノートを作ることではなく、次に同じ問題が出たときに正解できる状態にすることです。
模試を受けた後の1週間スケジュール
模試当日
- 解きにくかった問題へ印をつける
- 時間配分を振り返る
- 集中力や体調について記録する
模試翌日
- 自己採点する
- 間違えた問題を原因別に分類する
- 正答率が高そうな問題から解き直す
2~3日後
- 解説を読んで理解する
- 教科書や参考書へ戻る
- 同じ単元の類題を解く
4~6日後
- 記述問題や英作文を書き直す
- 苦手単元の学習を進める
- 学習計画を修正する
1週間後
- 間違えた問題をもう一度解く
- 解説なしで正解できるか確認する
- まだ解けない問題を再度分類する
まとめ|模試は点数より失点した原因を考えよう
模試を受けた後に最も大切なのは、点数や判定だけを見ることではありません。
成績を伸ばすためには、次の流れで復習しましょう。
- 自己採点をする
- 間違えた原因を分類する
- 解説を読んで解き直す
- 同じ単元の類題を解く
- 普段の学習計画を修正する
- 数日後にもう一度解く
模試の結果は、今の実力を示す途中経過です。
E判定だったとしても、合格までに必要な課題が見つかったと考えれば、次の行動につなげられます。
反対に、よい判定でも、偶然正解した問題や理解が曖昧な問題を放置すれば、入試本番で失点する可能性があります。
点数よりも失点した原因を考え、次に同じ問題が出たときに正解できる状態を作りましょう。
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- 模試で失点した原因
- 志望校と現在の学力との差
- 優先して復習するべき科目・単元
- 自分に合った参考書や問題集
- 次の模試までの学習計画
- 過去問を始める時期
- 部活動や学校行事と両立できる勉強方法
- 志望校・併願校の考え方
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