古文の読解において、最も大切な基礎力のひとつが「古文単語」です。
英語と同じように、単語が分からなければ文の意味がつかめません。
「覚えてもすぐ忘れる…」
「似たような意味が多すぎて混乱する」
「なんとなくで覚えていたら全然使えなかった…」
こんな経験がある人も多いのではないでしょうか?
この記事では、古文単語を効率よく・確実に・忘れにくく覚えるための具体的な方法を紹介していきます。今日から使える実践的な勉強法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください!
1. 古文単語は「意味」だけじゃなく「使い方」ごと覚える
よくある失敗パターンが、「単語帳で意味だけ覚える」ことです。
たとえば、「あはれ(哀れ)」という単語。
意味だけ見れば「しみじみとした情趣」「しみじみと感動する様子」などと書かれていますが、これだけでは実際にどう訳すべきか判断がつきません。
古文単語は、現代語と違って感覚的・文脈依存型の語が多いため、使われる場面や例文ごと覚えることが大切です。
具体的な覚え方
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単語 → 意味 → 例文の順で覚える(必ず文の中で意味を確認)
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単語帳を使うときは、例文の主語や登場人物にも注目する
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「訳すときにどう当てはめるか」を意識して読む(テスト本番を想定)
2. 声に出して読む=「音読」で記憶に定着!
記憶の定着には、「目・耳・口・手」を使うのが基本。特に古文単語は、文字だけで覚えると曖昧になりがちです。そこでおすすめなのが、「音読学習」。
特に感情をこめて読むと、意味と感覚がつながりやすくなります。
具体的なやり方
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単語と意味をセットで1つずつ声に出す(例:「あはれ…しみじみとした情趣」)
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単語→意味→例文の順に3回ずつ読む
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音読しながら、「この単語はどんなシーンで使うか?」を想像してみる
朝の短時間や、夜のリラックスタイムに音読を取り入れると、無理なく続けられます。
3. 「ストーリー記憶法」でイメージと一緒に覚える
意味が似ている単語(例:いと・いみじ・ゆゆし・あさまし など)は、単に意味を並べて覚えると混乱しやすいです。
そんなときに役立つのが「ストーリー記憶法」です。
これは、似た単語を1つの物語やシーンにまとめて覚える方法です。
例:感情系の単語をストーリー化
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「いと(とても)かわいい犬がいて」
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「その犬が走り回ってるのが、いみじ(非常にすごい)」
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「そのうち、大きな音がして、ゆゆし(不吉)なことが起きて」
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「最後はあさまし(驚きあきれる)展開に!」
ストーリーにして覚えると、単語が頭に残りやすく、思い出すときにも役立ちます。
4. 書いて覚えるより「見て→思い出す」の反復を重視
古文単語を覚えるとき、ノートに何回も書いている人も多いですが、単語は書くだけではなかなか定着しません。
書くよりも、「見て→思い出す」=アウトプット型の学習に切り替えると、覚えるスピードも定着率もグンと上がります。
効果的な反復方法
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単語の意味を見ずに思い出してみる(赤シート活用)
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「見た瞬間に意味が浮かぶ」まで何周も繰り返す
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思い出せなかった単語は、印をつけて翌日もう一度やる
ポイントは、「一気に100語覚えようとせず、10語ずつ確実に思い出せるようにする」ことです。
5. 毎日少しずつ、繰り返しが最強!
記憶は繰り返すことで強化されます。
特に古文単語は、「短期間で詰め込む→すぐ忘れる」よりも、「少量を何度も」が効果的。
1日10〜20語を、何周も繰り返す方が圧倒的に記憶に残ります。
毎日のルーティンに組み込む方法
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朝:新しい単語10語を覚える
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夜:その日の10語をもう一度チェック+前日までの20語を復習
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週末:1週間で覚えた単語をまとめてチェックテスト
無理のないペースで続ければ、3ヶ月後には200語以上が自然に身についているはずです。
6. 「似てる単語」「対義語」「同義語」で比較しながら覚える
古文単語には、意味が似ているものや反対の意味を持つものが多くあります。これらをペアやグループにして覚えると、混乱が減り、記憶の引き出しも増えます。
例:似た意味をまとめて覚える
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いと(とても)・いみじ(非常に)・ゆゆし(たいへん)→「強調グループ」
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うつくし(かわいい)・らうたし(いじらしい)→「愛されキャラ系」
こうした分類を自分で作っていくと、単語帳を眺めるだけの受動的な学習から、「自分で整理する」能動的な学習になり、記憶が格段に強化されます。
7. 単語帳は「1冊を繰り返す」のが鉄則!
古文単語帳を何冊も並行して使っていませんか?
あれもこれもと手を出すと、結局どれも中途半端になりがちです。
まずは1冊に絞って、完璧に仕上げることが大事です。
どの単語帳を選ぶかも大事ですが、それ以上に「何回繰り返したか」が合否を分けます。
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最低でも3周、できれば5周以上
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2周目以降は「思い出す」ことを中心に
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完璧じゃなくても、90%思い出せればOK
使い込んだ単語帳こそ、あなたの合格武器です。
おわりに|古文単語は、毎日の積み重ねがすべて
古文単語の学習は、「一夜漬けでなんとかなる」ものではありません。
でもその分、コツコツ続ければ確実に成果が出る分野でもあります。
・意味だけでなく「使い方」も含めて覚える
・書くより「思い出す」反復を重視
・ストーリーやイメージで記憶を強化
・毎日少しずつ、繰り返して定着
・1冊を完璧に仕上げる!
これらを意識するだけで、古文単語の定着力はぐんと高まります。
今日から5分でも、始めてみましょう。
1日10語を1週間続けるだけで、すでに70語の武器が手に入ります。
積み重ねこそ、合格への最短ルートです!
「古文苦手…」を「古文読めるかも!」に変えていきましょう!
応援しています!💪