受験生必見!2025年新課程共通テスト国語の変更点と対策法
1. 2025年新課程共通テスト国語の変更点
2025年から始まる新課程共通テストの国語科目において、問題構成には大きな変更が加えられます。これまでの試験形式と比較して、以下の点が主な変更点です。
1.1 試験時間の延長と大問数の増加
従来の共通テストでは、制限時間80分で大問4題(評論文、小説、古文、漢文)の構成でした。しかし、新課程共通テストでは以下のように変更されます。
-
試験時間: 80分 → 90分
-
大問数: 4題 → 5題
1.2 新しい出題形式
新課程共通テストでは、大問が1題増え、次のような構成になります。
-
近代的な文章: 3題(論理的な文章、文学的な文章、実用的な文章)
-
古典: 2題(古文、漢文)
これにより、以下のような配点が設定されました。
大問 |
内容 |
配点 |
---|---|---|
第1問 |
評論文 |
45点 |
第2問 |
小説 |
45点 |
第3問 |
図やグラフの読み取り |
20点 |
第4問 |
古文 |
45点 |
第5問 |
漢文 |
45点 |
合計 |
– |
200点 |
1.3 図やグラフの読み取り問題の追加
特に注目すべきは、第3問に新たに追加された「図やグラフの読み取り問題」です。この新形式の問題では、以下のような資料を読み取ることが求められます。
-
文章: 複数の文章を組み合わせたもの
-
図表: 図やグラフが含まれ、それを基にした問題
この変更により、単なる文章理解だけでなく、図や表から情報を読み取り、それを適切に解釈する力が試されるようになります。これにより、現代の多様な情報環境に対応できる能力が求められます。
2. 新課程共通テスト国語の対策法
2.1 効率的な学習計画の立て方
効率的な学習に不可欠なのが時間配分の確認と模試・過去問の活用、ある程度実力が付いたら継続して問題を解き、実力を錆びさせないことです。
まず、本番では以下のように時間を配分できるようにしましょう。国語の実力がある程度身についてきたら、以下の時間配分で問題を解いてみてください。
大問 |
出題形式 |
配点 |
推奨解答時間 |
---|---|---|---|
第1問 |
論理的な文章 |
45 |
18分 |
第2問 |
文学的な文章 |
45 |
18分 |
第3問 |
図やグラフの読み取り |
20 |
12分 |
第4問 |
古文 |
45 |
18分 |
第5問 |
漢文 |
45 |
18分 |
また、模擬試験や過去問を定期的に解くことで、実際の試験形式に慣れることが重要です。自分の回答と解答を見比べて、回答の根拠と解答の根拠が一致しているかをよく確かめてください。
そして、国語がある程度できるようになったら、今度はその実力を維持することが大切です。共テ前、ほかの科目に重点を置いてもいいので、毎日1問には触れるようにしましょう。
2.2 新傾向問題への対応策
市販の共通テスト対策用教材や問題集を活用し、専門的な解説を参考にしながら学習を進めましょう。特に「情報Ⅰ」などの新課程に対応した教材、最新の教材がおすすめです。また、効率的な学習計画の立て方でもいったように、模擬試験をどんどん解きましょう。その際に、図やグラフの読み取り問題を重点的に解く必要があります。
5. まとめ
以上、新課程共通テスト国語の変更点と対策法でした。もう一度、変更された3点が何だったか、対策がどんなものかを思い出してください。あなたの国語が第一志望校への合格につながることを祈ってます!
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