この記事では数学ⅠAの共通テスト対策について解説しています!
目次
共通テスト数学ⅠAの配点
共通テスト数学ⅠAの解答時間
共通テスト数学ⅠA対策
1:大問構成や問題数
2:読解力が必要!
3:参考書、問題集
まとめ
共通テスト数学ⅠAの配点
共通テスト数学ⅠAの配点は100点で、センター試験から変わりありません。
大問ごとの配点は以下のようになっています。
2023年度共通テスト
・第1問…30点
・第2問…30点
・第3問…20点
・第4問…20点 ※第3~5問から2問選択
・第5問…20点
2022年度共通テスト
・第1問…30点
・第2問…30点
・第3問…20点
・第4問…20点 ※第3~5問から2問選択
・第5問…20点
例年、配点については大きく変わりないので、今年度も例年通りの配点です。
共通テスト数学ⅠAの解答時間
共通テスト数学ⅠAの解答時間は70分で、こちらも例年変化はありません。
各大問の難易度や得意不得意によっても変化しますが、平均して1問に使える時間は17分ほどになると言えるでしょう。
共通テスト数学ⅠA対策
ここからは、共通テスト数学ⅠAの対策について具体的にお話していきます。
1:大問構成や問題数
まず、対策をするにあたって大問構成や問題数を分析してみましょう。
2023年度の共通テスト数学ⅠAの大問構成と問題数は以下のようになっています。
続いて、2022年度を見てみましょう。
このように見てみると、「数と式」「図形と計量」「2次関数」「データの分析」は必答問題であるとともに2年連続で出題されていることが分かります。したがって、これら4つの分野の対策は必須です。
第3~5問は年度によって変化はありませんが、選択問題になるので自分の得意な分野や対策がしやすい分野を選ぶことが可能です。
他の科目と比べるとマーク数は多いですが、答えが桁の多い分数になる場合もあるので、マーク数がそのまま設問数であるとは言えません。
数学ⅠAは高校数学の土台ともいえる科目なので、共通テストにおいても基礎的な問題が多く出題されます。
普段から「計算問題を地道に最後まで解く」という習慣を身に付けておきましょう。
2:読解力が必要!
共通テスト対策で「読解力」と言われると、国語や英語を思い浮かべるかもしれません。
「読解力が必要な科目はなに?」と言われて「数学!」と真っ先に応える受験生は多くはないでしょう。しかし、数学ⅠAの共通テスト対策でも、読解力が重要になるのです。
なぜなら、数学ⅠAの共通テスト問題には、しばしば会話文が含まれるからです。
問題によっては、解き方の方針を示しながらマークを進めていく設問もあり、そのような設問をクリアしていくには文章の意図を素早く読み解く必要があります。
多くの受験生は、この読解につまづくために時間が足りなくなってしまうのです。
共通テスト数学ⅠAの対策として読解力を磨くには、過去問や共通テスト型の問題集で演習量を多くとりましょう。
ポイントは、間違えた問題の解説を説明できるようになるまで理解することです。
3:参考書、問題集
共通テスト数学ⅠA対策でオススメの参考書、問題集は以下の通りです。
まとめ
以上が、共通テスト数学ⅠAの傾向と対策になります。
数学には苦手意識をもつ受験生が多い分、しっかりと対策ができれば差をつけられる科目にもなります。
複雑な計算問題でも、とにかく最後までやりぬく力がポイントです。
共通テストで数学ⅠAを選択する受験生は、この記事を参考にしてみてくださいね!
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この記事を書いた人
吉村暢浩京都大学工学部卒業
2018年、京都大学工学部を卒業、同大学大学院に進学。2019年に京都大学大学院を退学し、受験コンサルティング事業「ポラリスアカデミア」を立ち上げる。2021年、株式会社ポラリスを設立。社会で勝ち抜くために必要な問題解決能力を大学受験を通じて身に付ける独自の指導を行っている。