今回は、聖マリアンナ医科大学医学部医学科、産業医科大学医学部医学科を志望し、現役時の受験に挑んだものの、不合格となった体験を振り返ります。
悔しい結果ではありましたが、「なぜ上手くいかなかったのか」「今後どう乗り越えていくのか」を冷静に見つめなおすことで、次の挑戦に向けた強い決意が生まれました。
不合格だった大学
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聖マリアンナ医科大学 医学部 医学科
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産業医科大学 医学部 医学科
模試では最終的にE判定。厳しい状況の中でも「絶対に現役で決める」という気持ちで受験に挑みました。
当時の学習時間と日々の生活
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平日:4時間前後
→ 学校の授業が終わったあと、友人と1時間半ほど勉強し、その後は自習室で夜9時半まで。 -
休日:10時間以上
→ 家、塾、カフェなどを使い分けながら、毎週最低10時間以上は学習することを心がけていました。
数字だけを見ると、決して少ないとは言えない勉強時間です。
それでも「十分だった」とは言えなかった理由があります。
受験に対する姿勢と気持ちの揺れ
「絶対に現役で合格してやる!」という強い気持ちはありました。
ですが、どこかで「来年もあるかもしれない」という思いも捨てきれず、心の中で本当の覚悟が固まりきっていなかった部分もありました。
また、「これだけ勉強していれば大丈夫だろう」という、根拠のない安心感もあったことが、結果的には慢心につながったと今は感じています。
上手くいかなかった要因
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自分の勉強量に対する謎の自信
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本当の意味での「覚悟」がやや甘かった
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優先順位があいまいになりがちな日もあった
今振り返ると、量をこなしていても質や目的意識が足りなかったと感じます。
「今やっていることが合格にどうつながるのか」をもっと明確に意識できていれば…という反省があります。
今年の目標と意気込み
「この1年でこの先何十年とある人生が決まる」
そう思うと、いま本気にならない理由はありません。
今年はとにかく、「目の前のやるべきことに集中する」。
シンプルですが、それが一番大切なことだと実感しています。
やりたいことを叶えるために、本気で、計画的に、毎日を積み上げていきます。
現役生へのメッセージ
高校生として受験勉強できることの幸せは、高校を卒業したら味わえません。
学校環境を言い訳にせず、本気で受験に向き合いましょう!
高校の授業、先生、友達との関わり——それらすべてが、実は受験勉強における強力なサポートです。
環境のせいにせず、与えられた状況でどれだけ本気になれるかが、受験の成否を分けると今は思います。
この失敗は「終わり」ではなく、「始まり」です。
悔しさを糧にして、来年は合格という新しい物語を自分の手でつかみに行きます。