浪人生活は、自分との戦いです。
とくに、体調を崩したり、思い通りにいかない経験をしたあとに再スタートを切ることは、簡単なことではありません。
今回ご紹介するのは、神奈川工科大学に合格した生徒さんの体験記です。
偏差値30・勉強時間1時間という状況から、ポラリスアカデミアでの学びを経て、偏差値45・1日9時間の学習習慣を身につけて合格を勝ち取った、その過程をお伝えします。
目次
現役時代は、病気と転校で苦しい毎日
「9月頃に病気になってしまったことによって、学校にも行けなくなり、現役時代思ったように勉強出来なかった。通信制の高校に転校したが、卒業を優先する必要があったため、なかなか辛い毎日だった。」
そう振り返るように、現役の頃は体調面や生活面の大きな変化があり、思うように受験勉強に向き合うことができない日々が続いていたそうです。
「頑張りたい気持ちはあるけれど、体が思うように動かない」「卒業するだけで精一杯」――そうした苦しさのなか、それでももう一度大学進学に挑戦するという決意をしたことが、すでに大きな一歩でした。
ポラリスアカデミア入塾後:「見通しがある」ことが支えになった
再スタートを切るために選んだのが、ポラリスアカデミア。
入塾後、最も大きな変化となったのは、「受験までの全体像が見えたこと」でした。
「予定を立てて下さった事で、1年間の受験の見通しがある程度持てたので良かったと思う。予定が上手くいかない時は修正するなど、臨機応変に対応して下さったことで、勉強を進めやすかった。」
ただのスケジュールではなく、「今の自分の状況を理解した上で作られる計画」だからこそ、無理なく、無駄なく、勉強に取り組むことができたといいます。
偏差値も少しずつ上がり、模試でも結果が見えるように。最初は勉強時間が1日1時間ほどでしたが、最終的には1日9時間以上の学習を継続できるまでに成長しました。
先生との関係が、浪人生活を支えてくれた
具体的なエピソードははっきりとは覚えていなくても、印象に残っていることがあります。
「先生とコミュニケーションを取ることが出来たという点は、1人で浪人している自分にとってとても心強い存在だったと感じる。」
浪人生活は孤独との戦いです。勉強の内容だけでなく、精神的な面での支えがあるかどうかで、毎日のモチベーションや安定感がまるで違います。
「誰かに話を聞いてもらえる」「見てくれている人がいる」――それだけで、不安な気持ちは少しずつほどけていきます。
先生たちの存在は、単なる“指導者”ではなく、**浪人という不安定な時間を一緒に乗り越える“伴走者”**だったのです。
保護者様からのメッセージ
ここで、保護者の方からのメッセージをご紹介します。
※原文そのまま掲載いたします。
「四者面談など、定期的に情報を提供して頂けたので、良かったです。1年間ありがとうございました。」
保護者としても、体調面や進路面に対する不安は大きかったことと思います。
そのなかで、定期的に塾からの情報共有やコミュニケーションがあったことで、安心して見守ることができたのではないでしょうか。
特に、浪人生は学校という場がなくなるため、保護者が子どもの学習状況を把握するのが難しくなりがちです。
そんなとき、塾が間に入り、本人の意志とご家庭の想いの“橋渡し”になることで、本人も、親御様も前向きに受験に向かっていけたことが伝わってきます。
最後に|状況がどうであれ、「変わろう」とした瞬間からすべてが動き出す
この体験記で何より印象的なのは、状況が決して恵まれていなかったことです。
病気、転校、現役時代のブランク――それでも、再スタートを決意し、少しずつ積み上げていった結果が「合格」という形になりました。
勉強が得意じゃなくても、時間が少なくても、自信がなくても。
“環境”と“支えてくれる人”がいれば、人は必ず変われます。
そして、その努力を見てくれている人がいるからこそ、自分も信じて前に進めるのです。
神奈川工科大学合格、本当におめでとうございます!
これからのキャンパスライフが、明るく、実りあるものになりますように。応援しています。