1. はじめに:英語力を活かした夢への第一歩
グローバル化が進む現代社会。
英語は世界中の人々と
コミュニケーションをとるための
大切なツールです。
「将来は英語を使って活躍したい!」
そんな夢を持つ中高生も多いのでは
ないでしょうか。
まだ具体的な夢がなくても大丈夫。
英語を学ぶことで、
将来の可能性は大きく広がります。
この章では、
英語学習の始め方や
英語力を活かせる様々な仕事、
そして夢を叶えるための
ステップを紹介します。
まずは、
中高生の皆さんに
今からできる英語学習法を
見ていきましょう。
英語学習は、
継続が大切です。
楽しみながら
英語に触れる方法を見つけ、
一歩ずつ
夢の実現に近づきましょう。
2. 中高生が今から始められる英語力アップ術
(1) 英語学習アプリ/ウェブサイトを活用しよう
英語学習アプリやウェブサイトは、手軽に英語学習を始められる便利なツールです。
スキマ時間を有効活用して、効率的に学習を進めましょう。
様々なアプリやウェブサイトがあるので、自分に合ったものを選んで継続することが大切です。
単語学習に特化したアプリ、リスニング力を鍛えるアプリ、英文法を学べるウェブサイトなど、目的に合わせて使い分けると効果的です。
ゲーム感覚で楽しく学習できるものや、自分のレベルに合った学習プランを提案してくれるものもあります。
いくつか試してみて、自分にぴったりのツールを見つけてみましょう。
無料のものも多いので、気軽に始めることができます。
毎日の学習習慣を身につけるためにも、アプリやウェブサイトを積極的に活用してみましょう。
例えば、以下のようなアプリやウェブサイトがおすすめです。
-
Duolingo:ゲーム感覚で楽しく学べる
-
Memrise:記憶術を使って効率的に暗記
-
BBC Learning English:質の高い学習コンテンツが豊富
-
TED Talk, TED Ed:様々な分野の英語スピーチを視聴できる
これらの他にも、多くの学習アプリやウェブサイトがあります。
自分に合ったツールを見つけて、英語学習を楽しみましょう。
継続することで、必ず成果が現れます。
(2) 映画/ドラマ/音楽で楽しく英語に触れる
英語学習は机に向かうだけではありません。
映画、ドラマ、音楽を通して、楽しく英語に
触れてみましょう。
好きな作品を通して英語を学ぶことは、
モチベーション維持にも繋がります。
最初は日本語字幕でストーリーを理解し、
2回目は英語字幕でセリフを追ってみましょう。
慣れてきたら字幕なしに挑戦!
リスニング力が鍛えられます。
お気に入りの俳優や歌手のセリフ、
歌詞を真似して発音してみるのも効果的です。
楽しみながら英語表現を自然と
身につけることができます。
動画配信サービスなどを活用すれば、
様々な国の作品に手軽に触れられます。
英語圏の文化に触れることで、
より深く英語を理解できるはずです。
色々な作品に触れて、
楽しみながら英語学習を続けましょう。
英語学習が、夢への大きな一歩となります。
(3) オンライン英会話で実践力を磨く
オンライン英会話は、実践的な
英語力を磨く近道です。
自宅で気軽にマンツーマンレッスンが
受けられます。
世界中の講師と英会話ができるので、
様々な国の文化や
英語表現を学ぶことができます。
自分のレベルや目的に合った
レッスンを選べるのも魅力です。
まずは無料体験レッスンで
雰囲気を掴んでみましょう。
いくつか試してみて、
自分に合ったサービスを見つけるのが
おすすめです。
講師との相性も大切です。
積極的に質問したり、
自分の意見を伝えたりして、
会話を楽しみましょう。
間違えることを恐れずに、
どんどん話してみることが
上達への鍵です。
予約も手軽なので、
忙しい中高生でも
継続しやすい学習方法です。
英会話を通して、
より自然でスムーズな
コミュニケーションを目指しましょう。
自分に合った学習スタイルで、
英語学習を習慣化することが
大切です。
継続は力なりです。
焦らず、楽しみながら
英語力アップを目指しましょう。
3. 英語力を活かせる仕事ってどんなものがあるの?
(1) グローバルビジネス:世界を舞台に活躍!
– 貿易/商社
貿易会社や商社は、グローバルビジネスの最前線です。
世界中の国々と商品を輸出入したり、海外進出を支援したりします。
英語を使う機会が多く、国際的な活躍を目指す方にピッタリです。
具体的には、どんな仕事があるのでしょうか。
貿易会社では、輸出入業務が中心です。
海外の顧客と英語で交渉したり、輸出入手続きを進めたりします。
商社は、貿易以外にも様々な事業を展開しています。
資源開発やプラント建設、金融など多岐にわたります。
活躍の場は世界中に広がっています。
貿易/商社で働くためには、高い英語力が必要です。
TOEICやIELTS、TOEFLといった英語技能を測るテストのスコアが高い方が有利です。
また、国際情勢や経済に関する知識も大切です。
大学では、経済学部や商学部などで学ぶと良いでしょう。
語学力を磨くことも重要です。
留学経験があれば、さらに有利になります。
(2) 教育:未来を担う人材育成
– 英語教師(学校/塾/オンライン)
英語が好きなら、教える仕事も魅力的です。
英語教師は、子どもから大人まで、
幅広い世代に英語を教えます。
大きく分けて学校、塾、オンラインの
三つの働き方があります。
①学校教師は、安定した立場で
生徒の成長を長期的に見守れます。
教員免許の取得が必要です。
最近は英語を使う機会も増えており、
ALT(外国語指導助手)と
チームティーチングをすることも多いです。
コミュニケーション能力も重要になります。
②塾講師は、生徒の成績アップに
直接貢献できるやりがいがあります。
個別指導塾、集団指導塾など
様々な形態があります。
未経験でも始めやすいですが、
生徒のやる気を引き出す
指導力が必要です。
③近年需要が高まっているのが、
オンライン英会話講師です。
インターネット環境があれば、
自宅で働くことができます。
世界中の人と繋がれる
魅力的な仕事です。
英会話スキルに加えて、
オンラインでの指導経験も
求められるようになっています。
– 教育教材開発
英語教材開発には、様々な種類があります。
例えば、教科書、ワークブック、
デジタル教材、ゲームなどです。
最近は、テクノロジーを活用した、
新しい教材の開発も盛んです。
教材開発の仕事は、
単に英語が得意なだけでは務まりません。
子どもたちの発達段階を理解し、
効果的な学習方法を
常に研究する必要があります。世界中の子どもたちの学びを
豊かにする仕事です。
また、時代の変化に合わせて、
新しい教材を開発していくことも重要です。
例えば、近年注目されている、
オンライン学習に対応した教材開発などです。
常に新しい情報を取り入れ、
より良い教材を開発していく意欲が
求められます。
教育教材開発の仕事に就くには、
英語力に加えて、教育学や心理学などの
知識も必要になります。
大学や大学院で専門的に学ぶことで、
必要な知識・スキルを身につけることが
できます。
(3) 観光/ホスピタリティ:日本の魅力を世界へ発信!
– ツアーコンダクター
ツアーコンダクターは、国内外からのお客様を観光地に案内する仕事です。
日本の魅力を、自らの言葉で世界中の人々に伝えることができます。
英語力を活かして、お客様とコミュニケーションをとりながら、
日本の文化や歴史、自然の素晴らしさを伝えていくことができます。
ツアーコンダクターには、高いコミュニケーション能力が必要です。
お客様の質問に答えたり、困っているお客様をサポートしたり、
楽しい旅の思い出作りをサポートします。
英語でのコミュニケーション能力は、外国人観光客の増加に伴い、
ますます重要になっています。
ツアーコンダクターになるには、主に2つの道があります。
1つは旅行会社に就職することです。
もう1つは、通訳案内士の国家資格を取得することです。
通訳案内士は、報酬を得て外国人に付き添い、
通訳案内を行うことができる国家資格です。
– ホテルスタッフ
ホテルスタッフは、お客様に快適な滞在を提供します。
英語力を活かして、海外からのお客様に日本の魅力を伝えられます。
ホテルには様々な職種があります。
英語力を活かせる代表的な職種を以下にまとめました。
-
フロントスタッフ:チェックイン・チェックアウトの手続きや、宿泊客からの問い合わせ対応などを行います。
スムーズな対応でお客様を笑顔にできます。
多言語対応が求められるため、英語力は大きな武器になります。 -
コンシェルジュ:お客様のあらゆる要望に応え、ホテルでの滞在をサポートします。
レストランの予約や観光案内などを通して、お客様に特別な体験を提供します。
高いコミュニケーション能力と英語力が求められます。 -
ベルスタッフ:お客様の荷物を運び、館内を案内します。
ホテルの顔として、お客様に好印象を与えます。
英語でコミュニケーションを取りながら、お客様をサポートします。 -
レストランスタッフ:ホテル内のレストランで接客を行います。
お客様へ料理の説明や注文受付などを行います。
英語でスムーズな接客ができれば、お客様に喜ばれます。
(4) クリエイティブ:世界に発信する表現者
– 翻訳家/通訳
翻訳家と通訳は、異なる役割を担う、言語のプロフェッショナルです。
世界中の人々の言葉の橋渡し役となり、文化交流を支える仕事です。
翻訳家は、文章を翻訳します。
通訳は、話された言葉を訳します。
活躍の場は、国際会議やビジネス商談、出版、観光など多岐に渡ります。
翻訳家は、専門分野を深めることで、活躍の場を広げることができます。
例えば、法律や医療、技術など、専門知識が必要な分野で活躍できます。
通訳は、高いコミュニケーション能力が求められます。
正確に伝えるだけでなく、文化的な背景も理解した上で、円滑なコミュニケーションをサポートします。
翻訳家・通訳になるためには、高度な語学力はもちろん、異文化理解も大切です。
専門の学校や大学で学ぶことで、専門的なスキルを磨くことができます。
語学力に加えて、専門知識やコミュニケーション能力を磨くことで、活躍の場を広げ、グローバル社会で活躍できるでしょう。
– ゲーム/アニメ/漫画のローカライズ
日本のゲーム、アニメ、漫画は、世界中で人気があります。これらの作品を海外のファンに届けるために重要なのがローカライズです。ローカライズとは、単なる翻訳とは異なり、文化や言葉のニュアンスを理解した上で、現地のユーザーに自然に受け入れられるように作品を調整する作業です。
ゲームローカライズでは、セリフやアイテム名だけでなく、ゲームシステムやインターフェースも、文化に合わせて変更することがあります。例えば、日本では縁起が良いとされる数字「8」も、海外ではそうでない文化圏もあります。ローカライズ担当者はこういった文化の違いを理解し、適切な表現に置き換える必要があります。
アニメや漫画のローカライズでは、セリフの翻訳はもちろん、効果音や擬音語なども現地の文化に合うように変更します。また、コマ割りや吹き出しの位置も、言語によって読みやすさが変わるため、調整が必要な場合があります。ローカライズを通して、世界中の人々に日本の作品の魅力を伝えられるやりがいのある仕事です。英語力に加えて、文化への理解や作品に対する情熱が求められます。
(5) その他
– 客室乗務員
客室乗務員は、国内線・国際線問わず、世界中の人々と接しながら、空の旅をサポートする仕事です。安全で快適な空の旅を提供するために、様々な業務を行います。機内アナウンスや保安業務、お客様へのサービス提供など、幅広い業務をこなします。英語をはじめとした語学力は、国際線では必要不可欠です。様々な国籍のお客様とコミュニケーションを取り、適切なサービスを提供するために、高い語学力が求められます。語学力に加えて、お客様に寄り添うホスピタリティ精神も大切です。
– 国際協力/NGO/NPOの職員
国際協力の仕事は、開発途上国の
貧困や教育、医療などの問題解決に
貢献したいと考えている人に
おすすめです。
NGOやNPOなどの団体職員として、
世界各地で活動することができます。
途上国の支援や国際的な
課題解決に携わりたいという方は、
国際協力の仕事はやりがいを
感じられるでしょう。
具体的には、以下のような仕事があります。
-
途上国における教育支援
-
貧困問題解決のための
プロジェクト企画・運営 -
医療支援や保健衛生の向上\
-
緊急人道支援 など
国際協力の仕事で活躍するには、
高い英語力は必須です。
世界中の人々と
コミュニケーションを取りながら
仕事を進める必要があるためです。
また、途上国の文化や
習慣を理解することも大切です。
高い英語力に加えて、
途上国の文化や習慣への理解、
コミュニケーション能力、
問題解決能力なども求められます。
これらの能力を磨くことで、
国際協力の仕事で
さらに活躍できるはずです。
4. 英語力+αで夢を叶える!
(1) 自分の興味・関心を深掘りしよう
英語力を活かせる仕事は多岐に渡ります。
だからこそ、まずは自分の「好き」や
「得意」なことを考えてみましょう。
例えば、
「海外のゲームが好き」なら、
ゲームローカライズの仕事に興味を持つ
かもしれません。
「世界の貧困問題について知りたい」なら、
国際協力の仕事に就くことも可能です。
「英語×〇〇」で、
どんな仕事ができるのか想像してみましょう。
興味のある分野について
積極的に情報収集することも大切です。
インターネットで検索したり、
関連書籍を読んでみたり、
実際に仕事をしている人に話を聞いて
みるのも良いでしょう。
自分の興味関心を深掘りしていく中で、
将来の夢がより明確になっていきます。
色々な可能性を探ってみましょう。
焦らずじっくりと、
自分にぴったりの仕事を見つけてください。
小さな一歩が、
大きな夢への第一歩となるはずです。
(2) やりたいことが決まったらその仕事に就くための専門学校、大学へ
将来の夢を見つけ、その夢に近づくためには、
まず、どんな学校に進学すれば良いのかを
調べてみましょう。
英語力を活かせる仕事に就くためには、
大学や専門学校で専門的な知識やスキルを
身につけることが重要です。
例えば、通訳者になりたい場合、
通訳養成学校で専門的な訓練を受ける、
または、外国語学部のある大学に進学して
語学力を磨くという選択肢があります。
貿易や商社で働くことを希望するなら、
経済学部や商学部のある大学で
国際経済や貿易について学ぶと良いでしょう。
観光業界で活躍したいなら、
観光学部やホスピタリティツーリズム学科のある
大学で専門知識を学ぶことが役立ちます。
このように、それぞれの仕事に適した
学校があるので、自分がどんな仕事に就きたいのか、
その仕事をするにはどんな知識やスキルが
必要なのかを調べ、
自分に合った学校を選びましょう。
インターネットで調べたり、
学校の先生やキャリアカウンセラーに
相談してみるのも良いですね。
目標を持って、
将来の夢に向かって一歩ずつ進んでいきましょう。