大学受験コラム

やる気が出ない日でも机に向かえる“仕組みづくり”とは?

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やる気が出ない日でも机に向かえる“仕組みづくり”とは?

「今日はなんかやる気出ないな…」

「スマホ触ってたら1時間経ってた…」

「勉強しなきゃいけないのに、体が動かない」

そんな日、ありませんか?

きっと、多くの人が経験していると思います。受験生に限らず、毎日100%やる気を維持するのは不可能です。人間ですから、疲れていたり、気分が乗らなかったり、誘惑に負けたりすることはあります。

でも、勉強で結果を出す人は、やる気がない日でも「勉強をやる」仕組みを持っています。

つまり、「気分に左右されずに机に向かえる環境と習慣」を作っているのです。

この記事では、やる気が出ない日でも勉強を継続できる人が実践している“仕組みづくり”を、心理・環境・行動の3つの面から具体的に解説します。

今日からでも取り入れられるテクニックばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 「やる気」は最初から必要ないという考え方

まず大前提として知っておいてほしいのは、「やる気が出たら勉強しよう」という考え方では、いつまでも勉強できないということです。

やる気は、“行動するから”出てくるものです。

たとえば、「5分だけやるつもりで参考書を開いたら、いつの間にか30分集中してた」という経験はないでしょうか?

これは脳科学的にも証明されていて、「作業興奮(さぎょうこうふん)」と呼ばれる現象です。最初の一歩を踏み出すことで脳が活性化し、やる気が後からついてくるのです。

つまり、やる気がないときこそ「とりあえず始める」ための仕組みが必要なんです。

2. とりあえず机に向かえる「行動のハードルを下げる」

気合いを入れないとできないような勉強は、やる気がないときには続きません。だからこそ、やることのハードルを下げておくことが大切です。

おすすめの方法をいくつか紹介します。

・「1問だけ解こう」「5分だけやろう」と決める

・単語帳を開くだけ、ノートを広げるだけの目標にする

・朝は英単語、夜は社会の暗記、というふうに“軽めの定番メニュー”を決めておく

・“0秒で始められる”教材(単語カード、アプリ、コピーなど)を机に置いておく

勉強を始める行動のハードルが下がると、「なんとなく始められる」状態が作れます。結果的に、最初の5分を超えると集中に入れるというサイクルができてきます。

3. 勉強する時間と場所を“固定化”する

「いつやるか」「どこでやるか」を毎日決めておくと、それだけで習慣化しやすくなります。脳は「この時間になったらこれをやる」という流れを好みます。

たとえば、

・毎朝7時になったら机に座って単語帳を開く

・帰宅後15分だけ休憩して、そのあとリビングで数学をやる

・夜9時〜10時は学校の宿題タイム

こうしたルールをあらかじめ自分の中で決めておくと、やる気がなくても「なんとなくその流れに入っていく」ことができます。

場所も同じで、「家ではリビングで勉強する」「数学だけは自習室でやる」などと決めておくと、自然と集中モードに入りやすくなります。

また、「場所によってやる教科を分ける」のも効果的です。

・自宅:暗記系(単語・理社)

・塾やカフェ:問題演習(英語長文、数学など)

・学校:復習・音読など

このようにしておくと、気分転換にもなり、「場所に応じた学習リズム」が身についていきます。

4. スマホ・ゲームとの付き合い方を見直す

やる気がない日ほど、スマホやゲームに逃げたくなりますよね。これは決して悪いことではありません。でも、勉強を邪魔するものを「物理的に遠ざける仕組み」を作っておくと、誘惑に負けにくくなります。

・スマホは別の部屋に置いておく

・アプリに制限をかける(時間制限アプリの活用)

・勉強時間だけ親に預ける

・「スマホを触ったらタイマーがリセットされる」ルールを作る

また、勉強の合間に短く使うのはOKです。ただし、「時間を決めて」休憩するようにしましょう。

たとえば、

・50分勉強+10分スマホOK(キッチンタイマーで管理)

・休憩後にやるべき内容をメモしておくと、戻りやすい

メリハリがつくと、罪悪感も減り、勉強と息抜きをうまく両立できます。

5. 「やった記録」を残すと継続しやすい

目に見える成果があると、人はやる気が出ます。だから、「勉強した記録」を残すだけで、自然とやる気を保ちやすくなります。

おすすめは、勉強時間や内容を簡単に記録することです。

・1日ごとの勉強時間をカレンダーや手帳に書く

・チェックリストやToDo表を使って“できた”を可視化する

・ノートに「今日の目標」「やったこと」を書く

記録のスタイルは何でもOKですが、毎日続けるのがポイントです。「昨日やったから今日もやる」「3日続いてるからやめたくない」そんな気持ちが継続を後押ししてくれます。

さらに、記録を見返すと、「自分、意外と頑張ってるじゃん」と自信にもつながります。

6. ごほうび&モチベーションの仕組みも効果的

やる気が出ない日には、「ごほうび」が大きな力になります。

・今日30分勉強できたら、好きなお菓子を食べる

・1週間連続で机に向かえたら、好きな映画を観る

・模試を頑張ったら新しい文房具を買う

こうしたごほうびは、脳にとって「報酬」となり、勉強にポジティブなイメージがつきます。

また、勉強する目的や夢を「見える形」にするのもおすすめです。

・志望校の写真を机の前に貼る

・合格したらやりたいことをノートに書く

・憧れの学部や職業について調べてモチベーションを高める

「なんのために勉強してるんだっけ?」と迷ったときに、この原点に戻れると、また前に進めます。

7. 誰かと「ゆるくつながる」と続きやすい

やる気が出ないとき、誰かの存在が励みになることもあります。とはいえ、「一緒に勉強しよう!」とガチガチの関係を作る必要はありません。

・友達と1日1回「勉強報告LINE」を送る

・SNSで勉強記録を投稿する(#今日の勉強など)

・塾や先生に「今週の目標」を伝えてみる

ちょっとしたコミュニケーションが「やらなきゃな」と思わせてくれる仕組みになります。

もちろん、人と比べて落ち込んでしまうなら無理にやる必要はありません。自分のペースで、「ちょっと見られてるかも」という感覚だけでも十分です。

8. やる気が出ない日でも「最低ライン」を決めておく

どれだけ仕組みを作っても、やる気が出ない日は必ずあります。そんなときでも、完全に何もしないと自己嫌悪や不安につながってしまいます。

だからこそ、「やる気がゼロでもできる最低ラインのルール」を決めておくと安心です。

・どんなにしんどくても英単語10個だけは見る

・5分だけ音読する

・苦手教科の復習プリント1枚だけやる

この“最低ライン”をこなすことで、「今日は頑張れなかったけど、ゼロじゃない」と思えるようになります。これが、勉強習慣を崩さない大きな秘訣です。

まとめ:やる気よりも、行動を起こす“仕組み”をつくろう

勉強にやる気が出ないのは、誰にでもある自然なことです。でも、やる気がない日にも“なんとなく”でも動ける仕組みを作っておくことで、継続力と自信が手に入ります。

今日からできる行動まとめ

・「5分だけ」の軽い勉強から始めてみる

・時間と場所を決めて習慣化する

・スマホの誘惑は物理的に遠ざける

・勉強記録をつけて、自分の努力を“見える化”する

・ごほうびや目標をうまく活用する

・やる気ゼロの日でも“最低限のルール”を守る

受験は長い道のりですが、小さな一歩を続けた人が、最終的には合格という大きなゴールにたどり着きます。

やる気がない日も、落ち込まなくて大丈夫。あなたなりの仕組みで、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

「続けられる仕組み」を作ったあなたは、もう立派な“勉強ができる人”です!

応援しています!

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