大学受験コラム

部活引退後に一気に伸びる人の特徴と、今やるべき準備

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高校生活で部活に全力を注いできた人にとって、引退はひとつの大きな転機です。

「いよいよ受験勉強に集中しなきゃ」と思う一方で、「周りと差が開いていて不安」「何から始めたらいいかわからない」と感じる人も少なくありません。

しかし実際には、部活引退後に一気に成績を伸ばし、第一志望に合格していく人も多くいます。

その差を生むのは、「引退前後の過ごし方」と「意識の切り替え方」です。

この記事では、部活を引退した受験生が短期間で学力を伸ばすための考え方や行動、そして今から始めておくべき準備について、具体的に解説していきます。

部活引退後に一気に伸びる人の3つの共通点

まずは、部活引退後に成績が急上昇する人たちに共通する特徴を見ていきましょう。特別な才能があるわけではなく、彼らがしていることは意外とシンプルです。

① 「切り替え」が早い

一番大きな違いは、引退後すぐに受験モードへ意識を切り替えられるかどうかです。

引退後、気が抜けてしまい「少し休もう」「とりあえず動画見よ…」とダラダラしてしまう人も多い中、成績が伸びる人は「よし、ここから本気出す」とすぐに新しい目標へ意識を向け直します。

気持ちの切り替えにはコツがあります。たとえば、引退試合の翌日に志望校の赤本を手に取ってみる、塾や予備校で模試を受けて今の実力を確認するなど、「受験が自分事になる行動」を早く起こすことが重要です。

② 計画を立てて動ける

受験までの時間が限られているからこそ、「なんとなく」で勉強している時間はありません。

伸びる人は、「自分に必要な勉強は何か?」「いつまでに何を終わらせるか?」を考え、逆算して計画を立てています。

・共通テストまであと何ヶ月あるか

・私立・国公立の出願時期はいつか

・夏休みに何を重点的にやるべきか

こうした情報をもとに、“今日何をやるべきか”まで落とし込めている人は、勉強の迷いが少なくなり、集中力も上がります。

③ 集中力と持続力が高い

部活を本気で続けてきた人は、「集中力」と「粘り強さ」をすでに持っています。これを勉強に活かせば、成績が伸びるのは当然とも言えます。

特に、体力・時間管理能力・自己管理力などは、受験勉強にも直結するスキルです。

・長時間の練習を乗り越えてきた集中力

・毎日のスケジュールを守ってきた自己管理力

・試合前の緊張や不安に打ち勝ってきたメンタルの強さ

これらを活かすことで、たとえスタートが遅くても、グッと追い上げられるポテンシャルを持っているのが部活生です。

今やっておくべき5つの準備

部活引退後に「伸びる人」になるためには、引退前・直後の準備が大きな鍵を握ります。以下に、今から始められる具体的な5つの準備を紹介します。

① 生活リズムを整えておく

部活があると、毎日夕方から夜まで予定が詰まっていますよね。引退後、急に時間ができると、つい夜更かししたり生活が乱れてしまいがちです。

その状態で受験勉強を始めても、集中できなかったり、勉強リズムが安定しません。

・毎日同じ時間に起きて寝る

・朝型の生活に少しずつ移行する

・食事のタイミング・内容も整える

こうした基本的な生活習慣を整えるだけで、学習効率や記憶力が大きく変わります。

② スキマ時間の勉強を習慣化する

部活生にとって、スキマ時間は最大の武器。移動中や休憩中に英単語を覚えたり、動画教材を見たりしていた経験がある人も多いのではないでしょうか。

この「短時間でも積み重ねる」習慣は、引退後も活かせます。むしろ時間が増えることで、つい1日の勉強がダラダラしてしまう人が多くなる中、短時間集中を続けてきた人は効率的に学習を進められます。

スキマ時間におすすめなのは、

・英単語や古文単語の暗記

・リスニング音声を聞く

・社会や理科の一問一答チェック

・苦手分野の簡単な復習プリント

こうした“軽めの勉強”を日常の中に溶け込ませていきましょう。

③ 机に向かう習慣を作る

部活をしていた頃は、机に向かう時間が少なかったという人も多いはず。最初のうちは「座っても集中できない」「何をすればいいか分からない」という時間もあると思います。

でも、机に座る習慣自体が“受験生の準備”です。

・まずは1日30分でも机に向かう

・タイマーを使って短時間集中(ポモドーロ法など)

・「とりあえず単語帳だけやる」などハードルを下げる

勉強習慣は、気合ではなく仕組みで作るのがコツです。

④ 苦手分野の洗い出しを始める

本格的に勉強を始める前に、「自分が何を苦手としているか」を整理しておくと、スタートダッシュがスムーズになります。

・数学でいつもつまずくのはどの単元?

・英語の文法であいまいなルールは?

・理科や社会で“暗記してるつもり”になってない?

この時期は、模試や小テストの見直しをして、自分のウィークポイントを把握しておくことが非常に有効です。

「得意を伸ばす」より、「苦手を潰す」方が短期的に成績が上がりやすいのもポイントです。

⑤ 志望校の情報を集めておく

明確な目標がある人ほど、勉強への集中力は高まります。逆に、「どこを受けるか決まってない」と勉強の目的が曖昧になり、モチベーションも続きにくいです。

・受験方式(共通テスト利用、一般入試など)

・配点や科目(英語が重視されるか、数学が必要か)

・過去問の傾向(長文の量、記述問題の有無など)

これらを確認しておくことで、「どこを重点的に勉強するか」が明確になり、迷わず勉強に取り組むことができます。

「引退後に伸びない人」の落とし穴とは?

反対に、引退後なかなか成績が伸びない人には、いくつか共通点があります。

・引退後しばらく休んでしまい、習慣が崩れる

・「まだ夏があるし」とスタートを先延ばしにする

・1日中勉強できると思っていたが、集中できない

・計画を立てずに目の前の課題だけをこなす

・周囲の進度に焦って、無理な勉強をして疲れる

これらはすべて、「受験勉強のペースがつかめていない状態」です。焦らず、できることから少しずつ始めることが、結局は一番の近道です。

まとめ|引退後からが“本番”。あなたはまだ伸びる!

部活を頑張ってきた人は、間違いなく“伸びる素質”を持っています。

それを活かすも活かさないも、引退後の過ごし方次第。

・気持ちの切り替えを早くする

・計画を立てて動く

・生活リズムと勉強習慣を整える

・自分の弱点を分析しておく

・志望校という“ゴール”を明確にする

この5つを意識すれば、引退からの数ヶ月で一気に差を縮める、もしくは追い越すことも十分可能です。

これまで部活で積み上げてきた努力と集中力を、今度は受験勉強に注いでいきましょう。

「ここからが本番」そう思えるかどうかで、未来は変わります。

あなたの努力は、必ず結果に結びつきます。

いま、この瞬間から受験生としての第一歩を踏み出していきましょう!応援しています。

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