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集中力UP?音楽を聴きながら勉強する効果と注意点|中学生・高校生向け

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1. 音楽を聴きながら勉強するメリット

(1) 集中力UP:雑音シャットアウト、没頭できる環境を作る

勉強中に周囲の音が気になって、集中できないという経験はありませんか?
音楽は、雑音を遮断する効果があります。
図書館やカフェで周りの話し声が気になる時、音楽を聴くことで周りの音を気にすることなく、勉強に集中できる環境を作ることができます。

特に、歌詞のない音楽や、落ち着いた雰囲気の音楽は、勉強の邪魔になりにくく、集中力を高める効果が期待できます。
周りの雑音をシャットアウトし、勉強に没頭できる空間を作ることで、学習効率の向上に繋がります。
音楽を上手に活用して、集中できる学習環境を構築してみましょう。

(2) モチベーションUP:好きな音楽で気分を高め、やる気を出す

勉強に集中できない、やる気が出ない…。
そんな時は、好きな音楽を聴いて気分転換してみましょう。
音楽には、気分を高揚させる効果があります。

アップテンポな曲や、好きなアーティストの曲は、やる気を引き出し、勉強へのモチベーションを高めてくれます。
例えば、好きな音楽を聴きながら勉強を始めると、自然と気分が上がり、集中力も高まることがあります。

音楽は、勉強のモチベーションを高めるための有効なツールとなります。
ただし、音楽に集中しすぎて勉強がおろそかにならないように注意しましょう。
あくまで、音楽は勉強をサポートするためのものです。
音楽と勉強のバランスをうまく取りながら、学習効率を高めていきましょう。

(3) リラックス効果:緊張や不安を和らげ、学習効率を高める

落ち着いたテンポの音楽や、自然の音を取り入れた音楽は、心拍数を安定させ、呼吸を深くする効果が期待できます。

テスト前は、緊張や不安で集中できないという人もいるでしょう。
そんな時に、音楽を聴くことで、緊張や不安を和らげ、落ち着いて勉強に取り組むことができます。
リラックスした状態では、脳が活性化し、学習内容が頭に入りやすくなります。
結果として、学習効率の向上に繋がるのです。

例えば、クラシック音楽や環境音楽などは、リラックス効果が高いとされています。
勉強前にこれらの音楽を聴くことで、心身ともにリラックスした状態で学習を始められます。
また、休憩時間に好きな音楽を聴くことも、気分転換になり効果的です。

2. 音楽を聴きながら勉強するデメリット

(1) 集中力DOWN:歌詞やリズムが気になって気が散ることも

音楽を聴きながら勉強すると、
歌詞やリズムが気になってしまい、
逆に集中力が落ちてしまうことも
あります。

特に歌詞のある曲は、
つい口ずさんでしまったり、
歌詞の内容に気を取られて
しまったりしやすいです。

アップテンポの曲も、
体がリズムに合わせて
動いてしまったり、
落ち着いて勉強に
集中できなくなったりする
可能性があります。

また、普段聴き慣れていない曲は、
新鮮で刺激的である一方、
耳に入ってきてしまいやすく、
勉強の妨げになることも
考えられます。

集中力を維持するためには、
音楽選びも大切です。

(2) 依存:音楽がないと勉強できない状態に…?

音楽を聴きながら勉強すると、
集中できるというメリットがあります。
しかし、音楽がないと勉強できない
状態になってしまうこともあります。
これは、「音楽への依存」です。

最初は音楽で集中力を高めていたのに、
だんだん音楽がないと
集中できなくなる場合があります。
静かな場所で勉強する際に、
逆に集中力が落ちてしまうのです。

例えば、テスト中は音楽を聴けません。
普段音楽を聴いて勉強している人が
静かなテスト会場で集中できず、
実力を発揮できない
ということも考えられます。

音楽を聴くこと自体は
悪いことではありません。
しかし、依存してしまうと
かえって学習の妨げになる
可能性があるため注意が必要です。
音楽がない状態でも集中できるよう、
普段から音楽を聴かない時間を作る、
音楽のジャンルや音量を
調整するなどの工夫をしましょう。

(3) 記憶の妨げ:音楽が記憶の邪魔をすることも

音楽は、記憶の妨げになる可能性があります。

特に歌詞のある音楽は、言語情報を処理する脳の領域と、学習内容を記憶する脳の領域が競合し、記憶の効率を低下させる可能性があります。

これは「干渉効果」と呼ばれています。

例えば、英単語を覚えている最中に、歌詞のある音楽を聴くと、歌詞の内容が記憶の邪魔をして、英単語が覚えにくくなってしまう可能性があります。

計算問題や単純作業など、深い思考を必要としない作業の場合には、音楽が作業効率を上げる効果が期待できますが、記憶を必要とする作業の場合には、音楽は逆効果になる可能性があるため、注意が必要です。

3. 勉強中に音楽を聴く上での注意点

(1) 音量:小さめに設定、周りの音が聞こえる程度に

音楽を聴く目的は、あくまで周りの雑音を遮断し、学習に集中できる環境を作ることです。そのため、爆音で音楽を聴いてしまうと、肝心の学習内容に集中できなくなってしまいます。

また、大きすぎる音量は耳への負担も大きく、難聴などのリスクも高まります。

理想的な音量は、「周りの音が聞こえる程度」です。周りの音が聞こえる程度の小さめの音量であれば、音楽をBGMとして快適に聴きながら、学習に集中できます。

(2) ジャンル:歌詞のない音楽、または慣れ親しんだ音楽

勉強中に音楽を聴く場合は、
歌詞の有無が重要です。

歌詞があると、どうしても
そちらに意識が向いてしまい、
学習内容への集中力が
途切れてしまう可能性があります。

そのため、歌詞のない音楽を選ぶことが
おすすめです。

クラシック音楽や環境音楽、
Lo-fi hip hopなどは
歌詞がなく、落ち着いた曲調のものが
多いため、勉強中のBGMとして
適しています。

どうしても歌詞のある音楽を聴きたい場合は、
すでに聴き慣れている音楽を選びましょう。

歌詞を意識せずに
自然と耳に入ってくるため、
集中力を阻害しにくいでしょう。

静かで落ち着いた曲調のものを
選んで、勉強に集中できる環境を
作りましょう。

(3) 学習内容:暗記系科目には不向き?計算問題などに向いている

音楽を聴きながら勉強する場合、学習内容との相性も重要です。歌詞のある音楽は、言語情報を処理するため、暗記科目の学習には向いていません。特に英単語や古文単語などを覚える際は、音楽によって記憶の妨げになる可能性があります。

一方、計算問題や単純作業など、言語情報をあまり必要としない学習内容の場合には、音楽が集中力を高める効果を発揮する可能性があります。音楽によって雑音が遮断され、没頭しやすい環境が作られるためです。

ただし、これはあくまで一般的な傾向です。音楽を聴きながらでも集中できる人と、そうでない人がいます。自分にとって最適な学習方法は、試行錯誤しながら見つける必要があります。もし音楽を聴きながらの学習が合わないと感じたら、無理に続ける必要はありません。

(4)自分との相性:集中できるか、試してから取り入れる

音楽を聴きながら勉強すると、集中力が上がる人もいれば、逆に下がる人もいます。効果には個人差があります。そのため、音楽を聴きながら勉強する際は、まず試してみることが重要です。

音楽のジャンルによっても、集中できるかどうかが変わってきます。クラシック音楽は集中力を高めると言われていますが、人によっては退屈に感じるかもしれません。

大切なのは、自分に合った音楽を見つけることです。もし音楽を聴きながら勉強するのが合わないと感じるなら、無理にする必要はありません。色々な方法を試してみて、自分に合った勉強法を見つけていきましょう。

4. 中学生・高校生におすすめの音楽ジャンル

(1) クラシック音楽:集中力を高め、リラックス効果も期待

クラシック音楽は、勉強中のBGMとしておすすめです。
落ち着いたメロディーは、集中力を高め、リラックス効果も期待できます。
特に、バロック時代の音楽は、一定のリズムとメロディーが特徴です。
これは、脳波をα波の状態に導き、集中力や記憶力を高める効果があるとされています。
モーツァルトやバッハなどの作曲家の作品が代表的です。
初めてクラシック音楽を聴くという方は、これらの作曲家の作品から聴いてみると良いでしょう。
クラシック音楽は、様々な作曲家や時代によって、曲調も様々です。
色々な曲を聴いてみて、勉強中に集中できる曲を見つけてみましょう。

(2) 環境音楽:自然の音、アンビエントなど、心を落ち着かせる

環境音楽は、勉強中に最適な音楽ジャンルの一つです。
自然の音やアンビエントミュージックなど、心を落ち着かせる効果のある音楽が多くあります。
例えば、波の音や鳥のさえずり、雨の音などは、心をリラックスさせ、集中力を高める効果が期待できます。
また、アンビエントミュージックは、電子音などを用いた、環境に溶け込むような音楽です。
一定のリズムやメロディーを繰り返すことで、心を落ち着かせ、集中を持続させる効果があるとされています。

(3) Lo-fi hip hop:落ち着いたテンポで、作業用BGMとして人気

Lo-fi hip hopは、落ち着いたテンポとチルな雰囲気で、勉強中のBGMとして人気を集めています。
ノイズや音質の粗さが特徴です。
独特なノスタルジックな雰囲気も魅力の一つです。

メロディーラインはシンプルで反復的、歌詞がない、もしくはあっても囁くように小さく、邪魔になりにくい点が勉強中のBGMに向いている理由です。
作業用BGMとしてYouTubeなどで検索すると、数多くのプレイリストが見つかります。
カフェで勉強しているような雰囲気や、少し懐かしいような落ち着く空間を演出してくれます。

5. まとめ:音楽との上手な付き合い方を見つけて、学習効率UP!

音楽を聴きながら勉強することは、集中力やモチベーションを高める効果が期待できます。

音楽を聴く際は、音量やジャンル、学習内容に配慮することが大切です。
集中できるか、一度試してから取り入れてみましょう。

ただし、音楽に頼りすぎず、集中できない場合は音楽をオフにすることも大切です。
自分の学習スタイルに合った方法を見つけることが、学力向上への近道です。

 

 

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