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浪人で失敗しない勉強スケジュールの立て方とは?手順や注意点を解説

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「浪人生はどのようなスケジュールで勉強を始めたら良いかわからない」のような悩みを抱えていないでしょうか。
浪人生の勉強スケジュールが曖昧だと、必要な勉強量を確保できず、試験直前になって焦ることになりかねません。

本記事では、浪人生の理想の勉強時間やスケジュール管理で失敗する原因、勉強スケジュールの立て方の流れを紹介します。
浪人しようか迷っている人やすでに浪人することを決めた人は、ぜひ参考にしてください。

目次

浪人生の理想的な1日の勉強スケジュールについて

浪人生活を成功させるためには、年間の学習スケジュールをしっかり立て効率よく勉強を進めましょう。

4〜7月は、徹底的に基礎を固める期間です。
英単語や文法、数学の公式などの基本事項を完璧にして各科目の土台を築きます。
この時期は理解を優先し、焦らず学習を進めることがポイントです。

夏以降は、基礎を応用できる力を養うために、実践的な問題演習を中心に学習を進めます。
過去問や模試を活用しながら、弱点を洗い出し、解き方の精度を高めましょう。

12月以降は共通テスト対策に本格的に取り組み、時間配分や解答スピードを意識した演習を繰り返します。

共通テスト後は、私立大学や国公立2次試験に向けた対策で、志望校ごとの問題傾向を徹底的に分析します。

浪人生がスケジュール管理で失敗する3つの原因

浪人生活を成功させるには、スケジュール管理が欠かせません。
しかし、自由に使える時間が多いからこそスケジュールを立てずに過ごしてしまい、時間が足りなくなっている場合も多いです。

失敗を放置すると、勉強の進捗が思うように進まず、合格に必要な学力を身につけることが難しいことも。
本章では、浪人生が陥りやすいスケジュール管理の失敗を解説します。

浪人生がやりがちな失敗1.勉強の開始時期を先延ばしにする

浪人生活のスタートでつまずく大きな要因の一つが、本格的に勉強を始めるのを先延ばしにすることです。
受験が終わったばかりの頃は「まだ時間がある」と油断し、勉強を後回しにしがちです。

しかし、勉強のスタートが遅れると、浪人生活の後半で大きな焦りを感じるかもしれません。
4月から本気を出そうと勉強を始めた場合、すでに2〜3か月の差がついてしまっている可能性があります。
浪人を決めた時から勉強を再開し、他の受験生よりも早く基礎を固めましょう。

浪人生がやりがちな失敗2.スケジュールを立てずに勉強をする

「とりあえず勉強しよう」と漠然と勉強を進めるのも、浪人生がスケジュール管理で失敗する要因です。
スケジュールを立てる際は「どの科目を」「どの程度の時間で」「どのように」学習するのかを明確に決めましょう。

1日のスケジュールも細かく設定すれば、メリハリをつけた学習が可能です。
「午前中は数学、午後は英語の長文読解、夜は社会の暗記」など時間ごとに学習内容を決めておくと、集中力が持続しやすくなります。

浪人生がやりがちな失敗3.自己分析・振り返りができない

受験に落ちた理由や合格レベルに達しなかった要因を分析せず、闇雲に勉強を続けるのは効率が悪く時間を無駄にするかもしれません。

現役時代に満足のいく結果が得られなかった理由や浪人を決断した背景を冷静に振り返り、改善策を考えましょう。
第一志望校との学力差を把握し、現役時の勉強方法を見直したうえで、1年間の学習スケジュールを計画的に立て直すのがおすすめです。

浪人生必見!勉強スケジュール立て方の流れ

浪人生は現役時代と違い、授業のカリキュラムが決まっていないため、自分で計画を立て効率的に学習を進めることが求められます。

年間・月間・週間・1日単位でのスケジュールを細かく設定し、学習の進捗を管理することが合格への近道です。
本章では、浪人生の勉強スケジュールの立て方を具体的な流れに沿って解説します。

スケジュールの立て方1.自分の現状を分析する

効率的な勉強スケジュールを立てるには、自分の学力や得意・苦手科目を正確に把握しましょう。

現役時代の模試や受験結果を振り返り、どの科目が得意だったか、どの科目が足を引っ張ったのかを明確にしてみてください。
現役時代にうまくいった勉強法と失敗した勉強法を振り返るのもおすすめです。

スケジュールの立て方2.志望校を見直す

浪人が決まったら、志望校を見直してください。
現役時代の志望校をそのまま目指すのか、新たな選択肢を考慮するのかを検討しましょう。

第一志望を変えずに挑戦する場合でも、確実に合格できる滑り止めの大学を選んでおくと安心です。
今年で確実に受験を終わらせたい場合は、第一志望のレベルを下げたり、受験科目が自分に合う大学を選んだりすることも有効といえます。

志望校が決まることで、必要な学習量や受験対策がより具体的になり、スケジュールの精度も高まります。

スケジュールの立て方3.年間のスケジュールを設定する

浪人生活は1年間という長期間にわたるため、年間の学習スケジュールを大まかに決めておくことをおすすめします。

夏までに基礎固めの参考書を終わらせ、秋から標準大学レベルの問題集や過去問を使い、実践的な演習を増やしましょう。
12月頃から本格的に共通テスト対策を進め、共通テスト終了後は私立大学や国公立二次試験の対策を進めるのが一般的です。

年間スケジュールを立てることで「今、何をすべきか」が明確になり、効率的に学習を進められます。

スケジュールの立て方4.月単位・週単位でスケジュールを決める

年間スケジュールを基に、より細かい月間・週間計画を作成することで、勉強の進捗を管理しやすくなります。

例えば、1ヶ月で英単語帳を1周するなら、1週間でどこまで進むかを決めてください。
1週間ごとの目標を設定し、細かく進捗をチェックするのもおすすめします。

スケジュールを立てる際は、余裕を持たせることが重要です。
詰め込みすぎると予定通りに進まず、モチベーションが低下する原因になるので注意しましょう。

スケジュールの立て方5.1日単位のスケジュールを計画する

浪人生の勉強時間は、最低でも6〜8時間、難関大学を目指す場合は10時間以上が目安とされています。
勉強時間を確実に確保するためにも、1日単位でしっかりとスケジュールを決めましょう。

理想的な1日のスケジュール例(10時間学習)は以下を参考にしてください。

  • 7:00~8:00 起床・準備
  • 8:00~9:00 英単語暗記など軽い学習
  • 9:00~12:00 数学・理科など思考力が必要な科目の勉強
  • 12:00~13:00 昼休憩・リフレッシュ
  • 13:00~16:00 英語や国語の長文読解、問題演習
  • 16:00~18:00 過去問演習、弱点補強
  • 18:00~19:00 夕食・休憩
  • 19:00~22:00 復習・暗記系の学習
  • 24:00~ 就寝

起床や就寝時間を一定にし、何時から何時まで何の科目を学習するかまで決めると学習が習慣化しやすいです。

浪人生が勉強スケジュールを立てる時に注意したい6つのこと

「勉強スケジュールを立てたけれど、途中で挫折してしまう」「勉強時間は確保しているのに思うように成績が伸びない」と感じていないでしょうか。
それは、勉強スケジュールの立て方に問題がある可能性があります。

本章では、浪人生が勉強スケジュールを立てる際に注意すべき6つのポイントを解説します。

浪人スケジュールを立てる際の注意点1.継続できるスケジュールを立てる

勉強スケジュールを作成する際、継続できるかどうかが大切です。
最初の意気込みが強すぎて、毎日10時間以上勉強するような過密なスケジュールを組んでしまうと、途中で息切れしてしまうことも。

スケジュールを継続するためには、習慣化できるかどうかを意識しましょう。
「朝9時から英語の勉強を始める」「昼食後に数学の問題集を解く」など毎日同じリズムで勉強することで、スムーズに取り組めるようになります。

浪人スケジュールを立てる際の注意点2.達成しやすいように目標を細分化する

目標はできるだけ細分化し、短期間で達成できるものにしましょう。

「1年間で偏差値を10上げる」「共通テストで80%以上得点する」など大きな目標を掲げることは重要ですが、具体的な行動が難しいかもしれません。
「1ヶ月で英単語1000語を覚える」という目標を設定した場合、「1週間で250語」「1日で約35語」を細分化すれば、実現可能な計画になります。

浪人生が勉強を続けていると「本当に成績が上がっているのか」と不安になりがちです。
目標を細かく設定することで、自信を持つことができ、モチベーションの維持にもつながります。

浪人スケジュールを立てる際の注意点3.状況に合わせてスケジュールを調整する

勉強スケジュールには、柔軟性を持たせることが大切です。
スケジュールを立てたら、完璧に守ることが理想的ですが、必ずしも計画通りに進むとは限りません。

体調不良や予想外の用事、模試の結果による学習方針の変更など、さまざまな要因でスケジュールを調整する必要が出てきます。
スケジュールは、状況に応じて柔軟に軌道修正しましょう。

浪人スケジュールを立てる際の注意点4.規則正しい生活を心掛ける

浪人生は自由な時間が多いため、生活リズムが乱れやすいが、規則正しい生活を心掛けましょう。
不規則な生活は集中力の低下や体調不良の原因となり、学習効率にも悪影響を与えます。

規則正しい生活を送るためには、毎日決まった時間に起き、寝ましょう。
浪人生の中には夜型の生活になる人もいますが、試験本番は朝早くから始まるため、朝型の生活を意識してください。

長時間机に向かっていると血流が悪くなり、集中力が続きにくくなります。
軽いストレッチや散歩を取り入れ、体を動かすのもおすすめです。
生活リズムを整えることで、勉強に集中しやすくなり、安定した成績向上につながります。

浪人スケジュールを立てる際の注意点5.睡眠時間を確保する

勉強時間を増やすために、睡眠時間を削るのはやめましょう。

睡眠不足は記憶の定着を妨げ、結果的に学習効果を下げる原因です。
脳がしっかりと働くためには、最低でも6〜7時間の睡眠が必要とされています。

どうしても睡眠時間が確保できない場合は、午後の集中力を高めるために、15〜20分程度の短い昼寝をするのもおすすめです。

スケジュールを立てる際の注意点6.リフレッシュする時間を取り入れる

受験勉強は長期間にわたるため、適度にリフレッシュすることが大切です。
集中力を持続させるためには、勉強の合間に短い休憩を取ったり、週に1回は気分転換の時間を作りましょう。

散歩やストレッチなど軽い運動で体を動かすことで、気分がリフレッシュされます。
好きな音楽やリラックスできる音楽を聴いて、気持ちを切り替えるのも効果的です。

勉強ばかりの生活では、精神的に疲れてしまい、モチベーションが続かなくなります。
適度なリフレッシュを取り入れながら、集中力を維持していきましょう。

浪人で成功するためには勉強スケジュールをきちんと立てよう

浪人生活を成功させるためには、勉強スケジュールの作成が不可欠です。
志望校合格という目標を達成するためには、単に長時間勉強するだけではなく、効率的に学習を進めることが求められます。

しかし、一人で適切な勉強スケジュールを立てるのは、難しいかもしれません。
効率的に勉強スケジュールを立てたいのであれば、受験のプロによる指導を活用するのがおすすめです。

ポラリスアカデミアでは、浪人生一人ひとりの学力や志望校に応じたオーダーメイドの勉強スケジュールを作成し、合格までサポートします。
学習の進捗や課題を定期的にチェックし、必要に応じてスケジュールを調整することで、無駄のない効率的な受験対策が可能です。
計画的に学習を進めたい方や、独学に不安がある方はぜひご相談ください。

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