「浪人生活を送るためにはどれくらいの費用が必要なのか、具体的な内訳や平均額を知りたい」と気になる方も多いのではないでしょうか。
浪人費用を抑える方法・浪人以外の進路も気になるところです。
本記事では、浪人生活に必要な費用の全体像を解説します。
効率的に浪人生活を送るためのポイントとあわせて、ご覧ください。
目次
浪人にかかる費用の全体像
浪人生活には、学費や生活費、教材費などさまざまな費用が発生します。
本章では、費用の平均額・内訳を解説。
浪人にかかる費用総額は大きな負担となることがあるため、あらかじめ全体像を確認することが大切です。
それでは早速みていきましょう。
浪人費用の平均額
浪人生活の費用は、年間で100万円~200万円程度が一般的です。
こちらの費用には、予備校の授業料や教材費・模試代・生活費などが含まれます。
ただし、住む地域・予備校により差があり、都市部の予備校になると費用が高くなる傾向に。
寮生活だと家賃や光熱費も追加されるため、さらに費用が増加します。
宅浪の場合は、教材・自宅の学習環境整備費として、約50万~80万円が平均的です。
浪人費用の内訳
浪人費用の主な内訳は以下です。
- 予備校の授業料:年間約60万円~120万円。選ぶコースや講師のレベルで費用が異なる
- 教材費・模試代:年間約5万円~10万円。科目ごとに必要な教材を購入するための費用
- 生活費:年間約50万円~90万円。自宅生か一人暮らしかによっても変動
- その他の費用:受験料、健康保険料など。
また医学部志望者の場合は特別講座や模試、教材費がさらに高額になる場合があるので注意してください。
浪人で予備校・塾を選ぶ場合のポイント&注意点
予備校を選ぶ際は、自分の目標や学習スタイルに合った環境を見つけることが重要です。
以下では予備校や塾を選ぶポイントや注意点をまとめました。
- 授業形態ごとの費用相場を確認する
- 費用対効果で判断する
- 自分の学力・志望校・学習スタイルに合うか確認する
- 授業料以外の費用に注意する
費用面も含め、慎重に比較検討するようにしましょう。
予備校チェックポイント① 授業形態ごとの費用相場
予備校には大きく分けて3つの授業形態があります。
- 大人数クラス:費用が比較的安く、年間60万円~90万円程度
- 少人数クラス:大人数クラスより高額で、年間80万円~110万円程度
- 個別指導:最も高額で、年間100万円以上になる場合も
授業形態によって指導の密度が異なるため、自分に合った形を選ぶのがおすすめです。
映像授業やオンライン指導を取り入れているところもあるので、利用したい場合は別費用が発生するかどうかも合わせて確認しましょう。
予備校チェックポイント② 費用対効果
費用が高額だからといって必ずしも成果が出るわけではありません。
一方で費用が安く済むからと選んでも、成果に繋がらなければ無意味です。
過去の合格実績や口コミを確認し、費用に見合った指導が受けられるかを見極めることが大切です。
無料体験や資料請求を通して授業の質やフォロー体制などを比較し、投資先として納得できるところを選んでください。
予備校チェックポイント③ 自分の学力・志望校・学習スタイルに合うか
自分の学力や志望校に合ったカリキュラムを提供する予備校なら、無理なく学習を進めることができます。
特に志望校対策は合格を目指す上でとても重要です。
大学や学部では、試験の出題傾向や評価基準が大きく異なるため、一般的な学力向上だけでなく、それに特化した対策をする必要があります。
さらに自分に合った学習スタイルの環境を選ぶことで、モチベーションも維持しやすくなるでしょう。
予備校チェックポイント④ 授業料以外の費用に注意
予備校では授業料以外に、以下の費用がかかるのが一般的です。
- 入会金
- 季節講習や特別コースの追加料金
- 教材費や模試代
- 自習室利用料など
総額を事前に確認し、予算を立てておくことが重要です。
言われるがままにオプションを追加し、最初に聞いていた金額とはかけ離れてしまったという話もよくあります。
必要な講座をしっかり見極めて選択するようにしてください。
以下記事では、浪人生におすすめの費用対効果が高い予備校や塾を紹介していますので、あわせてご覧ください。
>>浪人生の予備校費用はいくら?コスパの良いおすすめ大手予備校・塾7選
浪人費用を抑える具体的な方法4選
浪人生活の費用を抑えたいなら、工夫次第でさまざまな手段があります。
以下ではその方法を4つ紹介します。
- 宅浪を選ぶ
- オンラインの学習サービスを活用する
- 奨学金や特待生制度を利用する
- 生活費や教材費を節約する
条件付きのものもありますが、できそうなものをご家庭で検討してみてください。
宅浪を選ぶ
予備校に通わず自宅で学習する「宅浪」なら、授業料を大幅に削減可能です。
主に通信教育や市販の参考書を活用するスタイルで、費用は年間数万円~10万円程度に抑えられます。
ただ、自分で学習計画を立てる必要があり、自己管理能力が求められるのも事実です。
スケジュール管理が上手くいかずに学習の遅れが蓄積するケースや、孤独感からモチベーションを維持するのが難しくなることも。
また、他者と直接交流できないため、競争意識や他人の進捗に刺激を受ける機会が減る点は1つのデメリットといえます。
オンラインの学習サービスを活用
最近では、オンライン予備校や動画講座も充実しています。
費用は年間数万円程度で、プロ講師の授業を受けられる場合も。
「スタディサプリ」や「N予備校」などが有名な例です。
これらのサービスでは、科目ごとの丁寧な解説動画や問題演習が提供されており、自分のペースで学習を進められます。
通学が不要なので時間の節約にもなり、地方在住の受験生にも便利ですが、宅浪と同じく自己管理ができることが重要です。
ポラリスアカデミアなら、専属講師によるオーダーメイドの学習計画とあなたにあった勉強法をご提案いたします。
日単位の学習管理システムで、合格までを手厚くサポートします。
奨学金や特待生制度を利用
多くの予備校では、成績優秀者向けの特待生制度や奨学金制度を設けており、授業料の一部または全額が免除される場合があります。
ただし、これらを利用する際にはいくつかの注意点があります。
たとえば、奨学金には成績基準が設けられているため、条件を満たさない場合は支給が停止されることも。
申請手続きには書類の提出や面談が必要な場合も多いため、事前に公式サイトや窓口で詳細を確認しましょう。
生活費や教材費を節約
一人暮らしの場合は、住居費や食費を見直すことで生活費を削減できます。
たとえば、シェアハウスに住むことで家賃を抑えたり、食材をまとめ買いして自炊を心がけるなどが効果的です。
地域の図書館を活用すれば、参考書や過去問も無料で利用できます。
さらに、フリマアプリや中古書店を活用して教材を定価よりも安く購入するのもおすすめです。
浪人費用を捻出するためのアルバイトで気を付けること
浪人費用を捻出するために、アルバイトをする人もいるでしょう。
浪人生活でアルバイトをする場合、学業との両立が最大の課題です。
働きすぎて勉強時間が削られ、学力低下となっては本末転倒のため、以下の点に注意しましょう。
- 必ず勉強時間とのバランスを意識する
- 勉強に支障が出ない仕事や経験が活かせるもの(塾講師など)を選ぶ
- 無理なく働ける職場を選ぶ(移動時間や人間関係の面で)
- 詐欺まがいのアルバイトやブラックバイト(低賃金・長時間労働)に注意する
アルバイトは無理のない範囲で実施し、勉強が最優先であることを忘れないようにしてください。
受験勉強とアルバイトを両立する方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。
>>浪人生はバイトしても大学合格できる?受験勉強との両立方法を紹介
費用が気になる場合に考えたい、浪人以外の進路
浪人が難しい場合でも、他の選択肢を検討することで未来の可能性を広げられます。
ここでは浪人以外の進路を4つを紹介します。
- 現役で進学可能な大学に入学する
- 専門学校に進学する
- 夜間・通信制大学に進学する
- 高卒で就職する
それぞれメリットやデメリットを理解したうえで、ベストな選択をしてください。
進路① 現役で進学可能な大学に入学
第一志望校でなくても、現役で合格可能な大学に進学するのも一つの道です。
この場合、学びたい学問や専攻が多少異なる場合もありますが、進学先で興味を広げることや自分の目標に合った分野を見つけることも可能です。
たとえば、地方の国公立大学や学費が比較的低めの私立大学を選ぶことで、経済的な負担を軽減しつつ学びを進められます。
在学中に学びたい分野が定まれば編入試験を受けるという選択肢もあります。
進路② 専門学校に進学
専門学校は、特定の職業やスキルを身につけるための学びに特化しているため、大学よりも短期間で資格取得や就職を目指すことができます。
特に美容師、調理師、看護師など、実務に直結する職業を目指す場合に適した進路です。
学費も大学に比べて低めで、奨学金制度や学費免除のプログラムを利用できる学校も多くあります。
就職率が高い専門学校も多いため、早期にキャリアを築きたいと考える人にとっては魅力的な選択肢です。
進路③ 夜間・通信制大学に進学
フルタイムの大学進学が難しい場合、夜間部や通信制大学の利用も検討できます。
夜間部では日中にアルバイトや仕事をしながら通学でき、実質的な学費の負担を減らせます。
また、通信制大学では自宅で学習を進められるため、通学時間の削減や自由な時間管理が可能です。
オンライン授業やサポートが充実している大学も増えており、働きながら実務経験を積むことができるため、卒業後のキャリア形成にも役立つでしょう。
進路④ 高卒で就職
高卒での就職は、経済的な負担を減らすための一つの選択肢です。
企業によっては資格取得支援制度や研修プログラムを提供している場合があり、働きながらスキルを磨ける環境もあります。
一方で、長期的なキャリアアップを目指す場合は、大卒以上の資格が求められる職種が多い点を考慮しなければいけません。
そのため、就職後に通信制大学や専門学校への進学を併用するなど、将来の可能性を広げる工夫が重要です。
もちろん、就職しながら大学受験に再挑戦することも可能です。
浪人に必要な費用を把握して、効率的な勉強環境を整えよう
浪人生活を成功させるためには、費用を正確に把握し、自分に合った環境で学ぶことが大切です。
費用を抑える工夫や他の進路の選択肢も視野に入れ、後悔のない決断をしましょう。
効率的な勉強環境を整えることで、第一志望校合格への道が開きます。
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