「大学受験で浪人するのはどれくらいの割合なのか」「医学部や難関大学の浪人率はどれくらい」など、浪人に対して疑問を抱えていませんか?
浪人を考えるうえで、大学や学部ごとの浪人率を正しく知ることは、進路選択や受験戦略を決める際に欠かせないポイントです。
本記事では、最新の浪人率や浪人生活が合格率にどのように影響するのか、浪人後の合格率を上げるためのポイントを紹介します。
浪人を選択すべきか迷っている方は、ぜひ本記事で正確な情報を得て、より良い進路選択に役立ててください。
大学受験の浪人生の割合・ 浪人率の実態
大学受験では、浪人率が志望校の難易度や受験対策の方向性を考えるうえで大きなヒントになります。
ここからは、大学受験の浪人生の割合や浪人率の全国平均、浪人率が高い大学や学部について紹介します。
浪人率の全国平均値
「都道府県別統計とランキングで見る県民性」は、2022年に大学と短大を受験した高校3年生のうち、何パーセントが浪人したかを発表しました。
全国の大学受験における浪人率の平均値は約6.00%です。
具体的には、浪人率が最も高い都道府県は鳥取県で10.51%であり、次いで香川県が8.77%、佐賀県が8.45%、東京都が8.40%と続いています。
一方で、最も低い浪人率は青森県の2.23%で、岩手県が2.76%、福島県が2.92%です。
文部科学省が実施する「学校基本調査」などの公的統計によれば、全国平均の浪人率は約15〜20%とされています。
つまり、大学受験生のうち約5人に1人が浪人経験者です。
大学進学率の上昇や入試制度の多様化により、1990年頃の大学入学者に占める浪人生の割合は約35.9%でしたが、2014年には約14.0%に減少しています。
国公立大学の浪人率
国公立大学の浪人率は、大学や学部の難易度によって異なります。
難関とされる大学や学部ほど浪人生の割合が高く、旧帝国大学などの難関国立大学では浪人率は高いです。
ただし、年度や学部によって変動する可能性があるため、最新の情報を確認することをおすすめします。
私立大学の浪人率
私立大学でも、難関私立大学では浪人生の割合が高めです。
「学び通信」の調査では、慶應義塾大学では浪人率が30%前後など高い比率を示しています。
一方で私立大学の文系学部は、浪人率が比較的低い傾向です。
入試科目が少なく、現役生でも合格しやすい仕組みが整っていることが要因と考えられます。
また、「学び通信」の調査によれば、早稲田大学の人間科学部では浪人率が約47%と非常に高いです。
しかし、文化構想学部は約17%と低いことから、同じ大学内でも学部によって浪人率に大きな差が見られることが確認されています。
浪人率が高い学部
医学部や芸術系大学では受験の特性が影響し、浪人率が特に高いことが明らかです。
医学部は入試難易度が非常に高く、現役での合格が難しいことから、他学部に比べて浪人生の割合が高い傾向があります。
東京藝術大学の浪人率は高く、受験者の約半数が浪人生です。
芸術系大学の浪人率が高い理由としては、試験の特殊性や受験者の強い覚悟、限られた募集枠が挙げられます。
実技試験では高度なスキルが求められるため、現役合格が難しく浪人を選ぶ人が多いのが特徴です。
また、「この大学でなければならない」という強い志望理由を持つ受験生が多く、滑り止めを選ばず再挑戦する傾向があります。
浪人することで合格率が上がる理由5つ
浪人生活は大変な反面、正しい努力をすれば現役時代以上の成果を得られる大きなチャンスでもあります。
ここからは、浪人することで合格率が上がる理由を5つ解説します。
浪人で合格率が上がる理由1.学習時間が圧倒的に増える
浪人生活では、学校行事や部活動がなくなり、すべての時間を勉強に充てることが可能です。
現役時代は授業の進度や学校行事に縛られて思うように学習時間が取れなかった人も、浪人生活では自分のペースで計画を立てられます。
苦手分野の補強や得意科目の強化に時間を十分に使えるため、効率的に学力を伸ばせます。
浪人で合格率が上がる理由2.現役時代の受験経験を活かせる
現役時代に経験した受験の流れや試験内容は、浪人生にとって大きな財産になります。
本番での緊張感や模試での失敗を振り返ることで、改善すべきポイントがより明確になるからです。
「試験時間の配分が上手くできなかった」「苦手科目の対策が不十分だった」など課題が明らかになれば、スムーズに学習が進みます。
浪人で合格率が上がる理由3.学習内容の反復で理解が深まる
現役時代の学習では、時間的制約や試験範囲の広さから、学習内容をきちんと理解するのが難しいかもしれません。
しかし、浪人生活では、現役時代に曖昧だった分野に集中して取り組めます。
模試や過去問を繰り返し解くことで、出題の傾向や頻出テーマを把握するだけでなく、自分の弱点やミスしやすい箇所を発見するのに効果的です。
浪人で合格率が上がる理由4.苦手科目に重点的に取り組める
浪人生活では、苦手科目を集中的に克服するための時間を確保できます。
現役時代は学校のカリキュラムに合わせる必要があり、苦手科目に十分な時間を割けなかった人も多いでしょう。
しかし、浪人は学習計画を自分で立てられるため、不得意科目を徹底的に強化することが可能です。
例えば、数学の公式や使い方が曖昧な場合、基本的な公式の成り立ちや応用方法を確認したり、演習したりする時間が持てます。
基礎を固めることは、現役時代に感じていた学習の難しさや苦手意識を徐々に克服するのに有効です。
基礎がしっかり理解できれば、応用問題にも対応できるようになり、模試や本番の試験で得点を大きく伸ばせます。
浪人で合格率が上がる理由5.受験科目に集中できる
浪人生活では、受験科目に特化した学習が可能です。
現役時代は学校の授業や成績評価のために全科目を勉強する必要がありましたが、浪人時代は入試に必要な科目だけに絞って集中して取り組めます。
学習範囲を限定することで、一つ一つの科目にじっくり取り組む時間が増え、理解が深まりやすいです。
学習理解が深まれば、得点力が向上し、志望校合格への可能性を高められます。
浪人が失敗する事例
浪人生活で成功を収めるためには、いくつかの注意点を把握しておくことが重要です。
まず、長い期間の中で学習意欲が低下しやすい点が挙げられます。
模試や過去問で結果が出ないと「自分には無理だ」と感じ、モチベーションを失う確率が高いです。
学習の計画性が欠けると、苦手科目に十分な時間を割けず、試験直前に焦る原因となります。
立てた計画を柔軟に修正しない場合も、学習のバランスが崩れる要因です。
適切な学習環境やサポートが不足していると学習効率が下がります。
自宅での学習では誘惑に負けやすく、独学では問題解決に時間がかかることも少なくありません。
さらに、大学入試の内容は毎年変化するため、最新の出題傾向に合わせた対策が必要です。
現役時代の知識だけに頼らず、計画的かつ柔軟に学習を進めることが成功のカギとなります。
浪人後の合格率を上げるための6つのポイント
「浪人しても成績が伸びなかったらどうしよう」と不安になることもあるでしょう。
浪人生活を成功させ、志望校合格を勝ち取るためには、目標設定や計画的な学習、模試の活用が欠かせません。
ここからは、浪人後の合格率を大きく引き上げるための6つのポイントを解説します。
浪人後の合格率を上げるポイント1.目標設定を明確にする
浪人生活を成功させるためには、具体的な目標を設定することが重要です。
「どの大学に合格したいのか」「その大学を志望する理由は何か」など内容を明確に言葉にすることで、日々の努力に明確な意義が生まれます。
目標が漠然としたままだと、学習へのモチベーションを維持するのが難しいかもしれません。
第一志望校に合格するための動機や理由をしっかりと定めることで、迷いをなくし、集中して学習に取り組めます。
浪人後の合格率を上げるポイント2.現役時代の失敗を分析する
浪人生活を有意義なものにするためには、現役時代の受験を振り返り、何が問題だったのかを分析しましょう。
模試の結果や過去問の間違いから、「学習時間が不足していた」「苦手科目に手をつけられなかった」などの反省点を洗い出し、改善するための具体的な対策を立てるのがおすすめ。
現役時代と同じ失敗を繰り返さないことが、志望校合格への近道です。
浪人後の合格率を上げるポイント3.効率的な学習計画を立てる
浪人生活は長期間にわたるため、計画的に学習を進めることが大切です。
入試日から逆算して、基礎固め・応用力の強化・過去問演習をする時期をしっかりとスケジュールに組み込みましょう。
また、一日の学習スケジュールや具体的な目標を細かく設定することで、集中力が高まり、効率よく勉強を進められます。
浪人後の合格率を上げるポイント4.模試を有効活用する
模試は浪人生にとって、自分の学力を客観的に把握するための重要なツールです。
ただ受けるだけではなく、結果をもとに課題を明確にし、次の学習に活かすことが求められます。
模試が終わったら、苦手な単元を優先的に復習したり、得意科目をさらに伸ばすための計画を立てたりしましょう。
模試を効果的に活用するかどうかで、浪人生活の成果に大きな違いが生まれます。
浪人後の合格率を上げるポイント5.モチベーションを維持する
浪人生活では、モチベーションを維持することが合格への鍵となります。
モチベーションを維持するために、目標が遠く感じられる時期でも、日々の小さな成功を積み重ねて達成感を得られる工夫をしましょう。
同じ目標を共有する仲間との交流から刺激を受けたり、親や教師の励ましを心の支えにしたりすることも欠かせません。
また、適度な休息を取り入れ、勉強とリフレッシュのバランスを保つことも効果的です。
浪人後の合格率を上げるポイント6.予備校や塾のサポートを活用する
浪人生には、予備校や塾は強力なサポーターになります。
プロの講師から効率的な指導を受ければ、学力を効率的に伸ばすことが可能です。
受験に特化した教材やカリキュラムを利用することで、必要な学習内容を効果的に習得でき、合格への道筋が明確になります。
浪人率を知って志望校合格への道を切り開こう
浪人率を把握することは、志望校合格のための重要な戦略です。
浪人率が高い大学や学部は競争が激しく、学力が高い受験生が多い傾向にあります。
一方で浪人率が低い大学や学部では競争が緩やかな場合もありますが、油断せず対策を進めることが大切です。
また、志望校合格には、適切な計画と学習環境の整備が欠かせません。
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浪人率が高い大学を目指す受験生にとって、的確なアドバイスと効率的な学習方法を得られる点が大きな魅力です。
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