「浪人してでも東大を目指した方が良いのだろうか」「東大を目指して浪人するならどのような勉強方法が良いのだろうか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
日本最高峰の学力を誇る東京大学に合格することは、今後の人生を生きる上で自信につながります。
浪人して東大を目指す場合は、多くの時間があることに油断せず、効率よく学習することが肝心です。
本記事では、浪人して東大を目指すメリット・デメリット、浪人生が東大を受験する方法や勉強方法などを解説します。
一度きりの人生、ターニングポイントとなる大学受験を後悔なく過ごすため、ぜひ参考にしてください。
目次
浪人生を含めた東大受験者のうち合格者の割合は?
東京大学の公式ホームページ「入学者数・志願者数」によると、令和6年度の東京大学の合格率(合格者数÷受験者数×100)は36%です。
学部別合格率は「理科一類」が40.9%と最も高く、「理科二類」が29.7%と最も低い値でした。
文系の学部は35%前後、東大の中でも最難関といわれる「理科三類」は34.3%です。
全体として受験者の3~4割が合格します。
東大受験者は全国各地からトップレベルの学力を持つ学生が集まっており、優秀な学生たちの中で上位3~4割に入るのは簡単ではありません。
残りの6~7割の人は、他の大学へ入学するのか浪人するのか選択する必要があります。
東大は何浪までが理想?
就職時の年齢や浪人の費用を考慮すると理想は1~2年の浪人で合格できると良いでしょう。
難関大学の浪人経験者は珍しくないため、1~2年程度の差であれば入学後は現役生と変わりなく過ごせます。
浪人生活は精神的にも辛い時期。
東大にこだわる明確な理由がなければ、何年も浪人生活を送ることは困難かもしれません。
東大に入って何を学びたいのか、目標を明確にし、納得できる年数を検討しましょう。
できるだけ短期間で合格できるよう、予備校や塾、オンラインサービスなど自分に合ったサポートを得ることが大切です。
浪人して東大を目指すメリット3つ
東大は老若男女誰でも知っている有名な大学です。
日本トップクラスの優秀な学生が集まる東大には、浪人してでも入りたいと思う人は多いでしょう。
本章では、浪人してでも東大を目指すメリットを3つ紹介します。
メリット1.東大で日本最高峰の教育が受けられる
メリット1つ目は、日本でトップレベルの教育が受けられる点です。
1877年に創立して以来、長い歴史の中で東大は常に日本トップを維持してきました。
東大には優秀な研究者が集まっており、レベルの高い講義や研究の指導が受けられます。
文部科学省の「国立大学法人運営費交付金の配布状況」によると、研究や教育に関わる経費として交付される「運営費交付金」の予算額は、全国の国立大学の中で最も多く交付されています。
令和元年のデータでは2番目に多い京都大学との差は261億円で、他の大学に比べ群を抜いて多い金額です。
潤沢な運営費交付金により、質の高い授業や研究指導を受けられます。
メリット2.東大卒は就職に武器になる
メリット2つ目は、日本トップの学歴が就職時に武器になる点です。
東京大学公式ホームページ「学部卒業者の卒業後の状況」によると、学部卒業者の卒業後の状況は約半数が大学院等へ進学しており、就職者の就職先業種は多岐に渡ります。
「東大卒」というブランド力が、就職活動時に好印象を与えることが多く、転職時にも役立つでしょう。
東大卒業者は国内外の一流企業へ就職する人も多く、高収入が期待できます。
メリット3.東大の優秀な仲間と学びを深められる
メリット3つ目は、優秀な仲間に囲まれて学びを深められる点です。
日本トップレベルの学生たちとの交流の中で、刺激を受けられ、新たな知見を深められます。
東大はノーベル賞受賞者、総理大臣など国内外で活躍する優秀な方を多く輩出しています。
学生時代から優秀な方々と交流することで、自身の未来の選択肢が広がるでしょう。
将来有望な仲間と切磋琢磨して学生生活を送れる点は大きなメリットです。
浪人して東大を目指すデメリット3つ
浪人して東大を目指すデメリットは以下の3つです。
- 浪人の費用がかかる
- 東大に合格できないこともある
- 就職が遅れる
本章では、各デメリットの詳細と対策を紹介します。
デメリット1.浪人の費用がかかる
デメリット1つ目は、浪人生活には費用が必要な点です。
大手の予備校へ通うと一般的に年間110〜150万円程度の費用がかかります。
予備校へ通わない場合でも、模試代や参考書代などの学習費用が必要です。
他にも東大を再受験するための受験料17,000円や、受験会場への交通費、遠方であれば宿泊費がかかります。
保護者の方が負担する生活費も、浪人した年数の分だけ負担が増加するため、経済状況をよく確認しましょう。
デメリット2.浪人しても東大に合格できないこともある
デメリット2つ目は、浪人しても不合格になる場合もある点です。
残念ながら、どれだけ努力しても報われない場合もあります。
再度不合格だった場合にどのような選択をするのかを考えておきましょう。
東大以外にも魅力的な大学はたくさんあります。
東大を目指して二浪以上するのか、第二志望の大学へ進学するのか、自分の気持ちと保護者の方の意見を合わせてきましょう。
デメリット3.浪人により就職が遅れる
デメリット3つ目は、浪人した期間の分だけ就職が遅れることです。
就職活動では、1〜2年程度の浪人が不利になることは少ないですが、就職が1年遅れると、昇給やキャリアアップも遅くなります。
現役で入学した同年齢の人と比較すると、収入が少ない場合もあります。
できるだけ早く収入を得たい人や、生涯年収を高く保ちたい人には浪人がデメリットになるでしょう。
浪人すべきかどうかをお悩みの方は、浪人するメリットとデメリットは?向き不向き・浪人生活の学習方法をご覧ください。
浪人生が東大を受験する方法(一般選抜・学校推薦型選抜)
浪人生が東大を受験する方法は、以下の2つです。
- 一般選抜
- 学校推薦型選抜
一般選抜は受験生の多くが受ける方法で、大学入学共通テストと第2次学力試験を受験します。
大学入学共通テストの成績により、第2次学力試験に進めるかどうかが決まる仕組みです。
学校推薦型選抜では、卒業した高校からの推薦を受けて応募します。
学校推薦型選抜は2025年度以降、「高校卒業後1年まで」と制限があるため、一浪までが対象です。
二浪目以降は一般選抜でのみ受験可能。
学校推薦型選抜は高校が作成する書類があるため、卒業した高校との協力・連携が必要です。
現役生・一浪の人は、学校推薦型選抜と一般選抜、両方への出願もできます。
浪人生が東大を目指すための勉強方法4つ
浪人生は受験範囲をすべて履修済みのため、現役生よりも復習にかけられる時間が多いメリットがあります。
浪人生が、メリットを活かしながら東大を目指すための勉強法は以下の4つです。
- 浪人生対応の予備校へ通う
- 近隣の塾に通う
- 宅浪する
- 仮面浪人する
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った最適な方法を検討しましょう。
勉強法1.浪人生対応の予備校へ通う
勉強法1つ目は、浪人生対応の予備校へ通うことです。
浪人生は現役生と異なり、高校に通う時間がないため1日中自由に過ごせます。
浪人生対応の予備校は、朝から夕方までカリキュラムが組まれ、仲間と共に学習できるためモチベーションを維持しやすいでしょう。
同じような浪人生仲間にたくさん出会えるメリットもあります。
浪人生用の寮を完備している予備校もあるので、自宅が遠い人は寮を利用すると通学時間が短縮できます。
大学受験用の予備校は費用が年間100万以上必要になる点がデメリットです。
勉強法2.塾で東大受験対策をする
勉強法2つ目は、自宅近隣の塾で受験対策をする方法です。
普段は自宅や自習室等で自主学習をしながら、苦手科目や強化したい分野は指導を受けると良いでしょう。
東大をはじめとする難関大学に特化したコースを持つ塾を利用すると効果的。
東大の合格実績を多く持つ塾がおすすめです。
各塾の合格実績を参考に、適切な塾を選ぶようにしましょう。
勉強法3.自宅で東大に向けて勉強する(宅浪)
勉強法3つ目は、自宅で宅浪する方法です。
宅浪は、浪人生活の費用を最小限に抑えられる点がメリットです。
慣れた環境で、リラックスしながら自分のペースで学習が進められます。
自分で適切な学習計画が立てられ、学習意欲を保ち続ける自信がある人に向いています。
オンライン指導のサービスやアプリ等を併用して学習サポートを得るのもおすすめ。
浪人生活は精神的に不安定となりやすい時期です。
宅浪をするなら孤独にならないような工夫を心がけましょう。
具体的には家族や友人、同じような浪人生との交流を心がけることや、卒業した高校の先生との関係を継続することが大切です。
勉強法4.仮面浪人で東大を受験する
勉強法4つ目は、仮面浪人で勉強をすすめる方法です。
仮面浪人とは、大学に在籍しながら他の大学の再受験を試みる学生のことです。
仮面浪人は、在籍している大学の学習と受験勉強を両立させる必要があり、勉強時間の確保が難しいでしょう。
受験勉強にかかる費用以外にも通学する大学の学費が必要になるため、経済的なゆとりが必要です。
メリットとしては、再受験に失敗しても現在の大学に通い続けられる点があります。
滑り止めに第二志望以下の大学を受験する必要がないので、受験料の節約が可能です。
浪人して東大を目指すならポラリスアカデミアへ
本記事では、浪人して東大を目指すメリット・デメリット、受験方法・勉強方法を紹介しました。
東大という日本最高峰の教育環境の中、優秀な仲間と学びを深めることで、この先の人生をより豊かにしてくれます。
浪人して東大を目指す際は、浪人生のメリットを最大限活かした勉強方法でレベルアップすることが必要です。
現在の学力や経済面に合わせて、適切な勉強方法を選択しましょう。
ポラリスアカデミアでは東大・京大を始めとする難関大卒のコンサルタントが経験を活かし、一人ひとり丁寧に寄り添ったサポートを提供します。
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