大学受験コラム

高1から大学受験勉強を始めたい人必見!勉強法とスケジュールを紹介

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高1から大学受験勉強を始めたいけれど「どの科目から手をつけるべき?どのように計画を立てたら良いのだろう?」と悩む人も多いでしょう。

本記事では、高1から受験勉強を効果的に進めるポイントや、具体的な勉強法、年間スケジュールの立て方を解説します。
をしっかり固めて志望校合格を目指すために、ぜひ参考にしてください。

高1から大学受験勉強を始めるなら英語と数学の基礎を固めよう

高1からの勉強では、英語と数学の基礎を固めることが最も重要です。

英語は文系・理系、国立・私立を問わず必須科目であり、特に長文読解の基礎力を養うために単語・文法・英文解釈の学習が必要です。
例えば、毎日単語を覚え、文法問題集を解く習慣をつければ、長文読解に多くの時間を割けます。

数学は学習範囲が広く、公式を覚えるだけでなく、多くの問題演習を通じて出題に対応できる力をつけることが求められます。
特に理系志望や難関大学を目指すならば、基礎をしっかり固めることが不可欠です。

このように、英語と数学の基礎を高1からしっかり固めることで、高2・高3での応用学習がスムーズに進み、受験本番で高得点を取れる可能性が高まります。

高1で意識すべき大学受験勉強のスケジュール

高1から受験勉強をスタートする際は、以下の年間スケジュールを頭に入れておきましょう。

  • 春〜夏休み前:中学校の学習内容復習+定期テスト対策
  • 夏休み:1学期の復習、苦手分野の対策
  • 2学期〜冬休み前:定期テスト対策
  • 冬休み:高1の学習範囲の復習

定期テストのたびに復習して苦手をつぶしておけば、受験生になったときに余裕を持って過去問対策に時間を使うことができます。
以下で詳しく説明します。

春〜夏休み前は中学校の学習内容復習+定期テスト対策

春から夏休み前までの期間は中学校の学習内容を復習し、苦手分野をなくしておきましょう。
中学でわからなかった問題が、高校になるとさらに難しくなって出題されます。

また、定期テストで出題される内容は大学受験の基礎固めになるため、テストは1回1回丁寧に取り組みましょう。

夏休みは1学期の復習と苦手分野の対策を

夏休みは、1学期の復習と苦手分野の克服に時間を割きましょう。
苦手な科目や分野を集中的に勉強して全体的な学力を底上げしておくと、2学期以降の勉強が理解しやすくなります。

例えば、英語の単語帳を使って語彙力を強化したり、数学の問題集を解いて応用力を養ったりすると良いでしょう。

2学期〜冬休み前は定期テストに集中

2学期から冬休み前までの期間は、定期テストに集中して取り組みましょう。

各科目の授業内容をしっかり理解し、定期テスト対策を徹底すれば、日々の学習習慣を確立できます。

例えば毎日の授業後に復習をして、週末にはまとめてテスト対策をするなど、計画的に勉強を進めることが大切です。

冬休みに高1の学習範囲の復習して高2に備える

冬休みには高1で学んだすべての範囲を復習し、次の学年に備えましょう。
各科目の重要ポイントを再確認し、苦手な分野を克服しておけば、高2の勉強内容にスムーズに入れます。

また、冬休みを利用して進路や志望校について考える時間を持つのも良いでしょう。

冬休みを計画的に過ごすことで、高2からの学習を一層効果的に進められます。

【高1】大学受験の勉強法(科目別)

高1のうちから受験勉強を意識して勉強するなら、各教科ごとに以下のことを念頭に置いて学習を進めましょう。

  • 英語は文法をマスターするところから
  • 数学は日々の復習と予習が大切
  • 国語は現代文の読解力を養う
  • 理科は基礎をしっかり固める
  • 社会は暗記習慣をつけて

何から始めて良いかわからないと悩んでいるときの参考にしてみてください。

英語は文法をマスターするところから

高1で英語の基礎を固めるためには、まず文法理解を優先します。
教科書に載っている英文法を、ひとつひとつ確実にマスターしましょう。

例えば、毎日30分間は文法問題を解くと決めて取り組みましょう。
中学英語の単語や熟語も復習すると効果的です。

基礎が固まれば、自然と長文読解のスキルも向上し、高校英語の授業も頭に入りやすくなります。

数学は日々の復習と予習が大切

高1で数学の基礎を固めるためには、日々の授業の復習と予習が欠かせません。

数学Ⅰや数学Aは共通テストでも高得点を狙いやすい科目ですが、基礎がしっかりしていないと先に進むほど苦労します。
授業で理解できなかった部分はその日のうちに教科書やノートを見返して克服し、基本的な公式を覚えて基礎問題を解けるようにしましょう。

毎日の復習に加えて次の日の授業内容を簡単に予習すれば、余裕をもって授業を受けられます。

国語は現代文の読解力を養う

現代文の読解力と記述力は短期間で伸ばすのが難しいため、早い時期から取り組むことが求められます。
参考書や問題集を使い、3日に1題のペースで評論文や小説を解く習慣をつけましょう。

また、記述問題に慣れるために、読んだ文章の要約練習も効果的です。
例えば、100字程度で文章を要約する練習をすると、読解力と記述力を同時に鍛えられるためおすすめです。

理科は基礎をしっかり固める

高1のうちに基本的な原理や公式を確実に覚えましょう。
特に理系の生徒にとって、物理基礎や化学基礎の理解度は大学受験の結果に直結します。

具体的には、毎日の授業後に教科書を読み返し、問題集で復習すると記憶が定着しやすくなります。
高1の段階で基礎をしっかりと固めておけば、応用問題が出てきても解けるようになるはずです。

社会は暗記習慣をつけて

高1で社会科目の基礎を固めるには、暗記の習慣をつけましょう。
授業をしっかりと聞き、教科書に出てくる重要な用語を覚えることが基本です。

毎日の授業後にノートを見返し、太字の用語を確認して知識を定着させましょう。
定期的に復習すれば、受験直前に慌てることなく着実に点数を伸ばせます。

高1のうちに大学受験の勉強習慣を身につけよう!3つのポイント

高1のうちに受験に向けた勉強習慣を身につけると、受験期に気合を入れなくても自然と学力を高められます。
ここでは、高1のうちに身につけたい勉強習慣のポイントを3つ紹介します。

  1. 毎日1時間だけでも課外学習をする
  2. 予習・復習の習慣をつける
  3. 苦手分野と向き合う

何に気をつけるべきか、以下で具体的に見ていきましょう。

ポイント1.毎日1時間だけでも課外学習をする

毎日1時間だけでも課外学習する習慣を身につければ、高1のうちに受験勉強の習慣が身につきます。

1時間で取り組む内容は、英単語の暗記や数学の基礎問題の解答など、短時間で集中してできるものが良いでしょう。

毎日の学習習慣を身につけることで、学習内容が定着しやすくなり、受験勉強への取り組みがスムーズになります。

ポイント2.予習・復習の習慣をつける

予習・復習の習慣をつけることは、大学受験に向けた勉強の基本です。
事前に予習して疑問点を洗い出し、授業で重点的に聞くべき所を把握しておくと、授業の内容をしっかり理解できるようになります。

授業後には復習をして、理解度を確認しましょう。
授業で扱った内容をその日のうちに再度確認し、1週間後に再復習すれば、知識が定着しやすくなります。

ポイント3.苦手分野と向き合う

高1のうちに苦手分野と向き合って克服しておくべきです。
苦手を放置するとさらに難しい内容を勉強したときに理解できず、受験勉強全体に影響を及ぼします。

数学が苦手な人は毎日の学習時間に30分でも数学の時間を設け、基礎からじっくりと理解を深めましょう。

苦手な部分を1つずつ解決していくと自信がつき、他の科目への取り組みも前向きになります。
高1の時間に余裕があるうちに、しっかりと苦手を克服しておきましょう。

高1のうちにやっておくべき大学受験に向けた勉強以外のこと

最後に、大学受験をする予定の人が高1のうちにやっておくべきことを、勉強以外で4つ挙げます。

  • 文系か理系か決める
  • オープンキャンパスに行く
  • 志望校を決める
  • 大学受験に向けた学習計画を立てる

どのように決定すべきか、それぞれ見ていきましょう。

文系か理系か決める

高1のうちに文系か理系かを決めておきましょう。
将来の進路を考え、自分の興味や適性を見極めるための時間をたっぷり持てるのが高1から受験を考えるメリットの1つです。

例えば、将来研究職に就きたいと思ったら、理系の研究室に入れる学科を選ぶでしょう。

文系理系の選択は受験科目や勉強の方向性に大きく影響するため、早めに決めて、確実に合格できるスケジュールを立てましょう。

オープンキャンパスに行く

オープンキャンパスは、高1のうちに大学の雰囲気や学びの内容を知れる絶好の機会です。
実際にキャンパスを訪れることで、志望校の具体的なイメージを持てます。

例えば経済学部ならどの学校でも同じかと思いきや、オープンキャンパスで学校や先輩方の雰囲気、カリキュラムを知ることでイメージが変わることが多々あります。

また、大学生活のリアルな雰囲気を感じることで、勉強へのモチベーションも高まるので、大学受験を考えているならぜひ足を運んでください。

志望校を決める

志望校が決まると、必要な受験科目や対策が具体的になります。
受験勉強に対する目的意識が明確になり、モチベーションも向上します。

高1のうちに志望校を決定できるように、オープンキャンパスに参加して興味のある大学を訪れたり、先輩の話を聞いたりして情報収集をしましょう。

大学受験に向けた学習計画を立てる

志望校が決まったら、合格に向けた具体的な学習計画を立てましょう。
計画を立てることで無駄な時間を省き、効率的に学習を進められます。

まずは受験までの残り時間を確認し、日々の勉強時間を決め、週ごとに目標を設定しましょう。
計画を立てたら毎日の進捗確認も大切です。

大学受験、高1から始める勉強法でお悩みの方へ

今回は、高1から大学受験勉強を始める人が知っておくべきことを詳しく解説しました。

高1から志望校を決めて勉強に取り組めば、憧れの大学に入学できる可能性が高くなります。

もし「学習計画を1人で立てられない」「もっと確実に合格可能性を上げたい」と思っているなら、受験のプロに頼るのも良いでしょう。

ポラリスアカデミアでは、2人の講師が担当となり、あなたの受験勉強をサポートします。

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