大学受験コラム

受験生必見!勉強のやる気をONにする対策と効率的な勉強方法を紹介

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「効率的な勉強法がわからない」「勉強へのやる気を維持するにはどうすればいいの」と悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか。
間違った非効率な勉強法を続けてしまうと、モチベーションが下がるだけでなく、期待した成果が得られないかもしれません。

本記事では、受験生向けに効率的に勉強ができる方法や勉強へのやる気スイッチをONにする対策を解説します。
受験勉強で失敗しがちなよくある勉強法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

受験生の勉強へのやる気が上がらない原因とは?

「最近、勉強へのやる気が出ない」と感じていませんか。
受験生によくあるやる気が出ない原因として、以下があります。

  • 勉強以外(部活動や人間関係、恋愛など)の悩みが気になって集中できない
  • 勉強よりも楽しいことがあり、勉強に身が入らない
  • 勉強をしても成果が出ない
  • 受験勉強が何につながるかわからない
  • 「親に怒られたくない」「模試で悪い点数を取りたくない」など勉強に対する姿勢がネガティブ

やる気が出ない理由はさまざまですが、自分に合った受験対策を立てることで乗り越えられます。

ときにはやる気が下がることもあるかもしれませんが、やる気が続かない状況が続けば合格への願いは遠のいてしまうことも。
自分なりの方法で勉強へのやる気を保ち続けることが、受験には欠かせません。

受験生必見!効率的に勉強ができる方法7選

受験において、効率的な学習方法を身につけることは合格への近道です。

行事や部活動など合間にある限られた時間を最大限に活用し、効果的に学習するためのコツを知っているかどうかが、結果に大きな差を生み出します。
計画を立てる、基礎固めをするなど、受験生に役立つ効率的な勉強法を7つ紹介します。

勉強の計画を立てる

受験勉強では、計画的に取り組むことが何よりも大切です。
何をどれだけ勉強すべきかがわからないと、ストレスが増えてやる気を維持しにくいかもしれません。

計画を立てることで、何をどれだけ勉強するかを把握できるので、効率的に勉強が進められます。
計画を立てる際は、模試の結果などを参考に自分の現在の実力や目標を把握し、そこから逆算して学習計画を立ててみましょう。

しっかり基礎固めをする

受験で高得点を狙うためには、しっかりと基礎固めをしましょう。
数学の応用問題や発展的な内容にも対応できるようになるためには、基本的な公式や定理を理解するのが必須です。

また、基礎がしっかりと身につけていると、どのような問題が出ても「解ける」という自信が生まれて学習意欲が向上します。
学習した内容を見直したり、定期的に基礎問題を解いたりして、基礎力の定着を図りましょう。

問題集や参考書は1冊に絞る

効率的な受験勉強をするのであれば、問題集や参考書は1冊で十分といえます。
複数の問題集や参考書に手をつけると、かえって混乱を招き、無駄な時間を過ごしてしまうかもしれません。

自分の学力に合ったものを選び、徹底的に取り組むことで、確実に実力アップにつながります。
1冊の問題集や参考書を完璧に仕上げることを目標にしましょう。

苦手な科目を優先する

効率的に勉強するためには、苦手科目を優先して取り組むことが重要です。
苦手科目を重点的に勉強することで、総合的に点数アップが目指せます。

また、苦手科目があると、勉強自体が億劫になりがちです。
苦手科目に勉強時間を多く配分し、1つずつ苦手分野を克服することで、勉強への自信がつき学習全体のモチベーションも向上します。

苦手科目の点数アップは合格への最短ルートとなるため、優先して取り組みましょう。

音読を取り入れる

学習効率を高めたいなら、音読を学習に取り入れましょう。
単に目で読むだけでは見落としがちな内容も、声に出して読むことで内容の理解も深まります。

また、受験勉強でやる気が出ないときにも、音読を取り入れてみるのがおすすめです。
教科書やテキストを声に出して読むことで、脳が活性化されてやる気が出てきます。

いつもと違う勉強方法にトライすれば、気持ちの切り替えもしやすくなるでしょう。

勉強する習慣を身につける

毎日の継続した努力が学力アップの秘訣といえ、勉強する習慣をつけることが何より大切です。
最初は辛くても、最低でも30分間は必ず勉強する習慣を1カ月程度続けると、徐々に習慣化されていきます。

夕飯前には数学の演習問題を解くなど、毎日決まった時間に勉強する習慣を持つことで、自然と学習リズムが身につきます。

スキマ時間を有効活用する

限られた時間を最大限に活用するためには、スキマ時間を有効に使うことも重要です。
通学中や夕食前、友達との待ち合わせ中、就寝前などの短い時間に単語の暗記や復習をしてみてください。

スキマ時間に毎日5つの単語を覚えると、10日で50個、1カ月で150個もの単語を覚えられます。
細切れの時間を少しずつ勉強に充てていくことで、最終的には大きな成果が得られるでしょう。

すぐに始められる!受験生の勉強へのやる気スイッチをONにする対策

受験勉強は長期戦であり、やる気を持続させることが大きな課題です。
やる気が出ない時期を乗り越えるためには、対策が欠かせません。

具体的な対策には、簡単な問題から取り組んだり、ご褒美を用意したりするのがおすすめです。
ここからは、受験生がすぐに実践できる、勉強へのやる気スイッチをONにする具体的な方法を紹介します。

簡単な問題から取り組む

勉強へのやる気が下がっているときは、簡単な問題から取り組むことをおすすめします。

苦手な分野や難しい問題に挑戦するよりも、できる範囲の簡単な問題を解き始めることで達成感が得られ、やる気に火がつきやすいからです。
一度勢いがついてくれば、困難な問題にも意欲的に取り組めるようになります。

やったことを可視化する

勉強を進めた成果を目に見える形で残しておくことも大切です。
成果を可視化することで達成感が湧き、モチベーション維持につながります。

付箋にタスクを書いて終了したら剥がしたり、チェックボックスに印をつけたりと自分なりの方法で成果を可視化するのがおすすめです。

ご褒美を用意する

一定の区切りごとにご褒美を用意すると、目標に向けて頑張れるだけでなく、現在の頑張りを実感できます。

「勉強が終わったらお菓子を食べる」など、自分を喜ばせるご褒美を決めておきましょう。
ポジティブな報酬を設定することで、受験勉強への意欲が湧いてきます。

成功した未来をイメージする

合格に歓喜している自分の姿や、受験勉強の成果を喜んでくれる家族の表情などを想像してみましょう。

ポジティブなイメージを描くことで、勉強へのモチベーションが高まります。
志望大学のキャンパスの様子を写真やホームページで見れば、よりリアルに自分の未来をイメージできるでしょう。

友達やライバルと高め合う

勉強に対する意識の高い友人やライバルと交流することも、学習意欲を刺激する効果があります。
頑張っている周りの人から刺激を受けることで、「自分も頑張ろう」という気持ちが自然と湧きやすくなります。

受験時は孤独を感じやすく、メンタルも不安定になりがちです。
友達やライバルとお互いに切磋琢磨しながら、目標に向かって共に努力することで合格への道を進みましょう。

勉強する環境を整える

勉強する環境を整えることも、やる気アップには必須です。
勉強部屋が暑すぎたり寒すぎたりする、騒音がすると集中力や学習効率を低下させます。

部屋の設定温度を適切にする、耳栓やノイズキャンセリングヘッドホンを使用するなど集中力を維持する工夫をしましょう。

また、慣れ親しんだ場所で勉強を続けていると、勉強に飽きてしまいダラダラしてしまうかもしれません。
場所を変えるだけで気分が入れ替わり、モチベーションが上がることもあります。

集中力が落ちてきたと感じたなら、図書館や自習室、カフェなどいつもと違う場所で勉強するのも良いでしょう。

スマホの使用を制限する

スマホはSNSやゲーム、動画など誘惑の宝庫です。
勉強中にスマホに触れてしまうと集中力が途切れてしまい、やる気が下がってしまいます。

スマホを使う時間を決める、勉強部屋ではスマホを使わないなどルールを決めましょう。
スマホが息抜きになっているなら、軽い運動や読書などスマホ以外の息抜きできる方法を用意するのもおすすめです。

受験生がやりがち!よくある勉強方法の失敗パターン

受験勉強は、計画性と効率的な学習方法が重要です。
しかし、多くの受験生は焦りや不安から、以下のような失敗パターンに陥ってしまいます。

パターン1. 計画性がなく勉強をする
計画性がなく行き当たりばったりで勉強を始めると、何のために勉強しているのかわからなくなり、モチベーションを維持するのが難しくなります。

また、重要な科目とそうでない科目の区別がつかず、時間を無駄にするかもしれません。
具体的な目標を設定し、学習計画を立てましょう。

パターン2. 睡眠を削って勉強に充てる
睡眠不足だと脳の疲労を招き、勉強効率を低下させてしまいます。
脳は睡眠中に整理・定着するため、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

パターン3. 実力に見合っていない問題集をやる
レベルが高すぎる問題集に取り組むと、解けずに挫折してしまうかもしれません。
基礎ができていない状態で応用問題に取り組んでも、解答を導き出すことは難しいでしょう。
自分のレベルに合った問題集を選ぶことが重要です。

パターン4. 過去問対策を怠る
過去問の対策を怠ると、時間配分を間違えたり、想定外の形式に戸惑ったりする可能性があります。
志望校の過去問を何年分も解き、入試問題の傾向や形式を把握しましょう。

集中力が続かない、勉強方法がわからないなど受験勉強には悩みや壁がつきものです。
一人で抱え込まずに、先生や塾の講師、友達など周囲の信頼できる人に相談しましょう。
相談することで、気持ちが楽になったり、アドバイスをもらえたりします。

勉強計画をしっかり立てたい方は「大学受験に勝つ勉強計画の立て方!挫折しないスケジュール管理とは?」を参考にしてみてください。

受験生はモチベーションを維持する対策を知り、効率的に勉強をしよう

受験勉強は長期戦であるため、勉強へのやる気を維持することは非常に重要です。
自分に合った勉強法を見つけたり、同じ目標に向かって努力する仲間と勉強したりすることで、やる気を維持しやすくなります。

効率的に勉強するためには、計画を立てる、集中できる環境を作るなどの対策も欠かせません。
受験勉強は辛いこともありますが、努力すれば結果はついてきます。

自分にピッタリの方法で受験勉強を続け、志望校合格を目指しましょう。

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