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受験勉強のモチベーションの上げ方は?やる気を維持する方法や名言・言葉を紹介

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受験勉強で高いモチベーションを維持すべき理由

受験勉強でモチベーションが下がる理由は?

受験勉強のモチベーションの上げ方ベスト5

 

受験勉強で高いモチベーションを維持すべき理由

まず初めに、受験においてモチベーションが必要な理由について解説していきましょう。

モチベーションとは?

モチベーションとは目標達成に向けた意欲ややる気のことです。勉強を継続し、目標を達成するためには高いモチベーションを維持することが重要です。しかし、多くの受験生がモチベーションの維持に苦しんでいるので、どのようにモチベーションを上げていくかが受験成功の鍵を握る重要な要素といえるでしょう。

 

モチベーションには内発的なものと外発的なものがありますので、それぞれご紹介していきます。

 

内発的モチベーション

内発的なモチベーションとは、自分自身の興味や関心から生まれるものです。勉強が楽しい、面白いと感じている場合は、内発的なモチベーションが高いといえます。

 

外発的モチベーション

外発的なモチベーションとは、周囲からの影響や報酬によって生まれるものです。良い成績を取って親を喜ばせたい、大学に合格して良い就職をしたいと思っている場合は、外発的なモチベーションが高いといえます。

 

どちらのモチベーションも重要ですが、受験勉強を成功させるためには、内発的なモチベーションを育むことが重要です。内発的なモチベーションは、勉強を継続する上でより強い力となります。

 

高いモチベーションを維持すべき理由

受験勉強は、長い道のりです。目標達成までに多くの努力と忍耐が必要です。モチベーションが低下してしまうと、勉強を続けることができなくなり、目標達成が困難になります。

 

高いモチベーションを維持することで、以下のようなメリットがあります。

 

  • 集中力が向上する
  • 学習効率が上がる
  • 困難を乗り越えられる
  • 目標達成できる可能性が高まる

 

受験勉強で高いモチベーションを維持することは、成功するために重要です。モチベーションとは何か、なぜ高いモチベーションを維持すべきなのかを理解し、モチベーションをうまくコントロールできるようになりましょう。

受験時に知っておきたい「動機づけの方程式」

アメリカの心理学者J.W.アトキンソンの「期待価値理論」によると、人間のモチベーションは次の式で表すことができます。

 

モチベーション = 期待 × 誘引価値

 

この式において期待とは、目標を達成できるという主観的な確率のことで、誘因価値とは目標を達成することによって得られる価値のことです。つまり、期待値と誘因価値が高いほど、モチベーションも高くなります。

 

受験勉強において期待値を高めるためには、以下のような方法があります。

 

  • 具体的な目標を設定する
  • 過去の成功体験を思い出す
  • 自分自身の能力を信じる

 

また、誘因価値を高めるためには、以下のような方法があります。

 

  • 目標達成することによって得られるメリットを明確にする
  • 勉強自体を楽しむ
  • 周囲の人から応援してもらう

 

動機づけの方程式を活用することで自分のモチベーションを分析し、高めることができるでしょう。受験勉強を成功させるために、ぜひ活用してみてください。

モチベーションによって受験勉強の結果は大きく異なる

受験勉強においてモチベーションは結果に大きく影響します。高いモチベーションを維持している受験生は勉強に集中しやすく学習効率も高くなります。一方、モチベーションが低い受験生は勉強への意欲が低くなり成績が伸び悩む可能性が高くなるでしょう。

 

実際に過去の研究ではモチベーションが高い受験生の方が低い受験生よりも良い成績を収めていることがわかっています。

 

例えば、ある研究では大学受験を控えた高校生を対象にモチベーションと成績の関係を調べました。その結果、モチベーションが高い生徒の方が低い生徒よりも主体的に学習する割合が高いことがわかりました。

 

このようにモチベーションは受験勉強において非常に重要です。高いモチベーションを維持することで目標達成の可能性を高めることができるでしょう。

受験勉強でモチベーションが下がる理由は?

モチベーションを上げることの有効性はわかっていても、モチベーションが下がってしまうことは珍しくありません。そこで、モチベーションが下がる理由について分析していきましょう。

そもそも受験に対するモチベーションが低い

受験勉強は将来の夢を実現するための重要なステップですが、多くの受験生にとってモチベーションを維持することは難しい課題です。

 

そもそも受験に対するモチベーションが低いという悩みを持つ受験生は少なくありません。「将来の目標が明確でない」、「受験勉強の必要性を理解していない」、「勉強が苦手で自信がない」、「受験勉強が辛い」など、様々な理由が考えられます。

 

ですが、将来の目標が明確でないと受験勉強の目的が見えなくなってしまいます。大学に行きたいという漠然とした目標ではモチベーションを維持するのは難しいでしょう。具体的な目標を設定することでモチベーションを高めることができます。

 

また、受験勉強の必要性を理解していない場合も、モチベーションを維持することが難しくなります。受験勉強は、将来の選択肢を広げるためのものです。受験勉強を通して、自分の可能性を広げることができることを理解することで、モチベーションを高めることができます。

目標と現状の差を埋める方法が分からない

受験勉強において目標と現状の差を埋める方法が分からないという悩みを抱える受験生は少なくありません。「目標が高すぎる」、「計画が立てられない」、「勉強方法が分からない」などがよくある理由です。

目標が高すぎると、達成できそうにないと思いモチベーションが下がってしまいます。目標は少し努力すれば達成できるような、具体的な目標を設定することが重要です。

 

また、計画が立てられない場合も、何をすればいいのか分からなくなり、モチベーションが下がってしまいます。長期的な目標を、短期的な目標に分解して計画を立てることで、何をすればいいのか明確になり、モチベーションを維持しやすくなります。

受験ギリギリで追い込めばなんとかなると思っている

受験勉強において受験ギリギリで追い込めばなんとかなるという考えを持つ受験生は少なくありません。楽観的な性格の人や過去の成功体験に甘んじている人、努力が嫌いな人にこのような考え方が見られます。

 

楽観的な性格の人は受験勉強を楽観的に考え、計画的に勉強せず結果的に追い込みが必要になってしまうことがあります。過去の成功体験に甘んじている人は過去の成功体験に固執し、努力せずに結果が出ると考え、結果的に追い込みが必要になってしまうことがあるでしょう。努力が嫌いな人は勉強するのが苦痛になり、計画的に勉強せず、結果的に追い込みが必要になってしまうことがあります。

 

しかし、受験ギリギリで追い込むことは大きなリスクを伴います。時間的な余裕がなく、焦りからミスが増えたり体調を崩したりする可能性があります。また、十分な対策ができないため目標を達成できない可能性もあるでしょう。

 

受験勉強は計画的・継続的に努力することが重要です。受験ギリギリで追い込むのではなく、早めから計画的に勉強し目標達成に向けて努力することが大切です。

受験勉強のモチベーションの上げ方ベスト5

 

モチベーションを上げるためには、いくつかの方法があります。それぞれの方法を紹介していきましょう。

まずは机に向かうことから初めてみる

モチベーションが低いときは何をするのも億劫になってしまいます。しかし、そんな時こそ机に向かうことが重要です。

 

机に向かい、勉強道具を目の前に置くことで自然と勉強モードにスイッチが入ります。たとえ最初は5分でもいいので机に向かいましょう。最初は集中できないかもしれませんが、続けることで徐々に集中力が高まってきます。

 

机に向かう習慣をつけることで、モチベーションを維持しやすくなります。机に向かうのが辛い場合は、好きな音楽を聴いたり、カフェに行ったりするなど、自分に合った方法を見つけてみましょう。

今日の目標を達成したら自分にご褒美を用意する

受験勉強は数ヶ月から数年にわたる長期戦です。毎日コツコツと努力することが大切ですが、モチベーションを維持するのは簡単ではありません。そこでおすすめなのが「今日の目標を達成したら自分にご褒美を用意する」という方法です。

目標を達成することで達成感を得られ、ご褒美によってモチベーションを維持することができます。

 

ご褒美は自分のやりたいことや好きなものであれば何でもいいです。

 

  • 好きなお菓子を食べる
  • 映画を見る
  • ゲームをする
  • 友達と遊ぶ

 

など、自分が楽しみにできるものを選びましょう。

 

目標は、大きすぎず小さすぎないものがおすすめです。達成できると感じる目標を設定することでモチベーションを維持しやすくなります。

チャレンジに関する名言や言葉に触れる

モチベーションが下がってきたときは、チャレンジに関する名言や言葉に触れてみましょう。歴史上の偉人の言葉や成功者の言葉には、勇気や希望を与えてくれる力があります。

 

参考までに、受験勉強に役立つチャレンジに関する名言や言葉をいくつか紹介します。

 

「成功とは、失敗するまで続けることだ。」 – ヘンリー・フォード(フォード・モーター創業者)

「努力しないで何かを成し遂げたという人は一人もいない。」 – エイブラハム・リンカーン(アメリカ合衆国第16代大統領)

「諦めなければ、必ず何かは成し遂げられる。」 – ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会運動家)

「壁にぶつかったら、あきらめるのではなく、登ってみろ。」 – アンネ・フランク(第二次世界大戦中にナチス・ドイツに迫害されたユダヤ人の少女)

「できないと決めつける前に、やってみなさい。」 – セオドア・ルーズベルト(アメリカ合衆国第26代大統領)

 

これらの名言や言葉を目に見える場所に貼ったり、手帳に書き込んだりすることで、常に意識することができます。また、チャレンジに関する本を読んだり、映画を見たりするのもおすすめです。

日々のチャレンジの結果を可視化する

受験勉強のモチベーションを維持するためには、日々のチャレンジの結果を可視化することが有効です。可視化とは、目に見える形で成果を表現することです。

 

日々のチャレンジの結果を可視化することで、達成感を得ることができます。達成感は、モチベーション向上に繋がります。日々のチャレンジの結果を可視化するには、様々な方法があります。

 

そこで、受験勉強に役立つ日々のチャレンジの結果を可視化する方法をいくつか紹介しましょう。

 

  • 勉強時間を記録する
  • 解いた問題数を記録する
  • テストの点数や偏差値を記録する
  • 目標達成度をグラフやチャートで表示する
  • 達成した目標をリストアップする
  • 記録することで、自分の成長を客観的に把握することができます。

 

グラフやチャートで表示することで視覚的に自分の成長を確認することができます。

また、リストアップすることで、達成した目標を振り返ることができます。

 

日々のチャレンジの結果を可視化することで、モチベーションを高め、目標達成に向けて努力する力を養うことができます。可視化には、手帳やノート、アプリなどを活用することができます。自分に合った方法を見つけて、日々のチャレンジの結果を可視化しましょう。

自分のチャレンジを応援してくれる人を見つける

受験勉強は一人で抱え込むと辛くなってしまうことがあります。そんなときは、自分のチャレンジを応援してくれる人を見つけることが大切です。応援してくれる人がいることでモチベーションを維持しやすくなります。

 

自分のチャレンジを応援してくれる人を見つけるには、様々な方法があります。

 

ここで受験勉強に役立つ自分のチャレンジを応援してくれる人を見つける方法をいくつか紹介します。

 

  • 家族や友達に相談する
  • 同じ目標を持つ仲間を見つける
  • 先生や塾の講師に相談する
  • SNSで応援してくれる人を見つける
  • メンターを見つける
  • ポラリスアカデミアの受験コンサルタントに相談する

 

ポラリスアカデミアでは、経験豊富な受験コンサルタントが一人ひとりに寄り添い、受験勉強をサポートしています。

 

受験コンサルタントは勉強に関するアドバイスはもちろん、モチベーション維持のためのサポートも行っています。目標や悩みを気軽に相談することで、受験勉強をより効果的に進めることができます。

 

ポラリスアカデミアの受験コンサルタントは、あなたのチャレンジを応援します。

 

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受験勉強は多くの時間と努力が必要なものです。しかし、目標達成に向けて努力し続けるためにはモチベーションを維持することが重要です。

 

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この記事を書いた人

加来寛人日本大学卒

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