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2025年度共通テスト対策のワンポイントアドバイスvol.3

ポラリスアカデミア御茶ノ水校スタッフが研究・分析した「2025年度共通テストに向けた各教科の対策ワンポイントアドバイス」シリーズ。

今回はvol.3として国語についてお届けします!

 

まず、国語は新課程に伴う大きな変更があります。

・現代文の第3問が新設されて、5題構成となる。

・試験時間が80分から90分となる。

これらを踏まえた各科目のワンポイントアドバイスは以下の通りです。

 

【現代文】

◯新形式に要注意

新課程の現代文では、これまでの評論文・文芸作品(小説)に加えて、新傾向問題(実用的文章+複数の図表)を用いた第3問が新設されます。図表やグラフなどの資料も含めた課題文全体の主旨・対応関係を正確に捉える力を意識して対策しましょう。

過去問などにはあまり含まれていない、現実社会や学校での学習場面・グループ討論・レポートなどを想定した設問、問題文を論拠に資料に書かれていない結論・意見を推論する設問の出題も本格化する見込みです。過去問だけを頼りにするのではなく、さまざまなテーマ・場面設定の問題に挑戦しましょう。

 

【古文】

◯過去問対策を怠らない

配点や試験時間の変更がありますが、古文そのものについては従来の共通テストから大きな変化はないと考えられています。

そのため、共通テストの過去問をしっかり活用して対策しましょう。特に、センター試験の際にはなかった、複数のテクストを比較・統合する問題や対話形式の問題などは抜かりなく取り組みましょう後回しにしがちな科目ですが、逆にいえばその分だけ周りと差をつけやすい科目でもあります。

◯古文を得点源にしよう

古文・漢文ともに配点が従来の50点から45点に変わります。そのため1点の差が大きくなり、より一層落とせない科目となります。

ただ、新課程といえども読解力を問われていることは変わりません。重要古語や基本的な文法、和歌の修辞法など基本知識を身につけたうえで、本文中のストーリーを正しく解釈することを意識しながら進めていきましょう

 

【漢文】

◯基礎を徹底しよう

共通テストでは、句形や語順など漢文読解の基礎が高いレベルで求められます。単純に理解するだけでは得点につながらず、太刀打ちできない問題が多いです。

そのためまずは基礎基本の抜け漏れがない状態を目指して日々の学習に臨みましょう

◯情報処理力を伸ばそう

上述の通り、基礎の理解だけでは得点につながらないのが共通テスト。

2つ以上の資料から答えを導く出題形式が定番化しているため、高い情報処理能力が求められます。基礎を徹底的に叩き込んだら、素早く正確に読解する力も身につけましょう。日々の学習でも、メインの課題文の主旨と資料の内容が、どのような関係にあるのかを常に意識しながら取り組むことが大事です。

 

 

いかがでしょうか。

御茶ノ水校では、教育業界での勤務経験をもつ社会人講師たちがこのように共通テストも丁寧に分析し、指導に反映しております。

共通テスト対策に不安を感じている方は、ぜひ一度御茶ノ水校へ受験相談にお越しくださいませ!