【2025年度英検日程付き】英検で入試が有利になる都内の大学を徹底解説
こんにちはポラリスアカデミア御茶ノ水校です！
先日ご紹介したこちらの記事の続編、
英検で入試が有利になる東京都内の大学について、より詳しくご紹介します！
英検で入試が有利になる東京都内の大学
英検で入試が有利になる東京都内の大学は、国公立7校・私立89校あります。
入試に英検が利用できる都内の大学一覧(2025年2月現在)
| 【国公立：7校】 |
| お茶の水女子大学／東京大学／東京外国語大学／東京海洋大学／東京藝術大学／東京都立大学／一橋大学 |
| 【私立：89校】 |
| 青山学院大学／亜細亜大学／跡見学園女子大学／桜美林大学／大妻女子大学／学習院大学／学習院女子大学／川村学園女子大学／環太平洋大学／共立女子大学／杏林大学／慶應義塾大学／工学院大学／國學院大学／国際基督大学／国士舘大学／こども教育宝仙大学／駒澤大学／駒沢女子大学／産業能率大学／実践女子大学／芝浦工業大学／淑徳大学／順天堂大学／上智大学／昭和女子大学／女子美術大学／白梅学園大学／白百合女子大学／杉野服飾大学／成蹊大学／成城大学／聖心女子大学／清泉女子大学／聖路加国際大学／専修大学／創価大学／大正大学／大東文化大学／高千穂大学／拓殖大学／多摩大学／玉川大学／中央大学／津田塾大学／帝京大学／帝京科学大学／帝京平成大学／デジタルハリウッド大学／東海大学／東京音楽大学／東京家政大学／東京家政学院大学／東京経済大学／東京工科大学／東京国際大学／東京慈恵会医科大学／東京女子大学／東京電機大学／東京都市大学／東京福祉大学／東京富士大学／東京未来大学／東京理科大学／東邦大学／東洋大学／東洋学園大学／二松学舎大学／日本大学／日本医科大学／日本経済大学／日本女子大学／日本体育大学／日本文化大学／文化学園大学／立教大学／文京学院大学／法政大学／星薬科大学／武蔵大学／武蔵野大学／明治大学／明治学院大学／明星大学／目白大学／ヤマザキ動物看護大学／立教大学／立正大学／早稲田大学 |
各大学の英検利用に関する詳細解説
英検利用ができる都内の大学のうち、14の大学について、学部や必要な級・スコアの最易レベルなど詳細を一部ご紹介します！
（2025年2月現在の情報です。最新情報は各大学の入試要項でご確認ください。）
☆国公立
1.お茶の水女子大学
文教育学部／生活科学部／共創工学部
総合型選抜の出願書類として利用できます。
2.東京大学
教養学部／法学部／経済学部／文学部／農学部／医学部
推薦型選抜の出願書類として利用できます。
3.東京外国語大学
言語文化学部／国際社会学部／国際日本学部
推薦型選抜の出願要件として、CEFR B2（準1級相当）以上（一部はCEFR B1（2級相当）以上）が求められます。
※「CEFR」については、最後に少しご説明いたします。
4.東京都立大学
都市環境学部／健康福祉学部／システムデザイン学部
この3学部は一般選抜で、2025年度入試よりCSEスコアを換算して利用できるようになりました。共通テストの外国語の得点と比べて、いずれか高得点の方を利用できます。
また、人文社会学部と経済経営学部の2学部では、総合型・推薦型選抜においても英検が利用できます。
5.一橋大学
商学部／経済学部／法学部／社会学部／ソーシャル・データサイエンス学部
推薦型選抜の出願書類として1級が利用できます。
☆私立
6.青山学院大学
文学部／国際政治経済学部／総合文化政策学部
この3学部は一般選抜の出願書類として、英検が利用できます。また、国際政治経済学部はCSEスコアに応じて総合点への加点も行われます。
文学部は級・CSEスコアの下限が設けられていません。国際政治経済学部はCEFR A2（準2級相当、CSEスコア1700）以上、総合文化政策学部はCSEスコア2100（2級相当）以上の成績が必要ですが、いずれもCSEスコアを用いるため級の合否は問われません。
また、上記3学部と地域社会共生学部の合計4学部では、総合型・推薦型選抜でも出願書類として英検が利用できます。
7.慶應義塾大学
文学部
一般選抜において、個別試験の外国語に換算することができます。CSEスコア2500（準1級相当）以上が必要ですが、受験級・級の合否は問われません。
また、法学部の一部学科では総合型選抜においても出願書類として英検が利用できます。
8.芝浦工業大学
工学部／システム理工学部／デザイン工学部／建築学部
全学部の一般選抜B方式で、CSEスコアが出願資格となっています。CSEスコア1980（2級相当）以上が必要です。一般選抜A方式では、英検CSEスコアもしくは共通テストの英語の点数のうち、いずれか高得点の方を換算して利用できます。なお、CSEスコアを用いるため級の合否は問われません。
また、総合型選抜でも英検が利用できます。
9.中央大学
経済学部／商学部／理工学部／文学部／総合政策学部／国際経営学部／国際情報学部
一般選抜の出願書類として英検が利用できます。一部の学部ではCSEスコアに応じて換算や加点も行われます。学部学科によって異なりますが、2級〜準1級以上の成績が求められます。CSEスコアで基準を設けている学部もあるので、入試要項を正しく確認しましょう。
また、法学部／経済学部／商学部／文学部／国際経営学部の5学部では、総合型や推薦型選抜においても出願書類として英検が利用できます。
10.東京理科大学
理学部第一部／薬学部／工学部／創域理工学部／先進工学部／経営学部
一般選抜でCSE1400以上の成績を出願書類として利用できます。CSEスコア1700以上の成績はスコアに応じて加点されます。なお、CSEスコアを用いるため級の合否は問われません。
また、総合型選抜においても出願書類として英検が利用できます。
11.法政大学
法学部／文学部／経済学部／社会学部／経営学部／国際文化学部／人間環境学部／現代福祉学部／キャリアデザイン学部／スポーツ健康学部／情報科学部／デザイン工学部／理工学部／生命科学部／GIS（グローバル教養学部）
GIS(グローバル教養学部）以外の学部では、一般選抜の出願書類として英検を利用できます。2級〜準１級以上の成績が求められます。
GIS（グローバル教養学部）では、英検の級・CSEスコアが個別試験の英語に換算されます。入試形態によっても異なりますが、１級合格〜準1級合格かつCSEスコア2350以上などの基準が設けられています。
また、法学部／経済学部／経営学部／国際文化学部／キャリアデザイン学部／情報科学部／理工学部／GIS（グローバル教養学部）の8学部では、総合型選抜においても出願書類として英検が利用できます。
12.明治大学
商学部／経営学部／国際日本学部／農学部／総合数理学部
一般選抜において、出願書類や加点・換算などに英検が利用できます。CSEスコアで基準を設けている学部もありますが、おおよそ2級〜準1級以上の成績を求められる場合が多いです。学部学科や入試形態によって利用できる方法や成績が細かく違うため、最新の入試要項を正しく把握しましょう。
また、商学部／政治経済学部／国際日本学部の3学部では、総合型選抜においても出願書類として英検が利用できます。
13.立教大学
文学部／異文化コミュニケーション学部／経済学部／経営学部／理学部／社会学部／法学部／観光学部／コミュニティ福祉学部／現代心理学部／スポーツウエルネス学部
一般選抜において、個別試験の英語で換算措置が受けられます。一般の場合は基準が設けられていませんが、共テ利用の場合はCSEスコア2300（準1級相当）以上の成績が必要です。また、総合型選抜においても、出願書類として英検が利用できます。学部学科によって異なり、基準を設けていない学部もありますが、CSE1700（準2級相当）〜2400（準1級相当）以上が求められます。なお、Global Liberal Arts Programでは、CSE2600（1級相当）以上の成績が出願書類として利用できます。
14.早稲田大学
国際教養学部／文化構想学部／文学部
一般選抜において、出願書類として利用や加点措置が受けられます。CSEスコアで基準を設けている学部もありますが、おおよそ2級以上の成績が求められます。
また、社会学部／国際教養学部／文化構想学部／人間科学部の4学部では、総合型選抜においても出願書類として英検が利用できます。
〈注意点〉
今回は、入試で英検が利用できる都内の大学について、2025年2月現在の情報を一部をご紹介しました。
同じ大学でも学科や入試形態などにより、利用できる条件は異なります。
詳細情報は各大学の最新の入試・募集要項を確認してください。
CEFRとは？
東京外国語大学や青山学院大学などで設けられている「CEFR（セファール）」という基準。
これは、「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれるもので、外国語の学習者、教授者及び評価者が、その熟達度を同一の基準で判断することができるように開発された枠組みです。
CEFRでは、外国語の熟達度を A1、A2、B1、B2、C1、C2（C2が最高レベル）の6段階に分け、それぞれについて、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形（Can-do表現）で分かりやすく示しています。CEFRによる6段階は、英語だけではなく、多くの外国語能力の指標として、世界の国や地域で教育や仕事など多岐にわたる場面で活用されています。
英検では、CSEスコアがCEFRのレベルに関連しています。また、級によって算出できるCSEスコアの範囲も決まっています。
志望校で設けられているCEFRレベルを確認したあとは、必要な級・CSEスコアも正しく把握し、級の合格と必要なスコアの取得を目指して学習計画を立てましょう。
2025年度 英検試験日程
最後に、改めて2025年度の英検試験日程(団体試験・本会場)をご紹介。
| 第1回 |
| 一次試験：6月1日(日) |
| 二次試験：7月6日(日)A日程／7月13日(日)B日程 |
| 第2回 |
| 一次試験：10月5日(日) |
| 二次試験：11月9日(日)A日程／11月16日(日)B日程 |
| 第3回 |
| 一次試験：1月25日(日) |
| 二次試験：3月1日(日)A日程／3月8日(日)B日程 |
詳細は英検公式HPでご確認ください。
前回のブログもご確認いただき、有効期限や必要な級・スコア、入試日程などから逆算して効率的な英検取得の学習計画を組みましょう！
いかがでしょうか？
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