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高3は小論文対策すべき?必要な場合とそうでない場合の徹底解説

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高3は小論文対策すべき?必要な場合とそうでない場合の徹底解説

 

小論文――それは一般的な受験勉強とは少し異なる“特別な訓練”が求められる試験形式です。

高校3年生のあなたは、こんな疑問を抱えていませんか?

  • 「志望校で小論文があるけど、いつから対策すべき?」

  • 「模試や共通テストの勉強だけで手いっぱいなのに、小論文までやる余裕ある?」

  • 「自分の受験方式では小論文って必要なの?」

この記事では、「小論文対策が必要な人・そうでない人の見極め方」や「効果的な学習法」についてわかりやすく解説します。


1. 小論文対策が“絶対に必要”なケース

 

まずは、小論文の対策が不可欠な受験生の条件を確認しましょう。

以下に該当する場合、早期からの準備が強く推奨されます。

● 総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型選抜を利用する

文部科学省の「令和5年度入試状況」によると、総合型・推薦型の約8割以上の大学で小論文が選考に組み込まれています。

とくに国公立大学や難関私大(慶應義塾大学・早稲田大学・関関同立など)では高い割合で実施されています。

例:

  • 慶應SFC → 小論文が合否の中核

  • 大阪大学・京都府立大学(総合型)→ 専門型小論文が必須

● 医学部・看護学部・教育学部など「人物評価重視型」の学部

医療系や教育系の学部では、「社会課題への関心」や「志望動機の論理性」などが問われるため、小論文は避けて通れません。

特に看護学部では“人間性”や“倫理観”が重視されるため、文章からにじみ出る考え方や言葉の選び方まで見られます。


2. 小論文対策が“不要”または“後回しで良い”ケース

一方で、すべての受験生が小論文対策を優先する必要はありません。以下のタイプに該当する人は、他の科目対策を優先して問題ありません。

● 共通テスト+2次筆記型の一般選抜で受験する

東大・京大・国公立理系のような「共通テスト+学力試験(数学・理科・英語など)」がメインの大学では、小論文が課されないか、あっても配点が非常に低いケースが多いです。

例:

  • 東京大学 → 小論文なし(論述問題あり)

  • 京都大学(理系)→ 専門記述中心、小論文なし

● 一般選抜で小論文が出題されない学部を受験する

大学・学部によっては、一般選抜で小論文を採用していないところもあります。ベネッセ・進研模試の「大学情報検索」などで事前に確認するのが確実です。


3. なぜ小論文は対策が必要なのか?

 

「国語が得意だから、小論文も何とかなる」と思っていませんか?

実はこれは大きな誤解です。小論文は「文章力+論理力+課題への理解力+背景知識」が求められる、別ジャンルの試験です。

🔎 河合塾が定義する小論文で求められる力:

  • 論理的に主張を展開する力

  • 課題文の要旨を正確に読み取る力

  • 具体例やデータを用いて説得力を高める力

こうした力は、模試や通常の国語問題では身につきません。むしろ、型を学び、添削を受けて改善するという訓練が不可欠です。


4. 小論文対策のはじめ方(高3向け)

● 対策開始時期の目安

  • 推薦・総合型選抜志望者:高3の春〜夏までに本格スタート

  • 一般入試で小論文が課される場合:共通テスト後〜2月前半に集中対策

● ステップ① 型を学ぶ

小論文には基本的な構成パターンがあります。まずは以下の型を理解しましょう。

① 問題提起(導入)
② 自分の主張(立場)
③ 理由・根拠(具体例)
④ 反論への配慮(必要に応じて)
⑤ 結論

おすすめ教材:

  • 『小論文の完全ネタ本』(桐原書店)

  • 『小論文これだけ!』(東進ブックス)

● ステップ② 書いて添削してもらう

小論文は「書く→フィードバック→書き直す」を繰り返すことで力がつきます。

学校や塾の先生にお願いして、週1本のペースで添削してもらいましょう。

※駿台や河合塾、Z会などでも小論文添削講座が用意されています。

● ステップ③ 社会問題に関心を持つ

時事ネタや社会的課題は頻出です。NHKの高校講座「現代社会」や、朝日新聞EduAなどを週に1回でも読んでおくと、論点を広げやすくなります。


5. 実際に出題されたテーマ例(大学公式サイトより)

  • 「多様性を認める社会のあり方についてあなたの考えを述べよ」(慶應SFC)

  • 「教育のICT化について、利点と課題を含めて論じなさい」(大阪教育大学)

  • 「SDGsの観点から地域社会における課題を1つ挙げ、それに対するあなたの解決策を述べよ」(千葉大学)

いずれも、日頃からニュースや社会課題に目を向けていないと説得力ある答案は書けません。


まとめ:小論文対策は“必要な人が、適切なタイミングでやる”が正解!

最後にもう一度整理しておきましょう。

小論文対策が必要な人

  • 総合型・学校推薦型選抜を受ける人

  • 医療系・教育系などで人物評価が重視される学部を志望する人

  • 一般選抜でも小論文が主要配点で課される学部を受ける人

小論文対策が不要または後回しでいい人

  • 共通テスト+学力試験で受験する人(特に理系)

  • 志望大学で小論文が出題されない場合

小論文は「最後に詰め込めばなんとかなる」試験ではありません。

必要な人は、高3の春〜夏のうちにスタートし、少しずつ練習を積み重ねるのが成功への近道です。

受験方式や志望校の要項をしっかり調べ、自分に合った対策を早めに始めていきましょう!

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