【難関学部】獣医学部って難しいの！？現役獣医学生が語る！

大学受験

こんにちは！ポラリスアカデミア御茶ノ水校です！

今回は、難関学部と言われる獣医学部は難しいの！？がテーマ。

私が指導していた現役獣医学生からインタビューを行い、ありのままの実態を記載してます！

獣医学部の特徴や合格するための注力ポイントなど、獣医学部を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

獣医学部ってどこも同じ？

獣医学部は学校ごとに特徴があります。

インタビューに答えてくれた教え子がいうには、北海道大学や帯広畜産大学のような北海道にある大学は大動物を研究したい人にオススメです！

一方、日本獣医生命科学大学は都心にあるため土地の広さや環境から、大動物より小動物系に力を入れてます。

入学してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔する子も多いので、それぞれの大学がどういった動物を研究していて、どういった動物に強いかなど詳細まで徹底して調べてから志望校を検討することがオススメです！

このように志望校を明確に設定できると、勉強のモチベーションも上がりますね！

獣医学部はたくさんあるの？

まず、日本には獣医学科をもつ大学が全国で17校あります。

東北大学、北海道大学をはじめとた国公立大学10校、公立大学1校、私立大学6校の合計17校です。

医学部のある大学は全国で70校以上あることを考えると、獣医学部はそもそも大学に入る枠が狭いとよくわかりますね。

合わせて医師は毎年9,000人ちかく誕生していることに対して、獣医師国家試験の合格者は毎年1,000人と考えると、かなり狭き門のように感じますね。

獣医学部の入試の特徴とは？

17校ある獣医学部の中でも大きく違うのは、受験科目に数学IIIが必要かどうかです。

医学部でも数学IIIが必須でない大学がありますが、獣医学部も同じです。例えば、私立獣医学部や鳥取大学、宮崎大学、山口大学など半数以上の国立大学は、数Ⅲなしで獣医学部に合格できます。衝撃的な事実ですね。

ただ、その分個別試験は数学ⅠAⅡBの難易度が高いので、しっかり過去問に取り組んで対策を進めましょう。

英語は、自然・環境をテーマに扱う文章が多いので、重点的な対策がオススメです！具体的にオススメな参考書とその使い方は、ターゲット1900の難単語やリンガメタリカなどの単語帳を使って難易度の高い単語の暗記にも力を入れたり、スペクトルを使って医学や生物をテーマにした文章読解の力を伸ばしたりすることがオススメです。

また、獣医学部は共通テストの比重が大きい学校が多くあります。共通テストで失敗すると、個別試験の難易度が高い北海道大学や東京大学は挽回が難しいでしょう。

獣医学部は入学してから勉強する量がとにかく多いです。そのため、受験勉強に際しても、好きな科目も嫌いな科目も偏りなく勉強できる精神力・体力が求められるといえるでしょう。