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入試で聞かれそうな今年の上半期の出来事日本編

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受験直前期を迎えた今、「時事問題」の範囲をしっかり押さえておくことは非常に重要です。今年の上半期(1月〜6月)に起きた国内外の出来事のうち、特に入試で出題されそうな20件を挙げ、それぞれ「何が起きたか」「いつ起きたか」「なぜ入試で狙われるか」を整理します。

 

1. ハンマー襲撃事件(法政大学多摩キャンパス)

発生時期:2025年1月10日
内容:東京都町田市の法政大学多摩キャンパスで、22歳の韓国籍の男がハンマーで学生8人を襲撃。

複数の重軽傷者が出た。

動機の不明確さや外国籍加害者という点から、社会不安や治安に関する議論が広がった。


狙われる理由:
・現代社会では「安全な学習環境」「公共空間の安全性」が重要なテーマ。
・事件を通じて「治安と自由のバランス」「外国人と社会の共生」など複数の角度から議論可能。
・社会問題や安全対策は小論文・現代文の素材になりやすく、面接でも問われやすい分野。


2. 日向灘地震(M6.6〜6.8)

発生時期:2025年1月13日
内容:宮崎県沖の日向灘を震源とする地震が発生。

津波注意報も出され、南海トラフ巨大地震との関連が専門家から指摘された。

建物の揺れやインフラへの影響が広範囲に及び、防災意識が高まった。


狙われる理由:
・南海トラフ地震は日本の防災政策上の最大級リスク。
・地震・津波対策は地理・理科・現代社会・英作文でも頻出。
・過去問でも、災害と都市構造、インフラの脆弱性、地方と都市の防災格差などが問われている。


3. 出生数70万人割れ確定(2024年統計)

発生時期:2025年1月下旬
内容:2024年の出生数は68万6,000人となり、統計開始以来初めて70万人を下回った。

合計特殊出生率は1.15と過去最低。

人口構造の変化と将来の労働力不足、年金制度への影響が深刻化している。


狙われる理由:
・人口減少・少子高齢化は入試で最も安定して出題されるテーマの一つ。
・社会保障・経済成長・地域社会などとの関連性が広く、複数科目に対応可能。
・統計を用いた資料問題にも直結しやすい。


4. 財務省が「森友文書」を一部開示

発生時期:2025年2月
内容:財務省が森友学園問題に関する文書を一部開示。

公文書改ざん問題に再び注目が集まり、行政の説明責任・透明性が問われた。


狙われる理由:
・「情報公開・透明性・説明責任」という行政の根幹にかかわるテーマ。
・政治経済・現代社会・倫理の小論文・記述式問題の素材として扱いやすい。
・民主主義と行政の信頼性をめぐる問題は、国公立大学での出題実績が多い。


5. 旧統一教会が解散命令に不服、即時抗告

 

発生時期:2025年春
内容:東京地裁の解散命令を不服として旧統一教会が即時抗告。

宗教法人の法的扱いや国家と宗教の関係が改めて議論された。


狙われる理由:
・「信教の自由」と「公共性」のバランスは、倫理・現代社会で頻出の抽象的テーマ。
・宗教と国家の距離の取り方は、思想史・憲法・人権の分野でも問いやすい。
・実際の判決や訴訟を踏まえた思考力問題としても出題可能。


6. ETCシステム障害

発生時期:2025年春
内容:高速道路のETCシステムに障害が発生し、全国的な交通混乱が発生。

インフラとデジタル技術の脆弱性が露呈した。


狙われる理由:
・「テクノロジーと社会」の問題として現代社会・小論文で出やすい。
・社会インフラへの依存とリスク管理は、情報化社会の定番テーマ。
・過去にも停電や通信障害を題材にした出題例がある。


7. 南海トラフ地震の最悪想定を政府が更新

発生時期:2025年3月31日
内容:死者最大30万人、経済損失1.8兆ドルとする新たな想定を公表。

30年以内の発生確率は80%。


狙われる理由:
・国全体を巻き込む災害想定は、地理・理科・社会・英作文で高頻度。
・数字や図表が資料として利用しやすく、共通テスト対策にも直結。
・防災インフラや地方自治体の役割を問う論述にも使われやすい。


8. 防衛費が過去最大を更新

発生時期:2025年3月
内容:GDP比2%を超える規模の防衛予算が発表された。

防衛産業強化や装備拡充が注目される。


狙われる理由:
・安全保障と財政の関係は政治経済・小論文で頻出。
・「軍事費と社会保障費のバランス」という論点は出題しやすい。
・憲法9条や国際情勢と絡めた英作文テーマにもなりやすい。


9. 台湾有事を想定した避難計画公表

発生時期:2025年3月28日
内容:政府が沖縄県先島諸島から10万人以上の住民と観光客を避難させる計画を公表。

台湾情勢の緊張を背景に、防衛・外交政策が注目された。


狙われる理由:
・安全保障・地政学・外交政策は国公立大で頻出。
・「有事対応」や「避難政策」は現代社会の論述と相性が良い。
・日米安保・自衛隊・憲法9条など、他の重要テーマと結びつきやすい。


10. 少子化対策の政策議論活発化

発生時期:2025年春〜初夏
内容:出産一時金増額、保育無償化拡大、育休支援強化など、出生率回復に向けた議論が進んだ。


狙われる理由:
・少子化は人口・経済・社会保障を横断する最重要テーマ。
・実際の政策名や金額を使った記述式や資料問題にも対応可能。
・地方創生や教育政策とも結びつきやすい。


11. AIと生成技術に関する国会議論活発化

発生時期:2025年4〜6月
内容:生成AIの活用と規制をめぐって、著作権・教育・倫理の観点から議論が進んだ。


狙われる理由:
・AIは2025年度の最重要時事トピックの1つ。
・「テクノロジーと人間社会」のテーマは現代文・英作文で多く出題されている。
・教育現場との関連も強く、大学入試に直結する可能性が高い。


12. 大阪・関西万博が開幕

発生時期:2025年4月13日
内容:夢洲で大阪・関西万博が開幕。160以上の国・組織が参加し、技術・国際協力・SDGsをテーマに多様な展示が行われている。


狙われる理由:
・国際イベントと地域活性化は英作文や小論文の定番。
・SDGsや技術革新をからめた時事問題として出題しやすい。
・過去の万博(1970年大阪万博)との比較も資料問題で出る可能性がある。


13. AI・先端科学インフラ整備の国家戦略発表

発生時期:2025年6月
内容:政府がAI研究基盤や量子技術施設などを全国で整備する方針を発表。

経済安全保障とも関連。


狙われる理由:
・科学技術・産業政策・情報社会など多角的なテーマ。
・「人間とAIの関係」を問う設問との相性が良い。
・共通テストでもAI関連の出題が増加傾向にある。


14. 東京プライドパレード2025開催

発生時期:2025年6月6〜7日
内容:代々木公園を中心に開催。

性的マイノリティの権利尊重や多様性の重要性が広く発信された。


狙われる理由:
・ジェンダー・人権・多様性のテーマは毎年どこかで出題される。
・国際比較(日本と海外のLGBTQ政策)も資料問題・英作文でよく使われる。


15. 気象庁が記録的高温を発表

発生時期:2025年5〜6月

内容:各地で30℃超が続出し、猛暑日の観測数が過去最多水準に。

地球温暖化とヒートアイランド現象への警戒が高まった。


狙われる理由:
・環境・気候変動は頻出分野。
・気温データを用いた資料読解問題、SDGsに関連した小論文で出題可能。
・気候変動と社会の関係は理科・地理・社会の横断テーマ。


16. 拘禁刑制度施行(刑法改正)

発生時期:2025年6月
内容:懲役刑と禁錮刑を一本化する「拘禁刑」が施行。

受刑者の社会復帰支援や刑務所の運用体制が議論に。


狙われる理由:
・法制度改革は政治経済・倫理・現代社会で頻出。
・司法制度と人権の観点から論述しやすい。


17. 訪日外国人旅行者数が急増

発生時期:2025年5〜6月
内容:コロナ禍後のインバウンド回復が進み、訪日外国人数が過去水準に迫った。

観光産業が活発化。


狙われる理由:
・観光立国・地域経済・国際交流は地理・政治経済・小論文で多く出題されている。
・統計やグラフとの親和性も高い。


18. 地域別テレビ報道量の格差が明らかに

発生時期:2025年上半期
内容:報道調査で、地域ごとに扱われるニュースのジャンルに偏りがあることが判明。


狙われる理由:
・メディアリテラシー・情報格差・地域格差といった現代社会の重要テーマ。
・情報環境の違いを資料問題で問うケースがある。


19. AIの教育現場への波及

発生時期:2025年6月
内容:生成AIの学校利用やルール作りが全国で議論。

教師と生徒の使い方の線引きも課題に。


狙われる理由:
・AIと教育は、実際の大学でも議論が盛んな話題。
・入試で「学びの在り方」や「テクノロジーと教育」を問う問題になりやすい。


20. 出生数の上半期速報値が過去最少を更新

発生時期:2025年8月(1〜6月データ)
内容:出生数が33万9,000人となり、上半期として過去最少を記録。

前年同期比3.1%減。


狙われる理由:
・少子化は2025年度入試の最大の注目トピック。
・人口減少と社会の構造変化を多角的に問えるため、複数科目での出題可能性が極めて高い。


まとめ

2025年上半期の日本のニュースには、

  • 少子化(人口構造・社会保障・地域問題)

  • 防災(南海トラフ地震想定)

  • 安全保障(防衛費・台湾情勢)

  • AIと社会(技術・教育・産業)

  • 環境(気候変動・猛暑)

  • 法制度改革(拘禁刑導入)
    といった入試頻出のテーマが集中しています。

【特に出やすいテーマ】

  • 少子化・人口減少 → 地理・社会・英作文・小論文

  • AIと教育 → 現代文・英作文・倫理

  • 防災 → 地理・理科・資料問題

  • 気候変動 → SDGs・環境分野

  • 安全保障 → 政治経済・英作文

数字(出生数・防衛費・気温など)と時期も一緒に押さえることで、資料問題・記述式・小論文に強くなります

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