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E判定だった僕が、それでも校舎長をやっている理由

  • 重要なお知らせ

ポラリスアカデミア千葉校 校舎長の森井です。
E判定だった僕が、それでも校舎長をやっている理由を初公開します。

「どれだけやっても、結果が出ない。」
「毎日勉強しているのに、模試ではE判定のまま。」

高校3年のあの夏、僕はそんな“努力が報われない受験生”でした。

勉強時間は人より取っている。
問題集も進んでいる。
でも、模試を受けるたびに自信を失っていく。

スマホを握りしめて、他の誰かの“合格報告”を見ては焦る。
「自分は才能がないのかもしれない」
そう思いながら、ただ机に向かっていました。

■「勉強しているのに、伸びない」──その正体

当時、僕は個別指導の塾に通っていました。
わからない問題があると、先生に聞く。
「なるほど、そうやって解くのか!」
一瞬で理解した気になる。

でも家で新しい問題を解くと、まったく手が動かない。
次の模試でも、結果は変わらない。

今思えば、僕は“分かったつもりの勉強”しかしていなかったんです。
先生に解き方を教わり、「理解した気になる」。
でも、本当に理解していなかった。
「できるようになる」という結果を生むための“思考の過程”が、抜けていた。

■転機:「解けない自分に怒れ」

ある日、担当の先生に言われました。

「解説を読んで満足してるだけじゃ、何も変わらない。
“なぜ解けなかったのか”と、自分に対して怒りなさい。」

その瞬間、胸の奥に刺さりました。
僕は“問題を解く”ことしか考えていなかった。
“自分を分析する”ことなんて、したことがなかった。

解けない=頭が悪い
ではなく、
解けない=原因がある。

その構造に気づいた時、初めて勉強を“設計できるもの”として捉えたんです。

■「なぜ解けないのか」を考える習慣が、すべてを変えた

僕はまず、自分の間違いを“ノートの1ページ”にまとめました。
そこには「正解」ではなく「原因」だけを書き出しました。

  • なぜこの問題を間違えた?

  • どの段階で思考が止まった?

  • 似た問題に出会ったら、どう考える?

正答率よりも、「再現率」を重視した。
1つの問題から、10の気づきを拾う。

そうやって“自分の思考”を分析するようになってから、
同じような問題を見た時に自然と手が動くようになりました。
理解ではなく、再現。
“教わる”ではなく、“自分で掴み取る”。
ここが全ての転換点でした。

■努力から構造へ──ポラリスのFISEサイクル

その後、僕は大学に合格し、今では塾で教える立場になりました。
でも、あの時の僕のように
「ちゃんとやってるのに伸びない」
という子たちが、毎年たくさんいます。

ノートを丁寧にまとめているのに成績が上がらない。
参考書を2冊、3冊こなしているのに伸びない。
原因は“努力不足”ではありません。

それは、「自分の勉強を分析できていない」からです。
努力の方向がズレたまま走っているから、結果が出ない。

僕が指導で大切にしているのが、FISEサイクルという考え方です。
Fact Finding(事実把握)→ Issue(問題特定)→ Solution(解決策)→ Execution(遂行)

つまり、「勉強の中にPDCAを埋め込む」仕組みです。

  • ただ“わかる”では終わらせない

  • “なぜ解けないのか”を自分で見つける

  • “どう直すか”を決めて、次に活かす

このサイクルを1日単位で回していくと、
「指示がないと動けない受験生」から、
「自分で課題を発見し、改善できる受験生」へと変わります。

そしてそれは、勉強だけでなく、
社会に出ても通用する“思考の型”になる。

■僕が塾長をやっている理由

あの日、先生がくれた言葉がなければ、
僕は一生“わかったつもり”で終わっていたかもしれません。

だからこそ、今度は僕がそれを伝える側になる番です。

映像授業を見て、問題集をこなして、
“頑張っているのに伸びない”
そんな受験生にこそ、「なぜ解けないのか?」と問いかけたい。

「努力を報われる構造に変える」——
その仕組みを渡すことが、僕が塾長をやっている理由です。

■あなたへ

もし今、

  • 勉強しているのに点数が上がらない

  • 新しい問題になると解けなくなる

  • 自分でも、原因がわからない

そんな悩みを抱えているなら、
一度僕に相談してほしい。

「勉強の設計」を見直すだけで、未来は変わります。

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■最後に

あの頃の僕に伝えたい。
「頑張る方向を、間違えるな。」

努力は報われる。
でも、“仕組み”を間違えた努力は報われない。

解けない自分に怒り、原因を見つける勇気を持て。
それが、勉強だけでなく人生を変える第一歩になる。

──それが、E判定から始まった僕の原点であり、
今、塾長として伝えたいすべてです。