今年の入試のキーパーソンはこの人だ!
1. ドナルド・トランプ(アメリカ)

現在の状況
2025年1月に大統領に返り咲いてから、トランプ氏は世界各地の紛争や安全保障問題に強い影響を与えている。
特に注目されるのは、「紛争の仲介者」として積極的に外交の前面に立っている点だ。
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ウクライナ情勢では、「8月までに停戦を実現する」と公言し、ロシアとウクライナの交渉仲介を進めた。停戦には至っていないものの、欧州諸国・NATO諸国に圧力をかけることで交渉を前進させている。
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中東(ガザ戦争)では、イスラエルとパレスチナの停戦協議に米国が積極関与。トランプ政権は20項目の和平案を提示し、イスラエル側がこれに応じる姿勢を示す場面もあった。
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アルメニア・アゼルバイジャン間の和平合意や、コンゴ民主共和国とルワンダの停戦協定など、地域紛争への介入も顕著。
さらに、NATOに対しては「負担の不均衡」を再び強く批判し、防衛分担金の増額を迫るなど、アメリカ中心主義的な外交方針を進めている。
入試で狙われる理由
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米国の政権交代は世界秩序の変化そのものであり、国際関係の大前提が変わる。
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ウクライナ、ガザ、中東和平、NATOなど複数のテーマにまたがるため、共通テストの資料問題から小論文・英作文まで幅広く出題可能。
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「米国の姿勢=国際構造の変化」という図式を因果関係で説明できることが得点差につながる。
2. ベンヤミン・ネタニヤフ(イスラエル)

現在の状況
ネタニヤフ首相は、2023年から続くガザ紛争の中心人物。
2025年秋になっても紛争は完全な終結には至らず、停戦と限定的戦闘が繰り返されている。
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停戦交渉は米国とエジプトを中心に進められ、イスラエルは「人質解放」「ハマスの非武装化」「ガザ統治の新体制」など複数の条件を提示。
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一時的な停戦合意が複数回成立しているが、衝突も継続。イスラエルの空爆再開が停戦枠組みを不安定化させる要因となっている。
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ネタニヤフ政権内部でも強硬派と現実路線派の対立があり、政策が揺れている。
入試で狙われる理由
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中東情勢は大学入試で非常に頻出。イスラエル・パレスチナ紛争は宗教・領土・民族・安全保障といった複数の観点を問える。
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2025年は“停戦交渉期”という節目であり、「戦争の終わらせ方」や「和平のプロセス」を考察させる問題に適している。
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実際の交渉プロセス(停戦→人道支援→統治問題)を段階的に整理しておくことが重要。
3. 高市早苗(日本)

現在の状況
2025年10月、自民党総裁選に勝利し、日本初の女性首相に就任。
就任直後から安全保障・経済安保・財政政策の3分野で積極的な発言と政策方針を打ち出している。
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安全保障では、中国・北朝鮮情勢を背景に防衛力の抜本的強化を表明。自衛隊の防衛体制強化や同盟国との連携強化を強調した。
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経済安保分野では、半導体・AI・エネルギー供給網の強化を重視。アメリカとの連携と同時に対中依存度を下げる政策を推進。
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ジェンダー面でも「初の女性首相」として国内外から注目を浴びている。
入試で狙われる理由
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日本国内の政治的転換点として極めて重要。女性首相誕生はジェンダー・政治・社会の複合テーマ。
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対中・対米関係の舵取りや安全保障の強化方針は、共通テストの資料問題や小論文で非常に扱いやすい題材。
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「日本がどのような役割を国際社会で果たすか」という問題は難関大学で頻出する。
4. ウォロディミル・ゼレンスキー(ウクライナ)

現在の状況
2022年2月のロシア侵攻から1300日を超え、ウクライナ戦争は膠着状態が続いている。
2025年秋の段階では、戦線はほぼ固定化し、戦況に大きな変化は見られないものの、外交・停戦交渉の動きが活発になっている。
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トランプ政権の停戦仲介構想により、ロシア・ウクライナ間での交渉再開が検討されている。
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欧米諸国の軍事支援は継続しているが、支援疲れや戦費負担も大きな問題となっている。
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戦争の長期化に伴い、エネルギー・穀物・インフラ再建など経済的課題も深刻化。
入試で狙われる理由
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ロシア・ウクライナ戦争は、安全保障×エネルギー×経済×地政学の複合テーマであり、あらゆる科目で出題可能。
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NATO拡大、対露制裁、エネルギー市場への影響など、因果関係を問う問題にしやすい。
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戦況よりも「停戦への道筋」が焦点化している点に注意。
5. 習近平(中国)

現在の状況
2025年も引き続き国家主席として強い権力を維持。
現在、台湾への圧力を強めており、アジア太平洋地域での緊張が高まっている。
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台湾に対して、軍事演習や艦船の派遣を繰り返し、実効支配を圧力で強める戦略を展開。
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経済面では景気減速への対応が課題となり、政府は大規模な公共投資や内需拡大策を実施中。
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アメリカとの対立は続いており、半導体・AI技術・貿易など経済安保をめぐる摩擦が激化。
入試で狙われる理由
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米中対立は世界秩序の最大テーマの一つ。
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台湾情勢は日本の安全保障にも直接関係するため、共通テスト・私大英語・小論文の**“超頻出”**分野。
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経済と安全保障が結びついている点が近年の出題傾向と一致している。
6. ウラジーミル・プーチン(ロシア)

現在の状況
ウクライナ侵攻の主導者であり、2025年も戦争を継続。
ロシア国内では経済制裁による疲弊や人的損失が深刻化しているが、プーチン大統領は戦争継続の姿勢を崩していない。
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東部・南部の支配地域を維持する一方、国際的孤立が強まっている。
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中国やイラン、北朝鮮との連携を深め、「西側対非西側」の構図を強調。
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エネルギー輸出をテコにした迂回経済で制裁をかわしている。
入試で狙われる理由
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プーチン大統領はウクライナ戦争の根幹であり、安全保障・国際秩序・資源問題の全てと関わる。
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「多極化」や「グローバルサウス」など近年の入試キーワードとも密接に関連。
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事実と地政学的背景をセットで押さえておくと記述で強い。
まとめ:この6人を押さえれば、時事の骨格が見える
| 人物 | 国 | 主な争点 | 入試で狙われるポイント |
|---|---|---|---|
| ドナルド・トランプ | アメリカ | 国際紛争の仲介、外交再設計 | ウクライナ・中東・NATO・米中 |
| ベンヤミン・ネタニヤフ | イスラエル | ガザ戦争と停戦交渉 | 中東・和平プロセス |
| 高市早苗 | 日本 | 女性首相、経済安保、対中・対米政策 | ジェンダー・安全保障・経済政策 |
| ウォロディミル・ゼレンスキー | ウクライナ | 停戦交渉・復興 | エネルギー・国際秩序 |
| 習近平 | 中国 | 台湾海峡・経済安全保障 | 米中対立・東アジア情勢 |
| ウラジーミル・プーチン | ロシア | ウクライナ戦争・制裁・多極化 | 戦争・資源・地政学 |
入試対策のポイント
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人名+年+出来事をワンフレーズで言えるようにする
例:「トランプ 2025年就任 → 停戦仲介」 -
背景→出来事→影響の三段構成で整理する
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政治・経済・安全保障を「バラバラでなく、つながり」で理解する
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台湾・ウクライナ・中東という3地域を軸に押さえる
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