夏の今考える受験方式と受験方式決定の注意点

夏の今考える受験方式と受験方式決定の注意点
~この夏、あなたの受験戦略を確立しよう~
はじめに
夏休みは「受験の天王山」と呼ばれるほど、学力を伸ばすチャンスの時期。
しかし、学力を伸ばすだけでなく、「どの受験方式で志望校を目指すか」を真剣に考える時期でもあります。
国公立・私立、一般・推薦・総合型選抜など、受験方式によって対策や必要な準備は大きく異なります。
多くの塾や予備校が「夏に受験方式を固めることの重要性」を訴えるのには理由があります。
今回は、夏のこの時期にどのように受験方式を考え、何に注意すべきかを解説していきます。
受験方式の種類を正しく理解しよう
まずは、代表的な受験方式を整理しておきましょう。
■ 総合型選抜(旧AO入試)
・出願開始:9~10月ごろ
・評価基準:調査書、志望理由書、小論文、面接、課題提出など
・特徴:早期出願で準備が必要。学力試験の比重が少ないことも。
■ 学校推薦型選抜
・出願開始:11月ごろ
・評価基準:内申点、課外活動、小論文、面接など
・特徴:高校からの推薦が必要。指定校と公募制がある。
■ 一般選抜(一般入試)
・出願開始:1月~2月
・評価基準:共通テスト、大学独自の個別試験
・特徴:学力一本勝負。最も広く使われている方式。
文部科学省の「令和4年度大学入学者選抜実施状況調査」によると、私立大学における総合型・推薦型の割合は50%を超えています。一方で、国公立大学は今もなお一般選抜が主流で、共通テストの得点比重が高いのが特徴です。
夏に受験方式を考えるべき理由
① 時間が限られている
総合型選抜は出願が早く、夏までに準備が必要です。
特に志望理由書や課題提出がある大学では、完成度が合否に直結します。
7月末から8月初旬には大学側の「出願要項」が発表されるため、それに合わせた準備が必須です。
② 学力の伸びを見極める材料になる
夏の模試(河合塾の全統記述模試、駿台の全国模試など)で自分の実力を客観的に把握し、今後の学力向上の見込みを分析しましょう。
夏にE判定でも、計画的に伸びる見込みがあれば一般選抜も視野に入ります。
逆に、思うように成績が伸びなければ、推薦型や総合型選抜も選択肢になります。
③ 出願に必要な書類や活動の準備期間が必要
推薦・総合型選抜では、調査書や活動報告書、小論文の練習など多くの準備が必要です。
たとえば、上智大学の総合型選抜では、「持続可能性に関するプレゼン動画」を提出するケースもあります。
こうした準備は秋からでは間に合いません。
受験方式決定のチェックポイント
✅ ① 学力の到達度と志望校の入試傾向を照らし合わせる
模試の偏差値、共通テスト模試の得点率、志望校の過去問との相性を確認。
【例】
-
偏差値65で共通テスト模試得点率80% → 国公立一般選抜有望
-
偏差値55でも評定平均4.3で部活動実績あり → 推薦型選抜が有力
✅ ② 調査書の評定平均(内申点)を把握
多くの推薦入試では評定平均が条件になります。関西学院大学の指定校推薦では「評定4.0以上」が出願条件となる学部が多く、関東圏のMARCHでも「3.8~4.3」以上を求められるケースが多数。
✅ ③ 志望理由や将来の展望が明確か
総合型選抜では「なぜこの大学か」「将来どうなりたいか」を深く問われます。例えば、立命館大学ではエントリー時点で「自分の学びたい分野に関する探究活動の記録」を提出する必要があります。今のうちから明確にしておくことが求められます。
✅ ④ 高校からの推薦が取れるかどうか
指定校推薦は、校内選考を経て1校しか出願できません。学校内の競争も激しいため、夏のうちに学校の先生と話をしておくべきです。
実際にあった成功例と失敗例
◯ 成功例:総合型選抜で関西の有名私大に合格
ある生徒は、模試の成績では志望校のボーダーに達していなかったが、高1からの探究活動やボランティア活動を整理し、夏にプレゼン練習・小論文練習を徹底。
9月の出願に間に合わせ、無事合格。学力偏差値では届かなくても、戦略次第で突破できる例。
× 失敗例:出願条件に届かずチャンスを逃した
別の生徒は、総合型選抜に興味はあったが、評定平均が3.2で条件を満たさず出願不可に。
夏の段階で要項を確認していれば、別の対策を練る時間が取れた可能性あり。
おわりに:戦略的に「選択」する力を持とう
受験は「ただ頑張る」だけではなく、「正しい方向に頑張る」ことが不可欠です。
どの受験方式が自分に合っているか、夏のうちにしっかりと分析し、必要な準備を始めることが秋以降の合格に直結します。
塾講師や学校の先生に積極的に相談し、オープンキャンパスなども活用して、「自分がどんな受験をするのか」を明確にしましょう。
この夏が、あなたの合格戦略の土台になるはずです。
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