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現役医学部合格者が考える「内職」の是非

  • 勉強法

こんにちは。ポラリス枚方校 講師の山口です。
今日は、多くの受験生が気にしている**「内職(授業と別の学習)」について。
結論から言うと、学校のルールと先生の方針を尊重するのが大前提です。

その上で、学力・目標に合わせて学習の中身を自己調整する方法を解説します。


目次

  1. そもそも「内職」とは?(定義と前提)

  2. 判断フレーム:やってよい場面/避けるべき場面

  3. 先生と擦り合わせるコツ(提案テンプレ付き)

  4. 授業を活かしながら“差をつける”学び方

  5. もし時間が余るときの賢い過ごし方(合法&好印象)

  6. まとめ/無料受験相談のご案内


1. そもそも「内職」とは?(定義と前提)

本記事での「内職」は授業中に、授業と異なる学習材料に取り組むことを指します。
ただし、学校ごとの規則や先生の方針が最優先。禁止の場面では行わないのが基本です。

ポイント:目標は「合格」であって、先生との信頼や学級の秩序を損なわないことが前提条件です。


2. 判断フレーム:やってよい場面/避けるべき場面

✅ 検討してよい場面

  • 演習時間が設けられており、先生が個別課題を認めている

  • すでに該当単元を自力で解ける水準にあり、発展課題の許可を得た

  • 自習室・LHR・課題タイムなど、もともと裁量のある時間

❌ 避けるべき場面

  • 説明中・板書中・質疑応答中(授業の流れを止める可能性)

  • 学校や担当教員が明確に禁止している

  • 周囲の学びを妨げたり、授業態度の不良評価につながる恐れがある

迷ったら「事前に相談」が正解。グレーは黒寄り、と心得ましょう。


3. 先生と擦り合わせるコツ

内職”ではなく「個別最適の学習計画」として提案します。

一言テンプレ(休み時間に30秒)

「○○単元は基礎が固まってきたので、演習時間中は発展問題に挑戦してもよいでしょうか。
授業の要点はノートにまとめ、確認テストは必ず受けます。」

先生が安心するチェック項目

  • 授業の要点ノートを見せられる

  • 小テストは全て受験し、結果を報告

  • 定期テストは授業範囲を最優先で仕上げる

許可が出たら**「個別学習カード」**(今日の到達目標/進んだ範囲/質問)を提出できると、さらに信頼度UP。


4. 授業を活かしながら“差をつける”学び方

  • 先取り組×授業:先に教科書例題→授業で確認・穴埋め(能動的に聴ける)

  • 復習×授業:授業で出た誤答の原因を1行で言語化(ノートの余白に“なぜ”を書く)

  • 発展×授業:許可を得たうえで、授業範囲の上位互換演習(例:教科書→精講→1対1の順)

目安:新規6:復習4。授業当日の当日復習15分を固定すると、テスト前の負担が激減します。


5. もし時間が余るときの賢い過ごし方

  • 授業ノートの“骨格化”:見出し/要点/根拠を3色で層に(後で復習しやすい)

  • ミス分析カード:各教科で「入口の一手/落とし穴/次回の対処」をA6カードに

  • 用語・公式の“口頭チェック:小声で定義→例→反例まで言えるか

  • 質問準備:板書のうち“自分が曖昧な1行”を付箋でマーク→放課後に質問

  • クラスメイトへのミニ解説(授業後):アウトプットが最強のインプット

これらは授業を妨げずにでき、先生からも前向きに受け止められやすい行動です。


6. まとめ

  • 「内職」はルール尊重が大前提事前相談→許可→記録・報告の流れで“自己調整学習”に変換。

  • 授業を基軸に、先取り・復習・発展をうまく噛み合わせると、最短で力になります。

  • 迷ったら、授業の価値を最大化する行動(要点化・ミス分析・質問準備)へ。


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執筆:ポラリスアカデミア枚方校 講師・山口