現役医学部合格者が考える「内職」の是非
こんにちは。ポラリス枚方校 講師の山口です。
今日は、多くの受験生が気にしている**「内職(授業と別の学習)」について。
結論から言うと、学校のルールと先生の方針を尊重するのが大前提です。
その上で、学力・目標に合わせて学習の中身を自己調整する方法を解説します。
目次
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そもそも「内職」とは?(定義と前提)
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判断フレーム:やってよい場面/避けるべき場面
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先生と擦り合わせるコツ(提案テンプレ付き)
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授業を活かしながら“差をつける”学び方
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もし時間が余るときの賢い過ごし方(合法&好印象)
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1. そもそも「内職」とは?(定義と前提)

本記事での「内職」は授業中に、授業と異なる学習材料に取り組むことを指します。
ただし、学校ごとの規則や先生の方針が最優先。禁止の場面では行わないのが基本です。
ポイント:目標は「合格」であって、先生との信頼や学級の秩序を損なわないことが前提条件です。
2. 判断フレーム:やってよい場面/避けるべき場面

✅ 検討してよい場面
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演習時間が設けられており、先生が個別課題を認めている
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すでに該当単元を自力で解ける水準にあり、発展課題の許可を得た
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自習室・LHR・課題タイムなど、もともと裁量のある時間
❌ 避けるべき場面
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説明中・板書中・質疑応答中(授業の流れを止める可能性)
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学校や担当教員が明確に禁止している
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周囲の学びを妨げたり、授業態度の不良評価につながる恐れがある
迷ったら「事前に相談」が正解。グレーは黒寄り、と心得ましょう。
3. 先生と擦り合わせるコツ

内職”ではなく「個別最適の学習計画」として提案します。
一言テンプレ(休み時間に30秒)
「○○単元は基礎が固まってきたので、演習時間中は発展問題に挑戦してもよいでしょうか。
授業の要点はノートにまとめ、確認テストは必ず受けます。」
先生が安心するチェック項目
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授業の要点ノートを見せられる
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小テストは全て受験し、結果を報告
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定期テストは授業範囲を最優先で仕上げる
許可が出たら**「個別学習カード」**(今日の到達目標/進んだ範囲/質問)を提出できると、さらに信頼度UP。
4. 授業を活かしながら“差をつける”学び方

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先取り組×授業:先に教科書例題→授業で確認・穴埋め(能動的に聴ける)
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復習×授業:授業で出た誤答の原因を1行で言語化(ノートの余白に“なぜ”を書く)
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発展×授業:許可を得たうえで、授業範囲の上位互換演習(例:教科書→精講→1対1の順)
目安:新規6:復習4。授業当日の当日復習15分を固定すると、テスト前の負担が激減します。
5. もし時間が余るときの賢い過ごし方

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授業ノートの“骨格化”:見出し/要点/根拠を3色で層に(後で復習しやすい)
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ミス分析カード:各教科で「入口の一手/落とし穴/次回の対処」をA6カードに
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用語・公式の“口頭チェック”:小声で定義→例→反例まで言えるか
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質問準備:板書のうち“自分が曖昧な1行”を付箋でマーク→放課後に質問
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クラスメイトへのミニ解説(授業後):アウトプットが最強のインプット
これらは授業を妨げずにでき、先生からも前向きに受け止められやすい行動です。
6. まとめ
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「内職」はルール尊重が大前提。事前相談→許可→記録・報告の流れで“自己調整学習”に変換。
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授業を基軸に、先取り・復習・発展をうまく噛み合わせると、最短で力になります。
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迷ったら、授業の価値を最大化する行動(要点化・ミス分析・質問準備)へ。
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執筆:ポラリスアカデミア枚方校 講師・山口



