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「自分で考えて勉強する」の真意

  • 勉強法

こんにちは。ポラリスアカデミア枚方校 講師の平尾です。
「自分で考えて勉強するって、具体的にどうすればいいの?」

皆さんの頭のなかにはこんな疑問が浮かぶと思います。 この記事では、そんな悩みを解決させる方法を伝授します!


目次

  1. 自分に何が必要かを理解する(自己分析)

  2. ニガテを“解ける理由”までつぶす(弱点処置)

  3. 時間差で確認する復習(復習定着)

  4. まとめ/保護者さまへ

  5. 無料受験相談のご案内


1. 自分に何が必要かを理解する(自己分析)

まずは現在地の可視化です。学年順位・模試結果・科目別の設問難易度などを使って、「どの単元で周囲と差がついているか」を特定します。
例:数学の微積だけ平均点を下回る → 微積を重点補強すれば合格に一歩近づけます。

すぐできるチェックリスト

  • 模試帳票に「偏差値△3以下の単元」を3つマーク

  • 「失点→原因→必要な対策」を1行で言語化(例:積分の置換が遅い→公式の前提を説明できていない→“なぜ置換するか”を口頭で説明練習)

ポイント:頻出単元を曖昧にしたまま進むと、本番で一気に失点します。全範囲を薄くではなく、頻出を深くから。


2. ニガテを“解ける理由”までつぶす(弱点処置)

問題量だけで埋めるやり方は非効率です。正解を当てる練習に偏ると、本質が積み上がりません。
大切なのは**「なぜこの解法なのか」を言葉で説明できるレベル**まで理解すること。

正しいつぶし方(例:数学)

  1. 解説を読む目的を定義:「何を単純化して、どの前提に立つ解法か」を探す

  2. 解法の意図を口頭化:「なぜ置換?なぜ微分?なぜその文字で整理?」を30秒で説明

  3. 類題を混ぜる:同じパターンで“条件が少し違う”問題を解く

  4. 翌日テスト:24時間後に**再現テスト(テスト効果)**で定着度を測定

合格は最短距離だけでは届きません。必要な遠回り(概念理解)を入れつつ、**ムダのない近道(類題・再テスト)**を組み合わせるのがコツです。


3. 時間差で確認する復習(復習定着)

復習は“最後に余った時間でやること”ではなく、学習サイクルの中心です。
模試や演習で再測定し、結果をこう読み替えます。

  • 変わらない → つまずき箇所の特定が甘い/説明練習が不足

  • 下がった → **誤学習(誤った理解)**の可能性/別視点の解説が必要

  • 上がった → ニガテ克服が進行/次は条件変化に対応できるか確認

週次ルーティン(テンプレ)

  • 月:先週のミス3件を**“原因→再発防止策”**でカード化

  • 水:カードの類題を3問解いて口頭で手順説明

  • 土:タイマー付き再テストで秒配分も確認(共テ=時間管理の競技)

①自己分析→②弱点処置→③復習定着を1〜2週間で1ループ。これを回すほど、実力は“静かに・確実に”伸びます。


4. まとめ

まとめ
 “自分で考えて勉強する”=①現在地の言語化→②「なぜ解けるか」の理解→③時間差の再テスト。
 やみくもに量をこなす勉強とは一線を画します。


5. 無料受験相談のご案内(枚方校)

ポラリスアカデミア枚方校では、上記の3ステップ学習サイクルをベースに、

  • 個別の現在地診断(自己分析の伴走)

  • 頻出単元の“なぜ”まで踏み込む指導

  • 週次の再テスト&秒配分トレーニング
    で**「自分で考えて勉強できる受験生」**への成長をサポートします。

「自分に合ったやり方を一緒に設計したい」「模試帳票の読み方から教えてほしい」という方は、無料受験相談をご活用ください。下記の公式LINEからお気軽にどうぞ。

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