【英語が苦手な受験生へ】必ずやっておきたい勉強法3選

【英語が苦手な受験生へ】必ずやっておきたい勉強法3選
〜英作文から逆算して考える、成果につながる英語学習〜
英語が苦手だと、受験勉強全体に不安がつきまといますよね。
英語は配点が高く、多くの大学入試で合否を左右する重要科目です。
しかし、焦って闇雲に問題集を解いたり、長文ばかり読んだりしても、根本的な力はなかなかつきません。
そこで今回は、「英作文」を軸に据え、逆算的に英語力を伸ばす3つの勉強法を紹介します。
この方法は、駿台や河合塾など大手予備校の英語科講師も実践を推奨している学習法であり、苦手な英語を着実に「得点源」へと変える戦略です。
① 単語と英文法は「英作文のため」にやるべし
英語が苦手な受験生の多くは、「単語」と「文法」を単独で学習している傾向があります。
しかし、目的が不明確なまま覚えても、「使えない知識」に終わってしまうことが多いです。
そこで大切なのは、「英作文で使えるように覚える」という視点です。
● 単語は「出力型」の暗記を意識する
ターゲット1900やシステム英単語などの主要単語帳は、確かに入試頻出語をカバーしています。
しかし、それらをただ眺めて覚えるだけでは、英作文に応用できません。
おすすめは、「英単語→日本語→例文音読→自作英作文」の4ステップです。
例えば、”suggest” という単語を覚える際には、
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単語の意味:「提案する」
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例文:”I suggest you take a break.”
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自作例文:”My teacher suggested I study abroad.”
このように、例文で使い方を確認し、自分で英文を作ってアウトプットすることで、「使える語彙」として定着します。
● 文法は「書くために」理解する
英文法も同様で、ただルールを丸暗記するのではなく、英作文に生かせるかがポイントです。
例えば、「仮定法」や「関係詞」など、英文でよく使われる構文は、自分で文を作ることで理解が深まります。
Z会の『英文法ファイナル問題集』や、桐原の『Next Stage』などを使い、間違えた問題を英作文で使ってみるなど、実践的な学習にシフトしましょう。
② 英文解釈は「文を正確に読む・書く」ための橋渡し
英文解釈とは、一文一文の構造を理解し、正確な意味を把握する力を養う学習です。
多くの受験生が「長文読解は苦手」と言いますが、その原因のほとんどは「一文一文を正確に読めていないこと」にあります。
● 英作文でも「構文力」が問われる
例えば、以下のような英作文課題を考えてみましょう。
「私はその映画を観て感動しました。」
これを自然な英語で書くには、構文力が問われます。
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誤:”I watched the movie and I was impressed.”
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より自然:”I was deeply moved by the movie I watched.”
関係代名詞や受動態、語順など、英文解釈で学んだ構文知識がなければ、このような表現は書けません。
● おすすめ参考書
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『基礎英文解釈の技術100』(桐原書店)
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『入門英文解釈の技術70』(同上)
上記のような「構文特化型参考書」を使って、短文を丁寧に分析・和訳・音読していくことが、英作文・長文読解の土台作りになります。
③ 長文読解は「英作文のネタ帳」になる
英語が苦手な生徒は、「長文が嫌い」「読むのが遅い」「何が書いてあるかわからない」と感じがちです。
しかし、実は長文こそが「英作文のネタ帳」になるのです。
● 長文から「表現」や「論理構成」を盗む
例えば、環境問題についての長文を読んだ際、以下のような表現が登場することがあります。
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“It is necessary to reduce carbon emissions.”
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“Governments should take immediate action.”
こうした表現は、自由英作文や和文英訳でそのまま応用できます。
実際、東北大学や大阪大学などの自由英作文では、抽象的なテーマに対し、理由と根拠を持って自分の意見を述べる力が求められます。
その際、長文読解で学んだ構文や論理展開は非常に役立ちます。
● 具体的な学習方法
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1日1題、過去問や『やっておきたい英語長文300』などを使用
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長文を精読(構文・文法確認)
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要約・意見文を書く
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英作文で使えそうな表現をノートにまとめる
このように長文を「読むだけ」で終わらせず、「書く練習」に活用することで、英作文力は飛躍的に伸びます。
まとめ:英作文を軸に「使える英語力」を作る
英語が苦手な受験生が、確かな成果を出すには、「英作文から逆算する学習」が最も効果的です。
英作文を主軸に据えることで、単語・文法・構文・長文のすべてが「使う」ための知識として統合されていきます。
本記事で紹介した3つのポイント
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単語と文法は英作文に使える形で学ぶ
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英文解釈で構文力を鍛え、正確に読んで書く
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長文読解を通じて表現や論理構成を吸収する
これらを意識して学習を進めれば、苦手だった英語が「得点源」に変わる日は、決して遠くありません。今からでも遅くありません。英作文を軸にした本質的な英語力づくりを、今日から始めてみてください。
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