やる気が出ない11月。勉強しない言い訳ランキングTOP5
11月——それは受験生にとって「やる気が出ない季節」の代表格です。
気温が下がり、布団が恋しくなり、日も短くなって暗くなるのも早い。
気づけば「ちょっとサボってもいいか…」という言葉が頭の中をよぎります。
でもその「ちょっと」が積み重なると、12月に取り返しのつかない差になってしまうことも少なくありません。
そこで今回は、11月になるとよく聞こえてくる「勉強しない言い訳」をランキング形式で紹介します。
心当たりがある人は要注意です！
第5位：「寒いからあとでやる」
11月になると朝晩は一気に冷え込みます。
「寒い…」「布団から出られない…」と感じる人も多いはず。
そしてこの寒さが、勉強を先延ばしにする最大の“口実”になります。
・「今日は寒いから、夜にまとめてやろう」
・「もうちょっと暖まってから始めよう」
・「コタツに入ってから考えよう」
このような「あとでやる」は、ほぼやらないの合図です。
勉強は先延ばしにするほど始めにくくなり、集中力も下がっていきます。
対策のヒント：
「寒いからやらない」ではなく「寒いからこそ5分だけやる」と考えるのがコツです。
勉強を始めるまでが一番しんどいだけで、始めてしまえば意外と集中できます。
第4位：「模試が終わったからちょっと休もう」
11月は全国規模の模試が多く、直後は「燃え尽き症候群」になりがちです。
「模試が終わったんだから一休み」という気持ちは自然なもの。
でも、実はこの「一休み」が1週間の遅れになることもあります。
模試の後は疲れているのも事実ですが、本当に差がつくのはこのタイミング。
結果が返ってきてから対策を始めるのではなく、受験当日に間違えた内容をすぐに修正できる人が伸びます。
対策のヒント：
「模試が終わった日の夜」に少しだけ見直しをしておくと、記憶が鮮明なうちに復習できます。
休むのは悪いことではありません。でも、「休む前に1つだけやる」をルールにすると、勉強リズムを崩さずにすみます。
第3位：「12月から本気出す」
11月の定番フレーズです。
「12月から」「冬期講習から」「年明けから」——こうした“未来の自分”に期待して今をサボるパターン。
しかし、受験勉強はスイッチを入れた瞬間にいきなりギアが上がるものではありません。
12月から急に集中できる保証なんてありませんし、多くの人が「思ったより進まない…」と焦ることになります。
対策のヒント：
本気を出す日は「未来」ではなく「今日」。
今この瞬間に10分でも机に向かう人だけが、1か月後に自信を持てます。
第2位：「やる気が出ないから、やらない」
これはもっとも分かりやすく、そして最も危険な言い訳です。
「やる気が出ない＝やらない」という人は、11月に一気に学力が落ちていきます。
なぜなら、“やる気”は出てから行動するものではなく、行動してから出るものだからです。
心理学的にも「まず5分だけ行動する」ことでやる気が自然と湧いてくるという研究結果があります。
つまり、やる気がなくても手を動かす人が強いのです。
対策のヒント：
「5分ルール」を導入する。やる気がなくても、とりあえず5分だけ勉強してみる。
すると不思議と気づけば30分、1時間と集中できていることが多いのです。
第1位：「みんなまだ本気出してないし」
最もよくある、そして危険な言い訳がこれです。
「友達も遊んでるし」
「まだ周りも焦ってない」
「自分だけ急いでも…」と考えてしまうパターン。
確かに、11月は表面上“余裕そうに見える”人もいます。
でも、本当に受かる人はこの時期に静かに力をためています。
表に見える「余裕」は、裏での積み重ねの結果かもしれません。
この時期、サボった1日は他の誰かの努力の1日になります。
1日差なんてすぐ埋まる、と思っているうちに、それが1週間、1か月の差になるのです。
対策のヒント：
「他人と比較する」のではなく「過去の自分と比較する」習慣をつけること。
昨日より1問多く解いた、5分長く集中した——その積み重ねが入試本番での大きな武器になります。
まとめ：言い訳をなくすのは、やる気じゃなく“習慣”
11月は、気候や心理、スケジュールの関係で誰もが気を抜きやすい時期です。
だからこそ、「言い訳」をつぶした人から合格が近づきます。
・寒いから → 5分だけ始める
・模試が終わったから → 1問だけ見直す
・12月から → 今日から
・やる気がない → 行動してから湧かせる
・みんなやってない → 自分のペースで積み上げる
入試は「頑張った人」よりも、「逃げなかった人」が勝ちます。
この11月、「言い訳」を力に変えて、一歩前に進んでいきましょう。
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