部活引退後が勝負!逆転合格に向けての受験勉強の戦略

今回は高校生活で熱中していた部活動を引退して受験勉強に本格的に取り組み始める方へ向けて今から「逆転合格」するためのポイントを解説します。
ポラリスアカデミアは横浜駅にある管理型の個別指導塾です。
- はじめに
- 部活引退後の受験戦略を考えよう
- 勉強と部活の「上達の本質」は同じ
- 部活引退後の心の切り替えが大切
- 最後に
はじめに
部活動の経験は勉強に活きる
高校3年生の皆さん、部活動お疲れさまでした。部活動に全力を注いできたあなたの姿は本当に立派です。
引退という節目は少し寂しいかもしれませんが、これは新たな挑戦のはじまりで次は「第一志望合格」へ向けて集中しましょう。
「ここから巻き返せるの?」「周りはもう進んでいるかも…」と不安になる気持ちもわかります。
でも、大丈夫。部活で培った集中力や根気は、これからの受験勉強で大きな武器になります。
部活で培った集中力や根気を正しい勉強方法で最大限活かして受験勉強に取り組めば「逆転合格」も可能です!
受験戦略を考えよう
ここは正直、大学受験のプロに一度相談に行ったほうが良いと思います。
自己判断がつきづらいのと勉強時間を確保するためです。
①スケジュール管理
・受験する大学の入試日程、偏差値、出題問題の難易度
・模試の日程
・過去問を実施する年数
上記を踏まえてスケジュールの見通しと勉強する教材を割り出していきます。
「過去問演習」が最も重要で合否を分ける要素となります。
例えば「受験科目は3科目」「明治大学文学部個別方式、全学部方式」「明治学院大学文学部個別A日程」「國學院大學文学部個別方式」「駒澤大学文学部T日程方式」「神奈川大学給費制入試」
の6つを受験するとします。
過去問を「明治大学は各方式10年分、明治学院大学は10年分、國學院大學は10年分、駒澤大学は5年分、神奈川大学は5年分」行うとすると合計40年分になります。
40年×3科目=120回分の過去問演習が必要です。さらに復習や解き直しなども考えるとさらにやることは多いです。
逆算して計画を立てておかないと「過去問演習が終わらなかった」なんて事が起きてしまい、合格率が下がってしまいます。
さらに過去問演習に入るためにはいつまでに履修を得るべきかやどのレベルに到達しておくべきかなどが判明させることが大切です。
② 夏は基礎の総復習と未履修をなくす
入試の得点源は、実は「基本問題」。まずは基礎を押さえることが大切です。
ここでいう「入試には典型問題」と呼ばれるものがあり、入試ではよく見かける問題のことを指します。
難問奇問を得点するより、典型問題をまずは得点することが合格の鍵です。
まずは「入試の典型問題」を得点できるよう基礎を固めましょう。
時間がないからと言って無理して応用に入ってしまうと逆に遠回りになってしまうことも多いです。
③自分に合った参考書選び
・目的を明確にする
⇒「基礎を固めたい」「問題演習をしたい」「苦手克服をしたい」など
・ 自分の現在のレベルに合っているか確認する
⇒「難しすぎず、簡単すぎない」がベスト
-
理解できるか
-
問題が一人で解けそうか
をチェックしてください。7〜8割理解できるくらいが、成長しやすいラインです。
・SNSや店頭の「口コミ」に惑わされすぎない
⇒ 評判が良くても「自分に合う」とは限らないです。
「みんな使ってる」「東大生おすすめ」などの言葉に引っ張られすぎないよう注意しましょう。
勉強と部活の「上達の本質」は同じ
どちらも「思考の習慣」が成長を左右します。以下に、共通して大切な考え方をご紹介します。
①できない原因を考える
「なぜ失敗したか」に向き合える人が伸びる
部活動の試合やコンクール後に反省のミーティングを行った人も多いと思います。
そこでは「どこがうまくいったか」「どこが改善点か」を話し合い、今後の練習をどうしていくかなどを話したと思います。
さらに強豪校などだと、1週間おきにミーティングがあり練習を振り返ったり、個人個人で1日の練習を自信で振り返り次にどう活かすか考えていた人もいると思います。
勉強も同じです。「原因」を考えて「次にどうするか」を自分で探る習慣こそが上達の鍵です。
②上手な人のやり方を真似する
参考書著者の「型」を盗める人が強くなる
部活でも「うまい先輩の動き」を真似したように、勉強でもまずは真似ることが大切です。
勉強では「先輩=参考書」、「顧問、コーチ=塾などの先生」を指します。
参考書や問題集にはどのように解くかやどのように復習するかなども記載しておるものも多く、まずはその通りに実践しましょう。
自分で勝手に「ここはいらないかな」「ここまでやらなくていいかな」とやらない場所や理由を作らない事が大切です。
③メンタルと気力がパフォーマンスに直結する
気持ちが整えば、実力は発揮できる
「試合やコンクール前の緊張やプレッシャーで実力を出し切れなかった。「1日で多く試合があり、後半で体力気力が下がりうまくいかなかった」そんな経験もあったと思います。
勉強も同じです。分からない問題に向き合うメンタルや長時間こなす気力・体力が合否を大きく左右します。
心の切り替えが大切
燃え尽き症候群を乗り越える
引退直後は「勉強しなきゃ」と思いながらも、なかなかエンジンがかからない人も多いです。これは自然なことです。
まずは、小さな成功体験を積むことが大切です。
①小さな達成感を積み重ねる
「30分だけ英単語を見る」「問題1問だけ解く」など、超ミニ目標から始めることで、やる気は少しずつ戻ってきます。人間は「行動を起こすと意識がついてきます」まずは小さな事でも行動することで勉強の意識がおのずと高まってきます。
②勉強の「意味」は後からわかる
よく「勉強の意味がわからないから身が入らない」という悩みを聞きます。
心の底から勉強の意味を感じることができるのは「勉強をした人」だけです。
③誰かと話す・相談する
気持ちが内にこもると、余計に落ち込みが深くなります。家族や先生、友達、あるいは私のようなサポーターに思い切って話してみてください。「話すだけで軽くなる」ことは本当に多いです。
⑤ “過去の自分”を褒めてあげる
「自分は頑張ってきた」という事実をちゃんと認めてあげましょう。「頑張った自分」がいるからこそ、今の“再スタート”が意味を持ちます。
部活動に熱中していた経験はとても素晴らしいです。
最後に
ポラリスアカデミア横浜校はJR各線横浜駅北改札すぐの「きた東口A」から徒歩5分の好立地にあります。横浜市内はもちろんのこと市外、東京都からも通っていただいております。
部活引退した高校3年生に向けて無料体験・無料相談も実施中。
プロ社会人講師と難関大学生が運営しております。映像授業予備校河合塾マナビス出身、教育業界大手ベネッセ出身、東京科学大学大学院、一橋大学、横浜国立大学在籍など様々な経歴のスタッフがおります。経験を踏まえて個々の目標に向けて伴走して参ります。
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