神奈川県公立高校入試の特色検査を徹底分析【2025年度】
個別指導と日々の学習管理のポラリスアカデミア横浜校・町田校です。
今回は神奈川県公立高校入試2025年度の特色検査の問題分析です。
教科を横断した問題ばかりが出題され、総合的な知識や思考力が求められます。
過去問の出題形式を知り、独特な問題形式に慣れていきましょう。
特色検査は6題構成で、学校によって選択する問題が変わります。志望している高校は特にしっかりと確認しておきましょう。
大問1
共通の問題です。
英語で書かれた会話文2つとディベートの文章を読んで答える問題が5問出題されました。
円安についての話から、オーバーツーリズム、観光地の景観とゴミの話に繋がり、現在の日本の状況を理解していれば読みやすいといった、時事の要素も含まれていました。
英語の文章の読解が中心になりますが、日本の円安とその影響や、資料の読み取り問題、音の分野についての問題も出題されており、英語と社会、理科が融合した問題となっています。
ディベートの評価問題や内容理解の正誤問題もあるため、先に問題を見て問われる内容を意識しながら読み進めるとスムーズに解けるでしょう。
英語という側面では、細かい内容や文法よりも、各発言者の立場や話している内容をざっくりと捉えられるかが鍵となります。
大問2
共通の問題です。
文章と資料を読んで答える問題が5問出題されました。
国語に社会、理科、数学の知識も融合しています。
読解力が重要となる大問のため、確実に内容を理解しながら解き進めましょう。
社会、理科は基本的な知識の理解があれば解けそうですが、数学は前提条件も多く、しっかりと問題文を理解してから解く必要があるため、他の問題をさくっと解き、ここに時間を割けると良いですね。
大問3
湘南高校、川和高校、柏陽高校、横浜平沼高校、横浜国際高校、鎌倉高校、大和高校、相模原高校、横須賀高校、茅ケ崎北陵高校、小田原高校、光陵高校、希望ヶ丘高校の13校が解きます。
日本語で書かれた会話文を読んで答える問題が6問出題されました。
文章のテーマ自体は社会ですが、問題は国語と数学の要素が強くなっています。
内容理解や、計算問題が多く出題されており、必要な計算をできるだけ早く見つけることが重要です。
大問4
湘南高校、川和高校、多摩高校、平塚江南高校、横浜緑ヶ丘高校の5校が解きます。
連続性のない問題が3問出題されており、1問目は国語、2,3問目は数学の力を必要とします。
半分以上が記述問題、かつ「こんにゃくの田楽」「あみだくじの装置」といった独特なものをテーマにしていることで圧倒されるかもしれませんが、条件を確実に把握して落ち着いて解いていきたいですね。
大問5
横浜翠嵐高校、厚木高校、柏陽高校、横浜平沼高校、横浜国際高校、鎌倉高校、大和高校、相模原高校、横須賀高校、茅ケ崎北陵高校、小田原高校、光陵高校、多摩高校、平塚江南高校、横浜緑ヶ丘高校の15校が解きます。
コーヒーにまつわるものをテーマに理科と数学が主に融合した問題が5問出題されました。
資料の内容を理解して解答を推測するものが多く、読解力も必要になっています。
特に、資料を読んだ後に計算をして数字を記述する問題があり、前提条件の把握と複数提示される数値の利用の仕方が重要でした。
大問6
横浜翠嵐高校、厚木高校、希望ケ丘高校の3校が解きます。
河川をテーマに、主に理科と社会が融合した問題が5問出題されました。最後の(オ)のみ数学の考え方が必要でした。
複数の回答や選択の結果、全てできて得点になる問題ばかりのため、1問1問確実に正解を重ねていきたいところです。そこまで難しい知識は求められませんが、文章量が多く複雑になっています。
まとめ
2025年度の入試問題分析をしてまいりましたが、特色検査の特徴は掴めたでしょうか。
特色検査のある高校を含め、神奈川県公立高校の入試対策でお困りの方は、ポラリスアカデミア横浜校・町田校へ一度無料相談にお越しください!
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