東京都立高校の入試問題を徹底分析【2025年度】
みなさんこんにちは!
個別学習管理型予備校 ポラリスアカデミア町田校です。
今回は都立高校入試2025年度の学力検査全教科の問題分析です。
大問ごとの出題傾向を理解し、志望校合格に向けて戦略を立てていきましょう。
国語
5題で構成されています。
漢字などは基本的な問題ばかりですが、200文字の記述があるため、時間配分の意識や文章を書く練習をしておくと良いでしょう。
大問1,2
漢字の読みと書きの問題です。
あまり難しい漢字も無く、中学3年生までに習った漢字の基本の読み方、用い方を覚えていれば問題なく解けるでしょう。
大問3
文学的文章の読解です。
物語なので、読みやすく感じる人が多いでしょう。
行動に多く傍線が引かれており、その時の登場人物の感情を問う問題ばかりのため、行動とそのときの感情を結びつけながら読んでいくと正解に近づきます。
大問4
説明的文章の読解です。
内容理解を問う問題が多いため、段落ごとの主張や展開を整理しながら読むと良いでしょう。
また、200文字の記述問題があり、本文を踏まえながら論理的な文章を書くよう意識する必要があります。条件に間違いなく沿っているか最後に見直しまでできると良いですね。
大問5
対談と古文の融合問題です。
資料の情報を整理しながら、文脈に沿って読み解かなければいけません。
現代文の文法や古文の意味を問う問題もあるため、国語全般の知識も問われています。対談がベースのため、それぞれの発話者の意図も考えながら読み進めると良いでしょう。
数学
5題で構成されています。
基本的な問題は日頃から早く解く練習をして力をつけ、難問や見直しに時間を割けるよう準備していきましょう。
大問1
小問集合です。
確率や作図の問題もありますが、いずれも基本的な問題となっています。
ケアレスミスに気を付けて全問正解~1ミスを目指したいところです。
大問2
規則性の問題です。
文字式を用いて解いていく必要があり、証明も出題されています。
与えられた条件をよく読んで、いかにスムーズに数学の知識に落とし込めるかがポイントです。
大問3
関数の問題です。
座標、直線の式を求める基本的な問題に加え、入試では頻出のグラフでできた図形の面積を用いた問題も出題されています。
1次関数のみのため、過去問などで演習を重ねていれば解けるはずです。
大問4
平面図形の問題です。
提示された半円をもとに3問展開されています。
問2➁の面積比を求める問題は難易度が高いため、目指す高校と自身のレベルに応じて戦略的に解くと良いでしょう。
大問5
空間図形の問題です。
図形をイメージすることが肝心なため、必要な情報を図に書き込みながら考えると良いでしょう。
問2は少し時間がかかるため、全て解くには時間配分に注意しておきましょう。
英語
4題で構成されています。
記述問題、長文問題といった、多くの受験生が苦手とする問題が重点的に出題されているため、過去問演習を重ねて差をつけましょう。
大問1
リスニングです。
ポイントとなりそうな言葉に見当をつけておき、それらや疑問詞や動詞をしっかりと聞く意識をもって全体を理解することがおすすめです。
記述もあるため、1問1問メリハリをつけて解いていきましょう。
大問2
資料のある対話文読解です。
対話文を読み進める際に資料と照らし合わせていくことが重要です。
答えは基本的に文章の中に書いてあるため、読み落としがないように注意しましょう。
またEメールの返信を3文で書く問題もあり、文脈と条件に適した文章を書けるよう、読解力と記述力を鍛えておきましょう。
大問3
対話文読解です。
大問2よりも文章が長いものの、傍線部の付近を注意して読んだり、話の流れを捉えながら読んでいけば案外答えやすい問題が多い印象です。
対話をもとにした日記の空所を補充する問題もあるため、文章全体の理解は必須でしょう。
大問4
長文読解です。
出来事の並べ替えも文章内の一部を問うものもあるため、全体理解、部分理解いずれも得点に必要になってきます。普段から長文を早く正確に読む練習をし、最後に時間を残せるよう練習しておきましょう。
社会
6題で構成されています。
資料の読み取りと知識を組み合わせて解く問題が多いため、地図や雨温図などのグラフは確実に読めるようにしておきましょう。
大問1
地理・歴史・公民が1問ずつ出題されています。
どれも基本的な知識のみで解けるため、全問正解を目指しましょう。
大問2
世界地理からの問題です。
地域による気候や工業について全体的に理解している必要があります。
密接に結びついていることが多い自然環境と商業・工業・農業は、セットで覚えるのがオススメです。
大問3
日本地理からの問題です。
世界地理と同様、気候や農業の知識をつけておく必要があります。
記述問題もあり、3つの資料から読み取れることを総合的に考えて書くようにしましょう。
大問4
歴史からの問題です。
時代の並べ替えや記述問題もあり難易度が高めです。
出来事だけでなく時代背景や社会的な影響についても確認しておくことがポイントです。
大問5
公民からの問題です。
各分野から満遍なく出題され、かつ経済の分野では知識が曖昧になりがちな部分も問われているため、定着度に不安のある知識は改めて確認しておくと良いでしょう。
大問6
融合問題です。
周辺情報から国を特定して問題を解く必要があり、難易度が高くなっています。
特に地理の詳細な知識が求められました。
理科
6題で構成されています。
実験をベースにした問題、計算問題が多いため、取り組んできた実験を思い出すことや、計算問題を含む演習をしておくことをオススメします。
大問1
小問集合です。
全分野から基本知識が満遍なく出題されています。
光や圧力など、受験生が間違えやすい問題もあるため注意して解きましょう。
大問2
レポートをベースにした小問集合です。
大問1と同様全分野から出題されています。実験の様子を思い浮かべながら解くと良いでしょう。計算問題もあるため、少し難しく感じるかもしれません。
大問3
地学からの出題です。
岩石と地層の知識が必要となりました。
特に地層では図を読み取ったうえで、思考を要する問題がありました。
大問4
生物からの出題です。
細胞分裂の流れと染色体の数を問う問題があり、ケアレスミスのないよう注意しましょう。また、実験の操作の理由も問われるため、少し細かいところまで思い出しておきましょう。
大問5
化学からの出題です。
水溶液の計算では、条件を理解し立式から気を付けて解きましょう。
記述もありますが、難しくはないため正解できると良いところですね。
大問6
物理からの出題です。
電力量の計算、コイルの仕組みなど受験生が苦手としがちな問題が出題されました。
記述も提示された条件を理解して、知識と組み合わせて解く必要があり、難しめでした。
まとめ
2025年度の入試問題分析をしてまいりましたが、都立高校の学力検査について、特徴は掴めたでしょうか。
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