• 横浜校

慶應義塾大学理工学部の過去問分析

  • お知らせ
皆さんこんにちは。
ポラリスアカデミア横浜校です。
今回は慶應義塾大学理工学部の英語・数学の過去問分析です!
数学
2024年度入試問題は4つの大門で構成されています。
空欄補充形式と記述式に分かれていて記述は途中過程も採点の対象になる。証明問題の出題頻度も高い。
最も出題頻度が高い項目は、微分積分」で例年に2以上出題されています。微分積分の演算、面積・体積への応用、その他多方面にあたって出題されている。
次いで、出題頻度が高い項目は数列、極限、確立、ベクトルなどで分野融合的総合問題もよくされます。 証明問題などの出題されています。
分量、計算量が多く時間的に厳しい出題だった。独特な発想の問題もあるがほとんどが、特別な知識が必要なく標準レベルの解法が身についていたら対応できる問題だった。
大問1:小問2問の出題で「約数・自然数」「漸化式・極限」
(1)は約数を出す問題。(2)数学的帰納法、はさみうちの原理を利用した証明問題。
(1)はここはスピード感もって取り組んでいきたい問題だった。
大問2:「確率」
3つのコインを袋から取り出して投げた際の条件確率の問題。5つの設問だった。
比較的試行しやすい条件ではありました。
大問3:「微分積分」
6つの設問になっており、絶対値を含む連続関数の微分積分の問題。関数が抽象的なので見通しを立てることが難しい。
後半は状況を理解するのも時間がかかるため、難問だった。
大問4:「ベクトル」
平行六面体の面積・体積、共有点を持つ範囲など出す問題。定番の問題ではあるので完答を目指したい問題。
大問5:「複素数・極限・積分」
内サイクロイドの曲線を扱った問題。
英語
2023年度は大問4つの構成だったが2024年度は大問4つの構成だった。
2021年度以前は発音、アクセントの出題もあったが以降は出題が見られない。
英文の語彙レベルが高く構文も複雑なものがある。
大問1:約650語のパンデミックに関する文章の読解問題。
設問は5個あり、同意表現、空所補充、整序、真偽の設問が問われました。
2023年に出た英文から引用されており、パンデミック自体はよく取り扱われる題材ではあるがやや抽象的かつ難しい内容だった。
大問2:約750語の芸術に関する文章の読解問題。
これまで科学に関する英文の出題が多かったが今回は文化系の内容だった。
同意表現、空所補充、要約文の完成の設問が問われました。大問1同様抽象的かつ哲学的な要素があるため理解するのが難しかった。
大問3:会話文
空港に到着した男性を迎えに来た時の会話文の出題。過去には日常会話ではなく、ジャーナリズムやインタビューなどの会話文も出題されている。
見慣れない表現や口語表現が多く難しく感じる人もいた。
大問4:文法・語彙
ブロックチェーンやエネルギー問題など理系分野で話題になった内容の短文で空所補充の問題。専門用語なども見られる。
大問5:英作文
和文英訳の問題です。過去には要約問題も出題されているが今回は出題が見られなかった。
英訳しやすいように日本語を言い換える力や英作文を構成する構文力は必要。
慶應義塾大学の理工学部を志望する人は是非一度ポラリスアカデミア横浜校へ。
横浜駅から徒歩5分の位置にあります。