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実例あり!推薦入試の志望理由・自己PRを解説

  • 大学受験

今回は推薦入試における提出書類の対策ポイントを紹介します。

今回は過去に横浜校の小川が指導してきた生徒の中で、推薦試験に合格した生徒さんの体験談ベースで書類のポイントを記載します。

  1. はじめに
  2. 自己PRの実例
  3. 大学からの所定質問の実例
  4. 志望理由書の事例
  5. まとめ

はじめに

推薦入試には総合型推薦、学校型推薦の2つがあり、学校型推薦の中にも指定校推薦と公募推薦が分かれています。

大学と推薦の種類によって提出する書類が異なりますが大体の大学で「志望理由書・自己PR・大学が定める質問への回答」の事前提出があります。

提出書類には合否における配点が割り振られているのと、面接試験の際に使用されます。

面接試験は時間が限られているため、すべてを質問する事ができません。なので提出している書類が大きな役割を果たします。

自己PRの実例

内容

「一番頑張った吹奏楽部において、文化祭演奏への集客」

文化祭で演奏発表をするにあたって、1人でも多くの人に見に来てもらう増ために行った働きかけを記載しました。

具体的には1年前の文化祭の吹奏楽部の発表講演に来てくれた人数をベースに今年何名の人に来て欲しいかという目標を決めて、その人数を達成するために、それぞれ役割分担をしてどういう行動をとっていくかと言う内容です。

書類の具体的なアピールポイントは以下で記載しました。

  • 講演内容をお客さん目線で考えた

演奏に来てくれたお客さんに対してどう楽しんでもらうかを考えました。

コンクール用の曲ではなく、聞いている人が知っているであろう有名な曲にしたり、演奏の中で動きを加えたパフォーマンスを入れる事で聞いていて飽きなあい工夫をしました。

手拍子を求める演出も入れたり、一体感ある演奏になるよう工夫もしました。

  • SNSを活用した告知

ただ宣伝するのではなく、演奏の一部分や練習風景を投稿することで、興味を持ってもらう工夫をしました。

  • 地域への協力促進

文化祭は地域の方が多く来るため、地域のお店などにチラシを置かせてもらえる工夫をしました。

どういう思いでやっているかやどんな演奏にしたいかなどを伝えることで共感してもらえるようはたきかけています。

  • 適材適所の役割分担

部員それぞれの強みを活かして役割分担を行い、自分自身の役割を明確に書類に記載しました。

ポイント

上記の具体例からおさえて欲しいポイントは以下です

  • 明確な目的の設定

今回の目的は「演奏への集客」と想いがちですが違います。「多くの人に楽しんでもらいたい」というのが目的です。

あくまで「集客はその一例」という風に見えるように文章を書きましょう。

  • 具体的な行動

具体的な行動を記入しましょう。「自ら行動し、なにかを変えた」という点はアピールになります。

今回の方は文化祭前に推薦指導を行ったため、具体的な行動のアドバイスを行いました。

事後に書類を書くんではなく、早めから対策を始め事前相談することでより良いPRが作成できます。

  • 集団の中での自分の役割を明確に

部活動みんなで頑張ったのは分かるけど「あなたは何をしたの?」というのは大学側は気になる点です。

  • 結果を記載

その結果どうなったかを記載しましょう。

大学からの所定質問の実例

内容

教育学部を目指した方の例で、「あなたが感心のある教育に関する課題とその意見」を求められました。

それに対して、「いじめがない学級を目指すためにどのような工夫ができるか」を書きました。

自分自身の原体験からテーマは「いじめ」に絞り、様々なアプローチがある中で、事前防止策が重要と考え、学級運営という環境面で意見を述べることにしました。

以下の内容を取り組みました。

  • 複数の書籍を読むことで様々な意見を学んだ
  • 教育委員会等から出されているいじめのガイドラインや統計調査を調べた
  • 自分の身の周りの実態を調査した
  • 具体的な成功事例を先生に取材した

上記の内容を元に自分自身の意見を論じました。

ポイント

  • 事実を確認

どのような実態なのか信頼の置ける機関から出されている統計データを参照しましょう。そうしないと自分の思っている問題意識が実態とずれている可能性が出るからです。

  • テーマはなるべく具体的に

「いじめ」がテーマでも今回は「事前防止かつ学級運営」に絞りました。他にも「SNS」「小学校から中学校進学にあたって」など具体的に絞った方が良いです。

  • 意見を明確に

中身の案が完璧であるかと言うよりかは、その問題に対してしっかりと正しい知識をつけ考えようとしている姿勢や考え自分の意見を持っているかをみています。

志望理由書の実例

内容

環境に優しいエネルギーについて研究したく志望しました。

具体的には「燃料電池用の水素性触媒シート」に興味を持ち、その研究をしたい気持ちを志望理由書に記載しました。

文章を構成するにあたって以下の内容を考えました。

  • 学びたいと思ったきっかけ
  • 触媒シートの現状課題
  • 現状課題をクリアしたらどんな社会貢献になるか
  • そのためにあなたは何を大学で学びたいか
  • その学びが志望校でどう最適なのか
  • 将来どうしたいか

ポイント

  • 将来社会へどう貢献

よくない例は「自分が学びたいから」で完結している事です。自分が学んでその先にどう社会へ貢献したいか、まで書きましょう

  • 学びたい内容は具体的に

「クリーンエネルギー」だけだとまだ抽象的なのでそこからもう一段階具体的にしましょう。理系大学は特に具体的な方が合格率は上がります。

教授からすると抽象的だと「研究に打ち込めるのか心配」と思っているのが本音です。

まとめ

ポラリスアカデミア横浜校限定で現在、「推薦入試対策相談会・無料体験コース」を実施しています。

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大学の選定から具体的な対策など今後どうすればいいか分からない人へオススメです。

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