学習院大学理学部2025年度の入試問題を徹底分析
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今回は学習院大学理学部2025年度の過去問題分析です。直近の過去問を読み解くことで、近年の傾向を掴んでいきましょう。
英語
7題で構成されています。
大問1~3
すべて長文問題となっています。
内容理解や文法能力が主に問われているようです。
大問3は文意から空所に合う適切な単語を選ぶ問題が5問出題されています。
大問4
空所に合う適切な単語を選ぶ文法問題です。
文法の網羅系参考書をしっかりやっておけば問題ないレベルの難易度でしょう。
大問5
短文について、傍線のうち誤っている箇所を選ぶ問題です。
こちらも大問4同様、網羅系参考書の似たような問題をしっかりやっておくことが大切です。
大問6
短い会話文に入る会話の一文を選択する問題でした。文脈を読み取る能力が重要となってくるところです。
大問7
日本語訳と空欄付きの英文から、空欄に入る単語を穴埋めする問題です。
シンプルに知識力で補えそうな内容でした。
数学
5題で構成されています。
大問1
小問が2題出題されました。
前者は(cosx)^4の積分で、二倍角の公式を用いて三角関数の次数を下げて解くことがポイントとなりました。
後者は対数に関する不等式を成立させるnの最大値の問題で、底のnを分解してn⋚の不等式に直すと良いでしょう。
大問2
xとyの不等式を用いた、x+2yの最大値の問題です。
数式ばかりにとらわれるのではなく、値を置いてグラフに表すと分かりやすい問題でした。分野としては図形と方程式にあたります。
大問3
場合の数の問題でした。奇数と偶数で分けて考えたり、同じペアとそれ以外で考えて解いたりすると解きやすくなります。
大問4
図形と方程式の問題です。
問題に従って解いていけば難易度はそこまで高くないですが、計算ミスに注意したいですね。
大問5
ベクトルの問題でした。
(1)は公式を利用して範囲を求めていき、それ以降は平面ベクトルの文字を使った定番問題なので確実に取っていきたいところです。
物理
3題で構成されています。
大問1
力学からの出題でした。
万有引力の問題なので力学をぬかりなく対策していないとメンタル的にも苦戦するところでしょう。また、すべての大問で思考過程も踏まえて記述しなければならないので、受験するならば日頃から問題を解く際も記述する意識はつけておきたいですね。
大問2
電磁気からの出題です。R,Vの測定に関してフォーカスした問題で、測定誤差に関する近似を用いた計算や、測定値と起電力の違いなどについて解く少々珍しいタイプの問題なので、題意をしっかり読み込んで解いていきたいところです。
大問3
原子分野からの出題です。誘導は多少ありますが、その分参考書通りの問題というわけにはいかず、少しだけ思考力が試されているような問題となっていました。
まとめ
2025年度の入試問題分析をしてまいりましたが、過去問から学習院大学理学部の問題の特徴は掴めたでしょうか。
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