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卒業生が語る東京都立大の合格のヒケツ!

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(公式Youtube https://youtu.be/ExtF0go-Mvw?si=erWo9Pwewo0qKOGy )

こんにちは!ポラリスアカデミア御茶ノ水校です!

【東京都立大学】の卒業生へインタビュー!入試情報や合格のヒケツ、東京都立大学の魅力をたっぷりご紹介します。
対策のコツもぎゅっとまとめて、有益情報満載ですのでぜひ最後までご覧ください!

東京都立大学の特徴

①都民無償化

これまで東京都民は【所得によって無償化】でしたが、2024年度から所得制限が撤廃され、【東京都内の学生を対象に、所得制限なしで無償化(授業料が免除や減免)】となりました。

授業料の全額免除は非常に大きな支援となるため、これからも人気が上がる大学のひとつと考えられています。

②個別学力検査で英語が復活

2021〜2024年度は共通テストのみでしたが、2025年度入試から再び一部の学部・学科においてマークシート形式の個別学力検査「英語」が実施されます。

2020年度以前は記述式であったため、出題傾向が掴みにくく、丁寧な対策が必要と考えられます。

東京都立大学の概要

◯アクセス

南大沢キャンパス

・京王相模原線「南大沢」駅改札口から徒歩約5分

日野キャンパス

・JR中央線「豊田」駅(北口)から徒歩約20分または京王バス「平山工業団地循環」乗車、「旭が丘中央公園」下車徒歩約5分

・JR中央線「八王子」駅(北口)、京王線「京王八王子」駅(西口)から京王バス「日野駅行き」または「豊田駅北口行き」乗車、「大和田坂上」下車徒歩約10分

・JR八高線「北八王子」駅から徒歩約15分

荒川キャンパス

・日暮里・舎人ライナー「熊野前」駅下車徒歩3分

・都電荒川線「熊野前」駅下車徒歩3分

・田端駅から都営バス端44系統「北千住駅行」に乗車「都立大荒川キャンパス前」下車徒歩0分 

◯学生数

9,147名(学部:6,876名 専攻科:10名 大学院:2,261名) 

◯学 部 ※カッコ内は偏差値

人文社会学部(57.5)/法学部(60.0)/経済経営学部(57.5〜60.0)/理学部(52.5〜60.0)/都市環境学部(52.5〜60.0)/システムデザイン学部(52.5〜60.0)/健康福祉学部(52.5) 

入試問題の傾向と対策のコツ

◯国 語

古文は文法や語彙の重要事項を中心に問われるため、基礎を徹底的に固めましょう。また、主語にあたる人物を複数問われる問題もあるため、文章内での主語の移り変わりに注意しましょう。 

現代文は傍線部説明問題や論述問題が中心です。論述問題は、問題文全体を踏まえて10字〜100字ほどの問題が毎年出題されます。

また、いずれの科目も「説明せよ」という記述問題が多く出題されます。そのため、記述系の参考書を活用しましょう!まずは自分の解答と参考書の模範解答を見比べて基本の解答を押さえつつ、添削指導も受けて、表現に過不足がないかなどを確認する必要があります。

◯数 学(文系)

計算量が多く、時間配分に注意が必要です。まず解ける問題から確実に解くなど工夫しましょう。

また、幅広い分野から出題されます。「微分・積分」はほぼ毎年、「数と式」「三角関数」「数列・漸化式」も頻出分野です。「ベクトル」や「確率」も出るので、得意分野は得点源とできるよう実力を伸ばしましょう!

◯数 学(理系)

幅広い分野から出題されますが、特に数学IIIからの出題が多め。「数列」「ベクトル」「微積分」「証明問題」「複素数平面」が頻出です。 

出題難易度は標準レベルですが、試験時間が75分とやや短く、時間配分に注意が必要です。 

◯理 科

物理は例年大問3題構成で、「力学」「電磁気」「熱力学または波動」の各分野からの出題です。大問1題の中で熱力学と波動の両方が問われる場合もあるため、偏りのない対策が必要です。

化学は理論・無機・有機の各分野から幅広く出題されます。割合は、「理論+無機」2題:「有機」1題の場合が多いです。論述問題や構造式・反応式の問題、過程の記述が求められる計算問題も出題されます。

生物はマーク形式と記述形式が混在しています。実験考察問題を中心に出題されます。解答時間に対して小問数は多くないものの、初見の図やグラフの問題文の読解に手間がかかります。さらに論述問題が多いため、ひとつひとつじっくりと取り組む必要があります。字数制限はありませんが、論述量は比較的多めです。時間配分に注意しましょう。 

◯地歴公民

地歴公民は新課程対応に伴う新しい出題形式・傾向となる可能性もありますが、これまでの問題傾向と対策のコツをご紹介いたします。

地理は100〜200字の論述問題を中心に、単答・作図問題などが出題されます。内容は自然環境や産業に関するものが多いです。都立大の地理の特徴は統計資料や地形図をもとに論述させる問題が多いことです。大量の資料から素早く、かつ正確な分析ができるよう対策が必要です。共テレベルまでの基礎固めを早く終わらせ、過去問や論述の参考書を用いた演習を多く行えるように逆算して進めましょう。

日本史はすべて論述式です。 論述問題の総字数は例年概ね900字前後。字数制限は、多くの設問で例年100 字程度と短文の論述問題ですが、古代〜現代までどの時代についても論述問題が出題されます。そのため、時代を問わず論述対策は必須です。必須な要素を過不足なくおりこめるよう、演習を重ねましょう。 

世界史は各大問とも、空欄補充・単答・30〜200字程度の論述形式です。幅広い時代・地域からバランス良く出題されます。古代〜現代と幅広く、かつ地域的にも偏りのない学習が必要です。 論述問題も字数制限が厳しい問題もあるため、添削指導を積極的に受けて対策しましょう。

卒業生が語る東京都立大学

東京都立大学人文社会学部の卒業生にインタビューしました!リアルな学生生活がイメージできるので、ぜひ最後までご覧ください!

東京都立大学の特徴

・ 1年生で全員が【基礎ゼミ】を履修する。「ゼミってこんな感じか!」「研究ってこんな雰囲気なのか!」と知ることができる。40種類ほどの中から興味のある内容を選択でき、学部と関係のない内容でも受けられるので、学部の垣根を超えた友だちができるかも!

・文系学部は2年生から専門分野を選ぶことができるので、1年生の間にさまざまな分野の基盤・教養科目を受けることがオススメ。また、1年生のGPAで希望の専門分野に行けるかどうかが決まるので、1年生は特に成績を意識すべき。 

・1年生必修の言語科目は20人前後の規模で行う。この科目の大変さやテストの厳しさなどは先生次第。 

・就職に関するサポートも、自分から積極的に行動すればたくさん受けられる環境。

・南大沢キャンパスは駅近で便利。駅周辺は栄えていて、アウトレットも近いので楽しめる。 

・南大沢キャンパス内はとにかく横に広いので移動が大変。理系棟・体育館などは門からかなり遠い。 

・緑豊かなキャンパスが魅力。虫はいっぱいいるけれど開放的な環境で勉強できる。

・ 1号館と6号館はWi-Fiがスムーズに使えるが、他はとても遅い。 

・図書館は綺麗で、学部別や教室別の図書館もあるので便利。

・本館には半個室の勉強スペースもある。 

・図書館含め全体的に空調が効きづらい。特に八王子の冬は思っているより寒いので気を付けて防寒しないと勉強が頭に入らない。 

・全体的に落ち着いた雰囲気で真面目な人が多い印象。

・食堂はとても安いというわけではないが、値段の割には美味しい。 

人文社会学部の特徴

・3年生からゼミや研究室に入ることが多いが、どのように進めるか、どのくらい大変かなどは先生次第でまったく違う。 

・全体の人数が少ないので、特に2年生以降で受ける専門科目は少人数の講義が多く、きめ細かい指導が受けられる。人文社会学部の中にあるそれぞれの専門分野教室(心理、教育、日本文学、哲学など)の中で、私が所属していた社会福祉教室は20人程度いるが定員が少ない教室は数人しかいないところもある。 

・先生たちは親切丁寧な方がとても多い。「教えよう」という意識を持って講義の準備をしてくださることが魅力。

・2年生から専攻分野別教室を選ぶが、教室毎の卒業要件を満たす範囲でなら他の学部学科の科目も取れる。

 

いかがでしょうか。問題傾向と対策のコツ、卒業生インタビューなどたっぷりお届けいたしました。新発見や気づきがあれば幸いです。

御茶ノ水校では、難関大学卒業や教育業界での勤務経験をもつ社会人講師たちが、最新の入試情報や自身の受験経験・これまでの指導経験を基に丁寧な指導を行っております。
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