八王子東高校2025年度の入試問題を徹底分析
今回は、八王子東高校2025年度の入試問題分析です。
個別学習管理型予備校 ポラリスアカデミア町田校です。
志望校合格のため、過去問から傾向を知り、重点的に対策すべきところを見つけていきましょう。
英語
３題で構成されています。全体的に文章が長めのため、早く正確に読めるように練習して臨みましょう。
大問１
リスニングです。
疑問詞や動詞、繰り返し出て来る語など、問題に関連するものを聞き逃さないよう練習しておきましょう。
大問２
対話文を読んで答える問題です。
対話文にしては長めのため、できるだけ早く読み、一発で内容を理解できるようにしておくことが大切です。
文内の空所を補充する問題も多く、先に問題を見て答えを考えながら読み進めるなど、戦略を立ててもいいかもしれません。
50語以内で自身のことについて記述する問題もあり、構成のしっかりした英文を書けるようになっておくことも必要です。
大問３
エッセイのような英文を読んで答える問題です。
こちらも空所が多く、大問３のような戦略を立てることをおすすめします。
中学生レベルの単語は完璧にしておきましょう。その上で、文の内容を理解しながら内容を推測して読み進める力が強く求められます。
国語
５題で構成されています。
短めの作文問題があり、かつ漢字の読み書きも難しめのため、文章をたくさん読んだり書いたりする練習が必要そうです。
大問１
漢字の読み問題です。
５問のうち最初の２問は確実に正解しましょう。残り３問は見慣れない言葉ではありますが、漢字ごとの読みで推測はできるので、少しでも点をとっておきたいですね。
大問２
漢字の書き問題です。
最初の２問と最後の四字熟語は書けるようにしたいです。こちらもあまり見慣れない言葉があるため、文脈を意識して考えると良いでしょう。
大問３
物語文の読解問題です。
登場人物の心情を中心に出題されているため、特に言動や心情表現に注意して読むと解きやすくなります。
記述問題では、傍線部の前後をしっかりと読んで捉えたことを言語化できるように練習しましょう。
大問４
説明文の読解問題です。
対立構造になっている部分を的確に理解したり、文章内の言葉を正しく解釈することが重要です。提示される例を頼りに理解しつつ、意見と分けて考えていきましょう。
また、自分の考えを240字以内で記述する問題もあり、本文の内容を踏まえたうえで、条件に適した文章を書けるようにしておきたいです。短めの作文を書く練習をしておくと対策できるでしょう。
大問５
古典を引用した説明文です。
和歌が複数出て来るので、その解釈を意識しながら読み進めることが必要です。しかし、説明文ベースで読めるため、普通の古文読解よりは読みやすいでしょう。
数学
数学は５題で構成されています。
証明含む長い記述問題が３問あるため、日頃からノートに問題を解くときに途中過程をしっかり言語化もしつつ解くという癖をつけておく必要があります。
大問１
小問集合となっています。
問４に関しては作図が求められているので、日頃から作図問題の練習をして対策できるようにしておきたいですね。
大問２
２次関数の問題です。
問２については考え得るPが３通りしかないので、とにかく計算してしまうことで対処できます。
問３は思考力が求められますが、記述式のため思考過程は細かく解答欄にまとめておくと部分点にもなり、良いでしょう。
大問３
平面図形の問題です。
基本的な角度を求める問題から、図形の数値を具体的に用いた合同の証明問題、面積の求積などが出題されました。
（３）は（２）を利用して解くという誘導の形に気づけるかがポイントとなるでしょう。
大問４
空間図形の展開図の問題です。
実際に条件通りに立体図を描くことで解きやすくなるので、空間図形では特に図をしっかり描いて解くことが重要です。
まとめ
2025年度の入試問題分析をしてまいりましたが八王子東高校の入試問題について、特徴は掴めたでしょうか。
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