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【E判定から東大理系へ】1年で東大へ逆転合格する方法を徹底解説

  • 勉強法

はじめに:E判定から東大に合格するのは「可能」か?

模試でE判定。合格可能性は5%未満。多くの受験生がその結果に絶望します。しかし、E判定とは「現時点での学力の完成度」を示す記号にすぎず、未来の結果を決めるものではありません。実際に、E判定から1年で東大に合格する人は実在します。

さて、そんな夢物語と思えるようなことを、どのように彼らは実際に成し遂げてみせるのでしょうか?

本記事では、その道筋を実用的かつ体系的に解説します。

(本記事はポラリスアカデミア渋谷校が作成しています。あなたは今の勉強法で志望校に合格できそうですか?

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  • 第1章:なぜE判定になるのか? ― 現状分析と認識の転換

    ● E判定の本質的な原因とは?

    模試の結果として現れる「E判定」は、単なる点数や偏差値の低さ以上の“構造的な問題”を反映しています。表面的な数字の裏には、次のような根本的な原因が潜んでいます。

    1. 基礎力の欠如

    定義や定理、原理原則の理解が曖昧で、「なぜそうなるのか?」という根本的な問いに答えられない。応用以前に、そもそも思考の土台が築かれていない状態です。

    2. 努力の方向性の誤り

    「難問を解けば成績が上がる」という誤った信念に基づき、基礎を軽視してしまう。結果として、実力の“地層”がスカスカのまま、表面だけを取り繕ってしまうケースが多く見られます。

    3. 非論理的な学習スタイル

    理解ではなく暗記に頼る。感覚で解く。過去問を“当たるまでやる”。このような勉強法は、一時的な得点にはつながっても、学力の持続的な成長には結びつきません。


    ● 「何ができていないのか」をはっきりさせる

    模試の点数や偏差値を見ても、「何ができていないのか」「どこを直せばいいのか」は分かりません。
    点数は結果にすぎず、原因はその裏側に隠れています。

    だからまずやるべきなのは、自分の学力を細かく分解して確認することです。

    たとえば、「数学の偏差値が低い」といっても、
    それは「二次関数のグラフが苦手」なのか、「場合の数の考え方が曖昧」なのか、「計算ミスが多い」からなのか、原因はまったく違います。
    この違いを見極めないと、効果的な勉強はできません。

    つまり、自分の勉強の中で、

    • どこが理解できていないのか

    • どんな問題でつまずいているのか

    • それは知識不足なのか、考え方の問題なのか

    といったことを具体的に分析する必要があります。

    これができれば、「何をどの順番で勉強すれば、成績が上がるのか」が明確になります。
    逆に、ここをあいまいにしたままでは、やみくもな勉強になり、時間ばかりかかってしまいます。

    E判定から抜け出すには、まずこの「現状分析」が絶対に欠かせません。
    何が足りないのかを正確に知ることが、合格への第一歩です。


第2章:1年で東大合格を可能にする「逆転戦略」

・3ステップの戦略全体像

  1. 理解の徹底(0〜3ヶ月)
    「なぜその解法になるのか」「その公式はどのように導かれるか」といった“概念の理解”に集中。映像授業や参考書を使い、図解・言語化・演習の三点で確認する。
  2. 演習による定着(3〜8ヶ月
    基礎〜標準問題を**「自力で再現できるか」**の視点で反復。わかったつもりで進まず、解法パターンを自分の言葉で説明できる状態に持っていく。
  3. 東大に最適化(9〜12ヶ月)
    東大の過去問を使い、「思考力」「論述力」「時間配分」を訓練。間違えた問題は「なぜそう考えたのか」を深掘りし、自分の思考の癖と構造を見直す。

第3章:科目別・本質的な勉強法

・数学

1.数学の勉強法の原則

(1)理解を最優先する

公式や定理を暗記するのではなく、「なぜそのように成り立つのか」を徹底的に考える。
理解の深さは、「自分の言葉で説明できるか」「他人に教えられるか」で測れます。

(2)抽象と具体を往復する

具体的な問題から出発して、そこに共通する構造(抽象)を見出し、それを別の具体に応用する。
この「抽象 ⇄ 具体」の往復運動が、数学の思考様式の本質です。

(3)自力で考える時間を確保する

解法を見る前に、自分で粘って考える時間を取る。これによって、「考える力」が育ちます。
答えを見るのが早すぎると、「できた気」になっても、身につきません。

(4)なぜその問題を解くのかを意識する

問題演習は「目的」ではなく「手段」です。ある問題を解くことで、どのような概念・構造・思考法を身につけたいのかを意識するべきです。

  • 推奨:チャート式→基礎問題精講→1対1対応の演習→過去問演習

・英語

  • 文構造(SVOC)と論理構造(因果・対比)を視覚化しながら読む
  • 精読+音読+瞬間英作文で“英語で考える回路”をつくる
  • 推奨:英文解釈の技術→ポレポレ→過去問精読

・理科(二科目)

  • 暗記を排除し、「現象の原理」「式の意味」「選択肢の罠」を理解
  • 問題演習では、“この選択肢を選ばない理由”まで言語化する
  • 推奨:重要問題集→名問の森 or 新標準演習→過去問

・国語・地歴(必要に応じて)

  • 国語は「論理構造と根拠」で読み、設問は“問題文に戻って探す”
  • 地歴は、「流れ+理由+用語の意味」をつなげて説明できる状態に

第4章:時間とモチベーションのマネジメント

・1日10時間勉強の本質

  • 時間よりも「集中できる環境」「習慣化」が鍵
  • 朝に暗記、昼に思考系、夜に復習と分ける

・継続するための実用的な工夫

  • 学習記録を「見える化」して達成感を得る(Studyplus等)
  • 毎週日曜に「自己レビュー」と「翌週計画」
  • 進捗を共有できる仲間やコーチの存在が最強の外部要因

第5章:E判定から合格した人の共通点

  • 「解けなかった問題からしか伸びない」と理解している
  • 毎日、小さな検証と改善を繰り返している
  • 模試を本番のように捉え、成績ではなく課題を見ている

終わりに:努力には「再現性」がある

E判定から東大に合格する――それは決して特別な才能や奇跡ではありません。
必要なのは、「何ができていないのか」を冷静に見極め、「正しい順序」で「本質的な努力」を積み重ねることです。

東大合格は“運命”ではなく、“戦略と実行”によってたどり着ける結果です。
そしてそれは、再現可能なプロセスでもあります。

自分の弱点と向き合う勇気。
曖昧な理解をひとつずつクリアにしていく粘り強さ。
昨日の自分を超えようとする地道な工夫。

これらの積み重ねが、「不可能を可能にする」唯一の道なのです。

E判定の今は、ただの「スタート地点」です。
そこからどこまで進むかは、これからのあなた次第。
ぜひ、自分の可能性を信じて、一歩ずつ前へ進んでください。

 

渋谷校では、東大理系数学9割合格講師をはじめ、数々の超難関大学の講師たちが、最新の入試情報や自身の受験経験・これまでの指導経験を基に丁寧な指導を行っております。
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