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【高1生向け】年内までにここまで終わらせよう!

  • 大学受験

 

こんにちは!
ポラリス枚方校講師・松原です!

「高1のうちはまだ大丈夫」と思っていませんか?

実は、大学受験の準備は高1の冬から始まるといっても過言ではありません。
特に「英語」と「数学」は入試の配点が高く、早めに取り組むほど後が楽になります。

多くの受験生がこの2科目で苦労しますが、裏を返せば、高1のうちに基礎を固めた人が大きくリードできるということ。

今回は、ポラリスアカデミア枚方校が提案する「年内までに終わらせてほしい学習リスト」を紹介します。
冬から受験スイッチを入れたい人は、ぜひこの内容を参考にしてください。


英語|年内で“英単語と英文法”を完成させよう

なぜ英語を最優先にすべきか

大学入試では、どの大学・学部でも英語の配点が最も高い傾向にあります。
たとえば関関同立・早慶上理・MARCHでも、全体の約25〜40%が英語の得点で決まると言われています。

さらに多くの受験生が、英単語・英文法の定着不足でつまずきます。
だからこそ、「英単語」と「英文法」を高1のうちに終わらせておくことが最大の投資です。


🔹 英単語の目標

日東駒専・共通テストレベルの単語を年内までに覚え切る!

英単語は「1ヶ月で覚え切る」ことが十分可能です。
1日100〜150語ずつ進めれば、30日で1,000単語を習得できます。
まずはこの“単語習慣”をつくることが、受験勉強の第一歩です。

使用教材(いずれか1冊を徹底)

  • 『システム英単語』 … 1200単語を目標
  • 『ターゲット1900』 … 1000語でもOK
  • 『速読英単語 入門編』 … 半分まで読破

単語帳の使用法

1日3回単語帳を見よう!
朝:通学の時(昨日学んだ範囲の復習と今日学ぶ範囲の単語を音声で聞く)
昼:お昼休みの時(今日学ぶ範囲を赤シートで隠してチェック!)
夜:寝る前(確認テスト。間違えた問題には正の字をつけて明日の復習に備える)

📘 POINT

  • 1日1周で終わらせようとせず、「3〜4周で定着させる」イメージ。
  • 単語帳は“見る”だけでなく、“声に出して書く”ことで記憶が定着します。

英単語を覚え切ると、読解スピードも上がり、「英文が読める感覚」が身につきます。
これが最初の「受験スイッチ」になります。


🔹 英文法の目標

高校英文法を年内に一通り学び、3周以上復習する!

英文法を早く完成させると、英文解釈や長文読解の伸び方が一気に変わります。
まずは「インプット」で基礎を理解し、「アウトプット」で定着させましょう。

インプット教材

  • 『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』
    → 高校英文法の全体像をつかむのに最適

アウトプット教材

  • 『英文法パターンドリル』
  • 『英文法ポラリス』

参考書の使用法

流れ:大岩の英文法を読んで→英文法パターンドリルで演習

大岩の英文法は25章で構成されてます。1日、2章〜3章やりましょう!(1章あたり15〜30分)

1周8日〜15日間ぐらいで終わるので長くても1ヶ月半で3周できます!

3周目以降は分からないところだけやりましょう!(目標は他人に説明できるレベルで!)

英文法パターンドリルは高校英語初学者にとってはものすごくいい参考書なのでぜひご利用ください!

📘 POINT

  • インプット:文法の意味・ルールを理解する段階
  • アウトプット:問題を解いて使いこなす段階

高校英文法を今のうちに一通り終えることで、高2からの模試や過去問演習で圧倒的に有利になります。
特に意欲的な高1生は、「大岩」+「ポラリス」を年内で3周が理想です。


数学|高1範囲を年内に“完全理解”しよう

なぜ数学を年内に固めるべきか

数学は「積み上げ型科目」。
1つ前の単元を理解していないと、次の内容が理解できなくなります。
そのため、学校の進度に遅れる=雪だるま式に苦しくなるのが数学です。

「1学期の内容が分からないまま冬を迎える」
→ 高2春からの数Ⅱ・Bでつまずく
→ 結果的に理系・文系どちらでも得点が伸び悩む

だからこそ、今から年内のうちに「高1範囲を全部理解しておく」ことが重要です。


🔹 数学の目標

  • 高1の範囲(数Ⅰ・A)をすべて学び切る
  • 予習できる人は、年内に「数Ⅱ」先取りまで到達できれば理想

「数学は苦手だから…」という人も、学校の授業ペースに合わせて年内内容を“確実に終わらせる”ことを目標にしてください。
学校でやっている範囲が終わらないまま冬を迎えると、本当に苦しくなります。


🔹 参考書ルート(自分のレベルに合わせて選択)

パターン①|苦手〜基礎固めタイプ

  • 『入門問題精講』
  • 『基礎問題精講』

🧭 対象:数学が苦手・文系で共通テストまで使う人
この2冊を丁寧に繰り返すことで、定期テスト・共通テストレベルは十分対応可能です。
“わかったつもり”で次に進まず、例題の解き直しを徹底しましょう。


パターン②|応用・難関大タイプ

  • 『青チャート』 or 『Focus Gold』
  • 『4STEP』 or 『サクシード』

🧭 対象:理系志望・難関大学・医学部を目指す人

私はこちらのパターンをおすすめします!

理由は2つ

・新しく参考書を買わなくていい

→その浮いたお金で国宝や100Mを見に行ける
・問題精講は網羅性がない

→高校3年生から受験勉強を始める人には最適な参考書だが、時間がたくさんある高校1年生には勿体無い

参考書の使用法

流れ:青チャート or Focus Gold 例題を解く(コンパスの数とか気にしなくていい)→ 4STEP or サクシードで練習

青チャートなどで解法を学びそれを4STEPで演習すると学んだ知識をしっかりアウトプットできて記憶に定着する。

忍耐のいる参考書だがぜひコツコツ頑張ってほしい!

高校でまだ全範囲を終えていないと思いますが、可能なら予習ベースで数Ⅱ・Bまで触れておくと最高です。
基礎を終えた人は、チャートや4STEPで演習を増やし、“解法のストック”を増やす意識を持ちましょう。


まとめ|年内で「受験スイッチ」を入れよう

高1のうちに「英単語」「英文法」「数学基礎」を完成させることは、来年以降の伸びに直結します。

  • 英単語 → 1ヶ月で覚え切る(受験スイッチON)
  • 英文法 → 年内で3周(全体像をつかむ)
  • 数学 → 学校内容を年内で完全理解

この3つを終わらせておくことで、高2からの模試・入試演習で差がつく
年内ラストの3か月が、受験勉強の「スタート地点」です。


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執筆:ポラリスアカデミア枚方校 講師・松原