【大学受験】名古屋で学ぶならここ!私立大学受験ガイド

◇名古屋の私大の魅力と受験の特徴
名古屋は東海地方の学問の中心で、
私立大学も多く集まっています。
全国規模で入試を行う大学も多く、
東京・大阪圏からの受験生も増加傾向。
ここでは、名古屋を代表する私立大学の
入試方式・偏差値目安・学部の特徴を中心に紹介します。
■南山大学 — 外国語・国際系志望者に人気
偏差値目安(一般選抜):外国語・国際教養 60前後、法・経済 55前後
南山大学は英語や国際関係分野で全国的に有名で、
英検準1級・TOEFLなどの外部英語試験利用制度もあります。
入試方式は一般選抜(3教科型・2教科型)、
共通テスト利用、推薦型選抜など多彩。
英語重視型入試では、英語の配点が高く、
長文読解・英作文の難易度も高め。
語学系を目指す受験生には、
早期から英語資格対策を進めることが有効です。
■中京大学 — スポーツ・心理・情報理工が強い
偏差値目安:心理・スポーツ科学 55〜58、情報理工・経済 50〜55
中京大学は学部数が多く、
入試方式もバリエーション豊富。
一般選抜は3教科型と共通テスト併用型があり、
理系学部では数学と理科の比重が高い傾向です。
スポーツ科学部は全国的に人気で倍率が高く、
AO型・総合型選抜では実技評価や活動実績が重視されます。
心理学部は小論文や面接を課す入試もあり、
論理的思考と表現力が問われます。
■名城大学 — 理系志望者に根強い人気
偏差値目安:薬学 60前後、理工・農 52〜55、法・経済 50前後
名城大学は理工・農・薬学部が有名で、特に薬学部は難関。
理系学部の一般選抜では数学・理科の難易度が高く、
記述問題も含まれます。
文系学部では標準的な問題傾向ですが、
共通テスト利用型は高得点が必須。
受験日程が複数設定されているため、
他大学との併願スケジュールが組みやすい点も魅力です。
■椙山女学園大学 — 資格志向型受験生におすすめ
偏差値目安:食物栄養・教育 50〜53、文化情報 48前後
椙山女学園大学は女子大として
資格取得率の高さに定評があります。
一般選抜は2教科型と3教科型があり、
国語・英語の標準的な出題が中心。
食物栄養学科では化学の基礎力が必要で、
推薦型選抜では調査書や面接の比重が大きくなります。
教育学部は小論文や面接で
教育への志望動機を明確に示すことが重要です。
■愛知学院大学 — 幅広い学部選択と受験方式
偏差値目安:歯・薬 57〜60、法・経営・文学 48〜52
愛知学院大学は医療系から文系まで
幅広い学部を持ち、入試方式も充実。
歯学部・薬学部は理系科目の配点が高く、
共通テスト利用型では特に理科で高得点が必要。
文系学部は英語・国語・社会の3教科型が中心で、
出題は標準レベル。
総合型選抜では、課題レポートや
プレゼンテーションが評価対象になることもあります。
◇まとめ
名古屋の私立大学は、入試方式の多様さと学部の幅広さが魅力です。
南山大学は英語重視型、中京大学は実技や小論文型、
名城大学は理系記述重視、椙山女学園大学は資格志向型、
愛知学院大学は総合型の柔軟性が特徴。
受験を考える際は、得意科目を活かせる方式を選ぶことが合格への近道です。
また、併願校をうまく組み合わせれば、合格チャンスを最大化できます。