【合格体験記】通信高校から慶應義塾大学文学部合格!慶應志望者は必見です!!
こんにちは!
ポラリスアカデミア大宮校の橋本です!!
本日は、大宮校から出た
慶應義塾大学合格者の話をさせていただきます。
通信高校から慶應義塾大学文学部への合格です。
ここから彼のことを
「Kくん」と呼びたいと思います。
特定を防ぐため学校名は伏せますが、
その通信高校から過去、
早慶の合格者が出たことはないそうです。
つまり、創立史上初めての早慶合格者になります。
そんな彼が、
どのような状態で大宮校に来て、
どう慶應に合格したのか、
書いていこうと思います!
ポラリス大宮校に来る前
大宮校の受験相談に来てくれたのが、
受験直前の10月末です。
Kくんは今年浪人生、
もともと現役でも慶應義塾大学を受けたそうですが、
到底合格からは遠い点数だったとのことでした。
もともと、模試の成績も低く、
偏差値も30程度だったこともあったそうです。
入試直前になり、
基本的な知識は一通りついていましたが、
イマイチ入試問題には対応できない、
そんな状態で、大宮校にご相談いただきました。
私がKくんに対して最初に持ったのは
「我流で頑張ってきた生徒だな…」
という印象でした。
日本史は得意、
英語はまあまあ、
小論文はからっきし…
こんな状態でした。
これは暗記すれば点数が取れる、
つまり比較的勉強のやり方が単純な
歴史科目が取れていて、
勉強のやり方がわかりづらい小論文が取れない、
完全独学な生徒にありがちな
得意科目と不得意科目です。
それでも、日本史と英語については
基本的な知識がしっかり身についていましたので、
そこは一生懸命やってくれたんだと思います。
そういった状況で大宮校に来てもらったわけですが、
ここから大宮校での指導について触れていきます。
ポラリス大宮校での指導
さて、大宮校での指導ですが、
まずは各科目の状況を整理しました。
Kくんが慶應義塾大学を受験するにあたり
使用した科目は英語、日本史、小論文です。
英語と日本史については、
もちろん過去問を解いてすぐに合格点を
取れるほどではありませんでしたが
入試レベルの問題を解いていい状態と判断し、
慶應の文学部と同様のレベルの問題を用意して
ひたすら解いていただきました。
慶應の文学部はかなり特殊な入試になりますので、
大宮校の講師総出で探しまくったのを覚えています。
なんせ英語で辞書持ち込み可の入試なんてほぼありませんから、
これは本当に骨が折れる作業でした…
(講師サイドの話ですが…)
一方で小論文については、
これは正直全く慶應で戦えるレベルには及んでいませんでした。
一言で言えば、
「浅い」というやつです。
とにかく表面的で、議論の発展性がなく、
例えて言うなら
「景気をよくする必要がある。なぜならその方が人が幸せだからだ。
景気がいいことによって、人はたくさん買い物ができる。
例えば、景気がよければいい牛肉を買うが、
景気が悪ければ安い豚肉を買うだろう。
だから、景気をよくする必要がある。」
このような感じです。
大学受験の小論文なので、
もう少し深堀った内容がいいですよね。
ただ、直前の11月に
「もっと深い内容を書け!」
と言われても、
正直困惑してしまうと思います。
そこで、私の方で文章の構成を全て考え
1文目は筆者の主張まとめ
2文目はそれに対する自分の意見
3文目はその補足…
と1文1文内容を指定していきました。
まとめると、
英語と日本史は勉強方法の指導と過去問の選定、
小論文はがっつり内容の指導を進めていきました。
合格の要因
こうした指導を通して、
最終的に慶應義塾大学文学部に合格したKくんですが、
その要因について、
私なりに分析してみました。
圧倒的な勉強量
まず1つ目は、勉強量です。
大宮校の生徒の中でも、
Kくん以上に自習室を使用していた生徒は
いなかったかもしれません。
校舎は10:00開校、
私が遅くなると9:45くらいに校舎に到着し
鍵をあけるのですが、
そのときすでに校舎の前で待っていることも
ありました。
閉館は22:00ですが、
当然22:00近くまで残っていましたね。
私が声をかけるまで、
1人黙々と勉強を進めていました。
これだけ長時間、
しっかり勉強できたのは確実に合格の要因と言えます。
メンタル維持
入試が近づくと、
誰もが不安になるものですが、
その中でも勉強量はほとんど落ちませんでした。
ときどき、過去問演習で点数が低かったなど、
落ち込んでいる様子も見られましたが、
そこは校舎の強さが出たと思います。
来校時と帰宅時は必ず声掛けができますから、
早く帰ろうとすると
「今日何かあったの??」
と声をかけ、状態を共有、
モチベーションの維持には貢献できたかなと思います。
科目ごとに濃度を変えた指導内容
最後に、校舎の指導面で、
合格に貢献できたと思った点を書かせてください。
これは科目ごとに強弱を変えたところです。
すでにある程度実力のある英語や日本史は勉強法だけ、
一方まだまだこれからの小論文は
しっかり時間を使って指導させていただきました。
ポラリスアカデミアは勉強法改善、
いわゆる問題解決が主なサービスですが、
小論文についてはしっかり授業もさせていただきました。
このように、科目指導(いわゆるティーチング)と
勉強法指導(いわゆるコーチング)の
両方が可能であることが、
大きな強みだと思います。
ある程度自信がある科目は勉強法指導のみ、
逆に自信がなく、1から教わりたいという科目は
授業もさせていただきます。
これができるから、
圧倒的な勉強効率の実現が可能、
さらに校舎の自習室を使って勉強量を上げることで、
勉強量×質の両方を最大化することが可能だと考えます。
とは言っても…
ここまでいろいろ言いました。
校舎の手柄のように言ったことも多いですが、
正直8割くらい、
いやそれ以上にこの合格は本人の力です。
確かに、
1年前の模試の判定は悪かったかもしれませんし、
入会当時はナンセンスな勉強法をしていたかもしれません。
それでも、
それまでにしっかりと基礎学力を身に付けてきたのは本人ですし、
私の勉強法の提案に対して素直に向き合って
どんどん勉強を変えていったのも本人です。
私たち大宮校のスタッフは、
その手助けをしたにすぎないと思っています。
これはうちの塾だけではなく、
他の塾・予備校も同様だと思いますが、
どこか優れた塾・予備校に通えば
めちゃくちゃ楽に合格できるわけではありません。
整った環境や正しい勉強法の中で、
一生懸命勉強するから成績が上がるんだと思っています。
その正しい環境や正しい勉強法を教えることが、
ポラリスアカデミア大宮校の役目です。
これについては、どこにも負けない自信があります。
慶應義塾大学はもちろんのこと、
他の大学を志望されている方も、
是非一度体験や受験相談にいらしてくださいね!
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