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【受験生】名古屋市立大学合格へ!科目ごとの傾向と対策【逆転合格】

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はじめに

名古屋市立大学を目指している受験生のみなさん!受験まではあと1年ちょっと。「まだ時間あるし大丈夫…」と思っていると、あっという間に本番です。

この記事では、名古屋市立大学についてや科目ごとの対策法もお伝えしますので、各科目の対策についての悩みもスッキリ解決できますよ!

1.名古屋市立大学の特色と偏差値

名古屋市立大学の特色

名古屋市立大学は、1950年に名古屋市民の手で設立された公立大学で、豊かな濃尾平野に根ざしています。

起源は1884年の名古屋薬学校と1943年の名古屋市立女子高等医学専門学校に遡り、医学部・薬学部から始まり、現在は6学部7研究科を擁する総合大学へと成長。2006年に公立大学法人化を果たし、地域のニーズに応じた多様な学問を展開しています。

名市大の強みは、都市と自然が共存する名古屋の立地を活かし、医療から芸術まで幅広い分野で社会課題に挑む点。

2021年に策定された「名市大未来プラン2021」では、教育・研究の強化と地域貢献を掲げ、未来を担う人材育成を目指します。伝統を継承しつつ革新を続ける名市大は、名古屋と共に進化する大学です。

名古屋市立大学の偏差値と共テ得点率

・経済学部 共テ得点率:79~82%

偏差値:60~60.5

・人文社会学部 共テ得点率:75~82%

偏差値:55

・芸術工学部 共テ得点率:72~76%

偏差値:50-52.5

・総合生命理学部 共テ得点率:77%

偏差値:55

・データサイエンス 共テ得点率:69%

偏差値:62.5

(参考サイト:パスナビ)

https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/1150/difficulty/

2.名古屋市立大学入試問題の出題傾向と対策

名古屋市立大学入試英語の攻略法

名古屋市立大学(名市大)の英語入試は、国公立大学らしい標準的な難易度とバランスの取れた構成が特徴です。

試験時間120分で、長文読解3題と自由英作文1題の計4題を解き切る力が求められます。

名市大英語の全体像

名市大の英語は、大問1~3が長文読解、大問4が自由英作文という構成。すべて記述式で、医学部を含む全学部で共通の問題が使われます。

制限時間120分は一見余裕そうですが、長文のボリュームと英作文の語数要求を考えると、時間管理が鍵。難問や奇問は少ないものの、近年長文が長くなる傾向にあり、速読力と正確な理解力が試されます。

長文読解(大問1~3)の特徴と対策

傾向
長文は内容一致、空所補充、整序問題、指示語の和訳、要旨記述など、オーソドックスな問題で構成されます。

テーマは社会問題や科学など幅広く、理解しやすいものが多いですが、文章量が多いのが特徴。

使用される単語は標準的な国公立レベルで、難しい語には注釈がつく場合も。医学部共通のため、やや専門的な内容が混じることもあります。

名古屋市立大学の英語攻略法

  1. 速読と精読の両立
    長文1題にかけられる時間は約25~30分。市販の長文問題集を活用して、まずは標準レベルの長文で「1分100語」のペースを目指しましょう。過去問で実際の文章量に慣れ、段落ごとの要点を素早く掴む練習をするのもいいです。
  2. 語彙と文法の強化
    頻出順で掲載されているシス単やターゲットで基本単語を押さえつつ、イディオムや文脈依存の表現を文法問題集(Next StageやVintage)で補強。注釈があるとはいえ、知らない単語に頼りすぎない基礎力が必要です。
  3. 記述力の磨き上げ
    和訳や要旨記述では「簡潔かつ正確に」が鉄則。過去問を解き、模範解答と比較して「余計な装飾を省く」感覚を身につけてください。

自由英作文(大問4)の特徴と対策

傾向
語数制限は100~150語で、課題に対する意見を論理的に述べる形式。テーマは多岐にわたり、対策が難しい反面、標準的な英作文の枠組みで対応可能。採点では文法の正確さと内容の明確さが重視されます。

攻略法

  1. テンプレートを準備
    『英作文ハイパートレーニング(自由英作文編)』を使い、「導入→理由1→理由2→結論」の構成をマスター。120語程度を15分で書き切る練習を繰り返しましょう。
  2. 語彙の引き出しを増やす
    同じ表現を繰り返さないよう練習が必要です。テーマが幅広いので、環境や教育など頻出分野を重点的に。
  3. 実戦で仕上げる
    過去問や類似問題で本番をシミュレーション。時間内に書き終え、見直しまで含めて20分以内に収める感覚を掴んでください。

名古屋市立大学の数学攻略法

名市大数学は、大問4題を120分で解く構成で、時間的にはゆとりがある設計です。難易度は標準的で、極端な難問は少ないものの、出題範囲が広いため、対策には網羅性が求められます。記述式のため、採点者に伝わる論理的な解答が重要。特に医学部では、第4問にやや複雑な問題が含まれる年もあり、注意が必要です。

出題傾向と主要単元

学部間で問題が一部重なりつつも違いがあります。

  • よく出る単元:場合の数・確率、数列、ベクトル、微積分が頻出で、どの学部でも対策の柱に。
  • その他単元:図形や整数問題など、細かな分野が登場する年もあるので、全範囲をカバーする学習が欠かせません。
  • 医学部の特徴:第4問で状況が込み入った問題が出ることがあり、読解に時間がかかる場合も。

1題あたり平均30分かけられる計算ですが、難問に時間を取られるとリズムが崩れる可能性があります。

数学で点数を稼ぐために押さえて欲しいこと

  1. 標準問題のマスター
    試験の中心は標準レベルなので、『青チャート』や『フォーカスゴールド』で基本から中級問題を徹底的に押さえましょう。「場合の数・確率」「数列」「ベクトル」「微積分」の定番パターンを反復練習し、記述では「どうしてそうなるか」を明確に書く癖を。
  2. 実戦での時間管理
    過去問をタイマーで解き、1題30分以内に収める感覚を養成。医学部志望者は第4問に40分かけても、他の3題を20~25分で解けるよう調整を。解きやすい問題から確実に仕上げる柔軟性も大切です。
  3. 記述の質を高める
    採点者にわかりやすい答案を目指し、途中式や思考過程を整理して書く練習を。学校の先生や塾講師に添削を頼み、「伝わりにくい点」を改善すると効果的。記述の抜け落ちは失点に繋がるので、丁寧さを意識してください。

名古屋市立大学入試国語の攻略法

名古屋市立大学(名市大)の国語は、人文社会学部のみが対象の二次試験科目です。大問3題(現代文2題・古文1題)を90分で解く形式で、全て記述式が特徴。難易度は標準的ですが、長い現代文と的確な解答が求められるため、準備が重要です。この記事では、名市大国語の特性を捉え、得点を効率的に上げる方法を独自の視点で紹介します。目指すは「内容をしっかり理解し、簡潔にまとめる力」を身につけること。合格への第一歩を踏み出しましょう!

名市大国語の全体像

試験は現代文(評論文)2題と古文1題の計3題で、時間は90分。1題あたり約30分のペースですが、現代文の長文が約5ページと量が多いため、時間管理が鍵を握ります。記述式がメインで、傍線部の説明を求める問題が中心。記号選択はほぼなく、字数制限もない分、ポイントを押さえた解答が求められます。

現代文(大問1・2)の特徴と対策

傾向
評論文が毎回出題され、テーマは環境、生物、医学など多岐にわたります。文章は長めですが、内容は標準的で読みやすいものが多い。設問は「説明してください」といった記述型が主で、読解力と表現力が問われます。

攻略法

  1. 速読と要約力を養う
    長文を効率的に読むため、『国公立標準問題集 CanPass 現代文』のような標準的な評論文に挑戦。1ページを2~3分で読み進め、段落ごとの要点をメモする癖をつけましょう。入試前には新聞コラムや新書(例:『医者が考える健康の秘訣』)を週1~2回読んで知識を広げておくとGOOD。
  2. 記述の技術を磨く
    参考書で解法の基本を学び、過去問で「設問に的確に応える」感覚を養成。自分の言葉で簡潔にまとめる練習を積んでください。
  3. 時間の使い方を工夫
    現代文2題で60分(1題30分)を目安に。長文に時間がかかるので、最初に全体を軽く見て「解きやすい方」から進めるのも一手です。

古文(大問3)の特徴と対策

傾向
古文は標準的な難易度で、具体的な内容理解を問う問題が特徴。文法や単語の知識がベースとなりつつ、説話や歌物語からの出題が多い傾向です。

攻略法

  1. 基礎固めを徹底
    文法と語彙を強化しましょう。助動詞や敬語を重点的に覚えつつ、頻出単語を300語程度マスターしましょう。
  2. 読解に慣れる
    メジャーな古文(『竹取物語』や『源氏物語』など)を読み、内容を掴む感覚を養成。過去問で出題形式に慣れ、「何が問われているか」を意識して解いてください。
  3. 記述のポイント
    簡潔さが求められるので、冗長な表現を避け、要点だけを自然な日本語で書く練習を。過去問の模範解答を参考に、自分の解答をブラッシュアップしましょう。

総合的なポイント

  • 時間配分の目安:現代文60分(1題30分)、古文30分。現代文が長い分、速読力を上げつつ余裕を持たせて。
  • 過去問の活用:名市大特有の長文量と記述スタイルに慣れるため、過去5年分を2周以上。苦手分野を洗い出し、集中的に強化を。
  • 答案チェック:記述力を高めるため、学校の先生や塾講師に答案を見てもらい、「伝わりやすさ」を改善。

まとめ:逆転合格を目指すためのプラン

名古屋市立大学の受験は、共通テストの対策もしつつ二次試験の対策も行わなければなりません。

現時点でE判定であっても心配する必要はございません。必要なことは、志望校の配点や入試傾向から逆算した勉強です。

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